鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年01月31日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月30日(月)
 今日も新聞はライブドア関連の記事が多い。その中で、毎日新聞2面発信箱で「どのツラ下げて…」の見出しで、山田孝男さんが興味深いことを書いているので抜粋したい。
 「検察の尻馬に乗った鈴木宗男バッシングを競いながら、今や彼を評論家としてもてはやすメディア。前日までホリエモンをもてはやしながら、検察次第で怒とうの堀江たたきに走るメディア。むかし軍部追従、いま検察追従で、変わらぬものといえば俗論迎合の卑しさしかないおまえが、どのツラ下げて明日を語り、針路を説くのか。そう感じている読者が少なくないと思う。小泉純一郎首相はホリエモン選挙に肩入れした責任を問われて『批判は甘んじて受けるが、メディアはどうなのか』と切り返した。『新聞批判は甘んじて受けるが、テレビ、週刊誌こそ』と言ってしまいがちな私どもと似ている。いまや政治に対する観察者、批判者であるという以上に、政治権力を生み出す装置となった感のあるメディア。その無節操な暴走癖、過剰な存在感・圧迫感と加害性を省みず、『悪いのはオレではない』と逃げ腰の醜さが読者の失望を誘っているようだ。どうにも旗色が悪いが、毎日新聞は署名記事を原則にしている。」
 山田さんの思い、心配がメディア関係者に浸透していくことを望みたい。
 私は自分の経験則から、メディアも時には検察、外務省の手足として使われていたことを知っている。情報が欲しいばかりに、裏付けのとれないリークを鵜呑みにし、知らず知らずのうちに権力の手のひらの上に乗ってしまうことになる。
 私は検察官と裁判官の増員を是非とも実現して欲しいと願う。動ける人員がいないから検察はマスコミを利用してリークし、世論動向を見る。裁判官も絶対数が少ないから、公判も十分な時間をかけて開くことができない。公務員削減は総花的にやるのではなく、必要の部署は増やす、必要でないところは大胆に少なくしていく。まさにメリハリの効いた現実的な対応をして欲しいと、心から願ってやまない。冤罪や不当な逮捕等の結果を出さない為にも。
 ボクシングWBCフェザー級で、日本選手最年長のチャンピオンになった越本隆志(35歳)選手のことを、どの新聞でも大きく扱っている。「父子一心」「父子で男泣き」の見出しで、「35歳でうれし涙は初めて。流せるもんなんやなと…」と語る越本王者のコメントは、胸を打ち、心に響くものがある。夢を追い続け、努力したものが、頑張ったものが栄光の座につく公平、公正の価値を実現した越本選手は、ライブドアに象徴される、ゲーム感覚で汗もかかずに金儲けに走った一握りの勝ち組に対する、大きな教訓になることだろう。久しぶりに琴線に触れる話に感激である。
 予算委員会が米国産牛肉輸入問題でストップ。輸入再開前に事前に検査官を米国に派遣することになっていたのに、輸入再開後に派遣されている。去年出された川内衆議院議員の質問主意書に対する答弁書の閣議決定と食い違っており、民主党が態度を硬化した為である。
 ここで大きなことは、質問主意書の答弁書は閣議決定され、そこに書かれていることが事実と違う、或いは実行されないということは、内閣を騙したことになるということである。質問主意書がルールに基づき、手続きを取って行われれば、大きな力を持つことが今回の件でおわかり戴けたと思う。同時に、質問主意書の重みが内外に鮮明になったので、私も自信を持って発信していこう。「ルーブル委員会」の件でも明日答弁書が出てくるが、楽しみである。
 今日の本会議は開かれず、明日に持ち越されることになった。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月30日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月29日(日)
 ライブドア事件と耐震建築強度偽装問題が起き、構造改革路線で格差が拡がることに世論調査でも、又自民党の中からもこのままの路線でよいのか疑問の声が大きくなってきている。小泉首相は後継の条件として「改革の継承」を大きな条件にしたが、ここにきてポスト小泉と言われる人も発言に変化が出ている。ライブドア事件が起きる前までは、皆同じラインで構造改革「善」という姿勢だったが、堀江逮捕後、時間が経つにつれ「殺伐とした弱肉強食の道を歩みたいとは思っていない。失敗してもチャレンジできる社会が大切だ」(安部官房長官)、「日本人には錬金術で大金持ちが生まれるという状況がいいのかと気持ちがどこかにある」(谷垣財務相)、「改革の結果、多くの歪みが出てくるのは当然で法律違反はきちんと罰せられるというのが大事だ」(麻生外相)と新聞に出ている。