鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

お断り 当ブログサイトは個人で発信されており、鈴木宗男事務所、後援会とは一切関係有りません。

宗男日記から

2007年02月28日 | Weblog
ムネオ日記
2007年2月27日(火)
 自民党は26日党本部での党改革実行本部の総会で、事務所費の領収書添付を見送る事を決めたそうだが、その理由がふるっている。「『政治活動の自由を阻害しかねない』との慎重な意見が大勢を占め、見送られた」(読売新聞4面)。国民の税金から歳費や各種手当を戴き、また税金のかからない政治資金を戴きながら、透明性の確保、情報の開示をしないというのはどういう事か。
 政治活動の自由を阻害しかねないと言う人にお尋ねしたい。民主主義に必要なコスト、経費がかかる事は国民も理解している。その上で「税金から戴いたお金、税金のかからない政治資金はこのように有効に使っています」と公表した方が、より国民の理解、信用を得られるのではないか。永田町の常識が非常識と言われない為にも、ここはきちんと公開していく方法に改める事が政治の信頼回復になると思うのだが。私は政治資金収支報告書の中で、事務所費については率先してわかりやすく、項目別に明らかにして参りたい。
 衛藤晟一氏の自民党への復党問題が今日も各紙に載っている。公明党は当初反対していながら、ここに来て「自民党の判断だ」と容認する意向を見せているのも、この問題を複雑にしている。選挙に絡む事なので、何か見えないところで「大人の話し合い」があったのかと勘ぐるむきもある事だろう。
 先の衆議院における造反組の復党、そして今回の参議院選における復党は、選挙の際、国民にわかりやすい選択をしてもらう上で格好の材料になり、安倍総理総裁の決断は野党にとって追い風にもなるし、追い風に持って行かなくてはならない。「民主党の基礎体力が問われる場面であり、相手のエラーを得点に結びつけられない様では何の為の政権交代構想か」といった声が私のところに寄せられる。私もうなずくのみだ。
 8時から朝食勉強会。11時半から在京大使館の昼食会。
 13時過ぎからエンフバヤル・モンゴル大統領の国会演説。日本・モンゴル関係についてのエンフバヤル大統領のお話は極めて格調高く、腹に入るものであった。その後、モンゴルの国会議員の方が私の事務所に来てくれる。
 18時半からTBS(北海道はHBC)のみのもんたの「ずばッとコロシアム春」(3月3日(土)19時から21時まで放送)の収録。今日も慌ただしく一日が過ぎた。
◎ 本日提出した質問主意書2件
① 2002年9月12日の日米首脳会談に関する質問主意書
② 北朝鮮による日本国民の拉致問題の解決に向けたロシアの関与に関する質問主意書
● 本日答弁書を受領した質問主意書3件
① 2002年8月21日の外務事務次官室における会議に関する質問主意書
② 外務事務次官のモスクワ出張への欧州局長、ロシア課長の同行に必要性に関する再質問主意書
③ 日朝平壌宣言の作成過程における外務省条約局の関与に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆



宗男日記から

2007年02月27日 | Weblog
ムネオ日記
2007年2月26日(月)
 毎日新聞朝刊1面トップに「内閣不支持率41% 支持36% 初の逆転 本社世論調査 指導力に不満拡大」と出ている。世論調査を気にするなと小泉前首相は言ったが、世論の人気でなった人は、気にするなと言っても気になる事だろう。小泉前首相は世論を背に発信してきて、それがうまく一致して長期政権になったが、安倍首相は常識人ゆえの判断、発信が、国民にとっては分かりづらいのかもしれない。
 日本経済新聞も朝刊2面で「有権者様子見 安倍内閣改革『消極的』が5割」との見出しの記事があり、「支持する」49%、「支持しない」41%、 「いえない、わからない」が10%で、前回と同じであった。各紙の世論調査での一つの傾向は、指導力が発揮されていないという流れで、これからが正念場といったところだろう。
 参議院の舛添政審委員長が、「参議院は衆議院に落選した者の姥捨て山ではない」といった発言をしているが、今後更に郵政造反組の復党イコール参議院選挙出馬と言う構図になれば、世論は敏感に反応する事だろう。そうなれば政治がダイナミックに動き、国民もより今の政治の流れを変えようという判断をしてくれるのではないか。
 政務調査費に関して、東京23区の内昨年4月時点で収支報告書に領収書添付を義務付ける区は9区だったが、今春以降22区に増える見通しであると、毎日新聞夕刊に載っている。区民の税金を使うのであるから当然であり、分かりやすく、より理解される事と思う。
 国会議員も月100万円の文書通信交通滞在費を税金から戴く以上、すべて使途を明らかにすべきである。国民に負担を求めるなら、まずは自ら律しなくてはいけない。国会議員の政務調査費も税金が原資である。党が一旦まとめて受け取るのではなく、国会議員個々人に渡し、これも何に使ったか明確に国民に説明できるようにするのが当然ではないか。
 国民の汗と涙の結晶である税金を戴く以上、より国民に対して情報の透明性確保を図り、情報を開示していく事が必要である。私はこの事の実現に向け、しっかり努力したい。
 議員会館で一日仕事。午後から講演を一カ所頼まれ、検察のあり方、捜査について私の経験則を話させて戴く。検察のやり方に対し、出席された皆さんは良い印象を持っておらず、話しやすい場であった。
 19時半より東海ラジオの「大仁田厚の2クール」に出演。大仁田厚参議院議員と政治放談をする。
◎ 本日提出した質問主意書2件
① 在ロシア連邦日本国大使館の大使公邸に関する再質問主意書
② 在ロシア連邦日本国特命全権大使の人事に関する再質問主意書
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆


宗男日記から

2007年02月26日 | Weblog
ムネオ日記
2007年2月25日(日)
 5時半に起き、女満別空港に向かう。国後島から太陽があがってくる。目の前の島に、何とも言えぬ郷愁きょうしゅうを覚える。
 戦後62年、一つの島も還ってこないこの現実に、政治がなかったと痛感する。北方領土が返還されるチャンスは数度かあった。クナーゼ提案、森-プーチン・イルクーツク声明等、あの時受けていれば、交渉が継続されていればとつくづく思う。
 この6年、領土問題は前進はおろか後退してしまった事に、基礎体力のない政治家が間違ってポストに就いてしまうと国益を損なってしまう事に、国民は気付いただろうか。外交は積み重ねである。過去の約束、首脳会談、宣言、声明等を基に、お互いの名誉と尊厳を尊重しながら、お互い良かったと言える結果を出さなくてはならない。国境の街・羅臼らうすから、改めて領土問題解決の重要性を感じる。
 朝日新聞34面の「鹿児島公選法事件 全員無罪 筋書き捜査 自供を強要」との見出し記事に目がとまる。「鹿児島地裁の判決によると、藤元さんは検察官の取り調べに、警部補の名前を挙げて『殺してやりたい』『逮捕して下さい』と訴えた。『取り調べが平穏なものであればこのような発言が出るとは考えにくく、厳しさをうかがわせる。これに耐えられず、早く解放されたい一心から迎合し、虚偽の内容を自白したとの疑いがぬぐい去れない』。判決はそう指摘した。」と書かれている。この藤元さんの訴えに対して、検察官はなぜ取り調べの状況を検証しなかったのか。起訴したのは検察側である。警察と検察の、人を人と思わないやり方が見えてくる。
 私の秘書の宮野が偽計業務妨害で逮捕され、有罪判決を受けた。宮野秘書は頭の手術をし、療養中で釧路事務所にいなかった事がはっきりしているのに、検察側のシナリオで釧路にいた事にされている嘘の調書が、信用性が高いという判断が下され、宮野秘書は有罪になっている。こんな事がまかり通っていいのか。真実を解明する法廷で、作り話、デタラメを元にして判決が下される事があっていいのかと、憤りを感じたものだ。今回の鹿児島地裁の判決は、検察、警察の行き過ぎに大きな警鐘を鳴らしたものと思う。真に公正、公平な判断をして戴きたいと、心から願ってやまない。
 検察が正義の味方だと思ったらとんでもない。自己中心で、ストーリー、シナリオを作って、それに当てはめて証人を呼び、都合のよい調書がつくられている。この事を1人でも多くの国民に知ってもらいたい。
 9時半女満別空港から羽田へ。東京駅に向かい、新幹線で宇都宮へ。講演を頼まれており、一時間半講演し、質疑応答をする。朝、北方領土を見てきた事もあり、日ロ関係、領土問題を中心に話をさせて戴く。少しでも関心を持って戴けたらと思う。
 夕方東京に戻る。東京マラソンから一週間、今日の東京は先週とは全く違う光景に映った。変化のある世界の大都市・東京である。
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆



宗男日記から

2007年02月26日 | Weblog
ムネオ日記
2007年2月24日(土)
 2003年、鹿児島県議選の買収・被買収事件で鹿児島地裁は元県議を含み12人の被告全員に無罪を言い渡した判決は大きな反響を呼んでいる。
「被告人らの自白は、あるはずもない事実がさもあったかのように具体的かつ迫真的に表現されている。」
「自白の成立過程で、追及的、強圧的な取り調べがあったことをうかがわせる。」「会合は存在しない。」「客観的事実は全く提出されておらず、供与金の原資が全く解明されていない」等々捜査を厳しく批判した判決である。
 警察の乱暴な捜査手法がみえてくる。何故この様なやり方が通用したのか徹底的に解明されなくてはならない。
 県警幹部は即刻責任をとるべきである。同時に検察にも責任がある。この不自然な捜査に手を貸すような、チェック機能が全く働いていないことをなんと国民に説明するのか。密室の取り調べでどんなやり方をしているのか。検察責任も当然明らかにすべきである。
 私の事件でも無理矢理作り上げた経緯を思い出す。参考人を呼んで「東京地検」という名のもとで強引なやり方で私に不利な証言を数々とっていった。私の事件では私の女性秘書は子宮ガン大手術の後の3ヶ月、まだ治療をうけている最中に起訴できないのは明白なのに、逮捕して私に不利な調書をつくりあげた。可哀想に女性秘書は一年後亡くなってしまった。血も涙もないやり方である。
 また検察に協力しないと官製談合に手をつけるぞ、鈴木に金をやったと言えばいいのだと執拗に圧力をかけるやり方。その人は裁判で証言に立った翌日、脳梗塞で倒れてしまった。奥さんが「主人は検察に言わされました」と涙ながらに話をしてくれた。これが検察の手法である。
 国家権力を背景に事実でない、自分達のシナリオ、ストーリーをつくりその中で立件、起訴していくやり方は真の公平・公正ではない。今回の鹿児島地裁の判決をよみながら裁判長が正確にかつ事実関係をよくよく把握し判断をしてくれればよいが、検察寄りのスタンスで考え判断したら恐ろしいことだとあらためて考えながら、検察の責任、警察の責任をしっかり問うていきたい。
 11時から釧路管内弟子屈町で後援会長の高橋さんのお父さんの33回忌、お母さんの三回忌法要でお参りし、正午から根室管内中標津町で中標津・標津後援会合同の新春交礼会、400人の人が集まってくれる。18時から羅臼町後援会新春交礼会、200人の参加。両会場とも熱心な人が、いつもの顔が来てくれており有難い。
 多原香里さんも顔を出し、7月の参議院選挙の支援をお願いする。
 勿論私からも4月の知事選は荒井聡さん、7月は多原香里さんを宜しくとお願いし理解を得る。
 何故荒井か、どうして多原かという説明をさせてもらったが、私の話を聞いて皆さん納得して下さる。やっぱり同志、後援会は有難い。
 羅臼、中標津と日本の最東端から大きなうねりをおこしていきたいと同時に目の前の国後島を見ながら北方領土問題解決をしなければと強く感じた次第である。
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆



宗男日記から

2007年02月24日 | Weblog
ムネオ日記
2007年2月23日(金)
 北海道が来年の主要国首脳会議(サミット)の開催地として手を挙げたが、「お金がない。財源負担になる」と言って高橋知事は何もしてこなかったのに、今頃になって誘致と言うのは、これも中央からの押し付けを受けたものだろう。「北海道でサミットを」と2000年サミットでも誘致運動をした経緯があり、その流れからして「次は必ず誘致する」と、継続性を持って進めるのが筋だろう。中途半端な思いつきで、上からの押し付けにすべて服従する、権力に弱いリーダーでは困る。この事からしても、やはり荒井聰あらいさとし知事を誕生させ、世界の中心・北海道にしていきたい。「北海道が良くなれば日本が良くなる」「明日の日本をつくる北海道」という視点で頑張っていきたい。
 昨日、ノルディックスキー世界選手権札幌大会が開幕した。1972年の札幌オリンピック以来、ジャンプ、複合、距離で世界のトップクラスの選手達が札幌に集まり、11日間の熱戦が繰り広げられる。ビッグイベントなのに、宣伝が行き届いていないせいか、今ひとつ注目されていない。是非とも1人でも多くの人に観戦してもらい、声をかけて欲しい。私も大会前から呼びかけているが、さらに努力をしていこう。日本選手の活躍を期待したい。
 15時羽田発で釧路空港に向かい、車で北見に入り、北見ブロック(北見市、佐呂間町、常呂町、置戸町)後援会新春交礼会。多くの人から「事務所費の公開をなぜしないのか。法が不備ならなぜ改正しないのか」と言った声を聞かされる。総理総裁が法改正をやりますと言えば、すぐ透明性が高まり、国民の理解も得られると考えるのだが、政府・与党は及び腰で、ちっとも進んでいない。「民主党の小沢代表は国民に説明責任を果たした。今度は自民党が国民に説明する番ではないか。早くやって欲しい」という声が圧倒的だった。こうした国民の声を安倍首相はなんと受け止めるのか。とにかくはっきりして欲しいものである。
◎ 本日提出した質問主意書1件
・ 在外公館が配置する美術品についての国会議員の資料請求を外務省が拒否した事案に関する再質問主意書
● 本日受領した答弁書7件
① 民間人学者のモスクワ立ち寄り経費の外務省関連国際機関による負担に関する再質問主意書
② 国後島に日本政府が建設したプレハブ倉庫のロシア国境警備局による使用問題に関する質問主意書
③ 北方四島におけるインフラ整備に関する再質問主意書
④ 在ロシア連邦日本国大使館政務担当公使の贈与等報告に関する質問主意書
⑤ 在ロシア連邦日本国特命全権大使の人事に関する質問主意書
⑥ 在ロシア連邦日本国大使館の大使公邸に関する質問主意書
⑦ 日朝交渉における「ミスターX」に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