「あまりにも変わり身が早い」、「信念が欠けている」、「軸足が定まっていなく心細い」といった声が多く私のもとに寄せられてくる。同感と思いながら、私は一貫して、竹中平蔵大臣が進める新自由主義経済政策、勝ち組、負け組、都会優先、地方切捨て、格差の拡がる政策は日本人全体のやる気を失い、国力が落ちてしまうと主張してきた。間違った認識ではなかったと最近の世論調査、国民の声を聞く時自信を持つものである。私は負け組から国政にカムバックした者として、挫折や苦しみ、悲しみを味わった人に「鈴木を見ろ、頑張れ、努力すれば報われる、正直に生きろ」と勇気や誇りを与えていきたい。それが新党大地、鈴木宗男の役割だと考えている。これからも国民の目線、価値観に立って主張して参りたい。
 麻生外相は28日名古屋市での講演で、小泉首相の靖国神社参拝問題に関連して『英霊からしてみれば天皇陛下のために「万歳」と言ったのであって総理大臣万歳といった人はゼロだ。天皇陛下の参拝が一番』と述べたと新聞に載っている。外相が戦略、戦術をもって発言しているのならよいが、薄っぺらの気持ちで言っているなら大きな問題になってこよう。特に天皇陛下の名前を軽々に言うべきではない。今後の議論を待つことにしよう。
 「頭越しの米軍再編 鈴木宗男氏が批判」と沖縄の新聞に見出しつきで載っている。昨日の講演の中での発言だが、米海兵隊の移転を最初に北海道に受け入れた責任者としてこれからも沖縄の負担軽減に私なりに努力したい。政治家として、沖縄との関わりを持ってきた経緯を大事にし、沖縄県民の思いをしっかり代弁していきたい。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月29日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月28日(土)
 釧路駅発の夜行列車で南千歳駅へ。ホテルで洗面して苫小牧に向かう。第61回冬季国民体育大会スピードスケート、アイスホッケー競技会の開会式に出席。43の都道府県から精鋭が集う。山口、奈良、和歌山、三重県からの選手団はなかったが、南は沖縄、九州は全県からの参加で、ウェアも各道府県の特徴が出ていた。
 入場行進で気になったことがある。それは、バラバラの行進でまとまりがなかったことである。行儀悪く見えて仕方なかった。スポーツマンの基本は礼儀正しく、さわやかであるべきだと思うが、緊張感のない、まとまりのない姿に少しガッカリである。せっかく皇太子殿下がご臨席されているのであるから、堂々と、そして整然とした行進をして欲しかった。
 予定より10分も早く終了し、びっくりした。こうしたビッグイベントはどうしても押せ押せになり、時間が後ろに遅れるものだが、今日は違った。入場行進の時間が予定よりも結果的に早まったことになっていたが、この点ダラダラした開会式にならなくて良かったと思う。
 共同通信社の世論調査(26・27日実施)で、構造改革について「見直すべきだ」との声が50.6%と過半数を占め、「勝ち組」「負け組」経済的格差について75.0%が「広がっている」と答え、「格差社会」を裏付けている。国会答弁で「格差」はないといった小泉首相は、この結果をどう受けとめるのであろうか。新自由主義、ハイエク型、弱肉強食の格差の広がるやり方に疑問を呈し、公平配分型を主張してきた私の考え、新党大地の訴えは、国民の思いと一緒だと言うことが示された。これからも私は国民の目線、価値観で行動して参りたい。
 武部幹事長が昨日の記者会見で「反省すべきは反省しなければならない」と低姿勢に転じたと、昨日の夕刊各紙に出ていたが、もっと潔く、かつ謙虚であって欲しい。竹中大臣も、幹事長から選挙応援を頼まれたと昨日明らかにしており、武部幹事長の判断間違いは明白だ。タイミングを失してのいいわけは見苦しい限りである。心の準備なくしてポストに就いたツケが段々と出てきたと言うことか。昔の武部氏は周囲の人に配慮し、弱い人の味方であったが、権力がこうさせたのか、または自己保身、栄達を求めて心をなくしたのか。35年前の北海道議会選挙で武部氏を応援し、奇跡の当選に協力した私としては、昔の武部氏の印象が懐かしい。
 12時45分千歳発で羽田へ。羽田15時発で沖縄へ向かい、沖縄の商工会青年部の有志と懇談。その後、私の後援会会合。久しぶりの沖縄の皆さんの人情は温かいものである。日本列島を横断したが、僅差は30度。体が一番驚いていることであろう。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月28日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月27日(金)
 8時から世界銀行朝食会。議員会館に入り、TBSテレビ イブニングファイブ取材。13時から本会議。15時15分羽田発で釧路へ。18時から釧路市新年交礼会。大勢の人が出席して下さり、盛会であった。国政に復帰してからの各会合は、やっぱり勢いが違う。「当選してなんぼ」の議員の立場を痛感するものである。あらためて、敗者復活させてくれた心ある北海道の皆さん、全国の後援会の皆さんに、感謝の気持ちで一杯だ。
 予算委員会での質疑が新聞に出ているが、牛肉輸入について小泉総理は「責められるべきは米国側だ。なぜ日本が責められるのか分からない」と答えているが、その米国から、大統領自ら早期輸入再開に向けて電話もあり、首脳会談でも要請されたのではないか。米国の希望に沿って輸入再開を決めたのは、日本政府である。その責任はないのかと国民は思っているのだ。
 堀江前社長の選挙応援について、武部幹事長批判が続出しているが、森前首相が「非は非として謙虚に認め、どうリカバリー(回復)するかが大事だ」と言っている。極めてわかりやすい表現である。谷垣派の例会でも「『堀江前社長を利用しようとしたのは軽はずみだ。率直に「ごめんなさい」と言うべきだ』との声が上がった」と朝日新聞4面に書かれている。どちらも国民の側にたった声である。
 だいたい「私の息子です。弟です」と言った武部幹事長の演説はテレビで何回も流され、うんざりしている。竹中総務大臣も「総理とホリエモンと竹中でスクラムを組んで改革をやるんだ」と演説していた姿がよくテレビに出ていた。少なくとも、堀江氏と組んで、何をもって改革だったのか、しっかり国民に説明してほしいものである。時の幹事長、大臣が行って話す一言一言が、あの時点でライブドアの株を政府・与党が保証したと受けとめた人は多かったのではないか。この点、国民にはっきりと、言葉の遊びではなく説明責任があると思うが、国民の皆さんも同じ思いではないだろうか。
 パレスチナ評議会選挙で「ハマス圧勝へ」と出ている。テロ組織として武装解除をしない限り、対話を拒否しているイスラエルや米国はどうするのか。ブッシュ大統領は緊急記者会見し、「イスラエル破壊を掲げる組織は支持しない」と述べている。中東和平の道はどうなるのか。これからも高い関心を払っていこう。
 政府が今国会への提出を目指す、女性・女系天皇を認める皇室典範改正案につき、提出見送り、慎重論が広がっているとの記事が目につく。国家の基本に関することであり、拙速な、思いこみでの法案提出はするべきではない。以前にも触れたが、「有識者会議」の提案が最善、最良のものかどうか、国民の代表たる国会議員がしっかりと議論することが大事である。私には三笠宮寛仁親王殿下がお話しされていることが自然であり、当然と思えるのだが。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年01月27日 | Weblog
ムネオ日記
2006年1月26日(木)
 終日議員会館で仕事。
 予算委員会が始まったが、緊迫した質疑はなかった。建築偽装、アメリカ牛肉、ライブドア各問題も、新聞、週刊誌等に出ていることの延長線上での議論である。国会なのだから、なぜこうした問題が起きたのか、建築偽装なら規制緩和の行き過ぎ、米国牛肉ならアメリカの圧力、ライブドアなら新自由主義経済政策の間違いとか、政治の責任、本質の議論を国民は期待していたのではないか。おとなしい薄っぺらの質疑に、国民はなんと感じているだろうか。その事が私には怖くてならない。
 今日も朝刊、夕刊ともに、ライブドアの捜査のことが書かれている。さもさも自分が聞いてきた様なつくりになっているが、権力側、捜査機関のリークで記事がつくられているのだろうか。私の経験からだが、私が話してないこと、事実でないことが報道されていたが、意図的、恣意的なリークで世論をつくっていくのも権力側の手法だと痛感したことがある。捜査は捜査として、事実究明に向けしっかりやればよいのであって、自分たちの手足の様にマスメディアを使うのはよくない。メディアの皆さんも、権力側のリーク、一方的な情報で記事をつくるのは危険である。私の場合でも、外務省、検察の流したムネオハウス、アフリカODA、秘書のジョン・ムウェテ・ムルアカの件で散々バッシングされたが、これらで今裁判をしているものはない。堀江容疑者にしても、最終結論が出るまで推定無罪であることを頭に入れて、落ち着いた報道を期待したい。
 私はお金が万能という考えにくみ与するものでなく、額に汗し、努力した者が報われる社会がより公平、公正と思っている。このことからして、ゲーム感覚で不労所得を得るやり方は、日本人全体のやる気をなくす点でも問題であり、今回の事件を機に、日本人の勤勉性、道義を重んじる価値観を取り戻すことを期待するのである。
鈴 木 宗 男
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