鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2008年03月30日 | Weblog
ムネオ日記
2008年3月30日(日)
 北海道新聞一面トップに「ガソリン混乱政治よ聞け、中小の悲鳴
 暫定税率分大手のようには吸収できぬ 赤字覚悟で値下げ追随」という見出し記事がある。一部紹介したい。
 『「どんどん安くなれば、廃業もやむを得ない」-。ガソリン税の暫定税率の期限切れが迫る中、4月1日以降、赤字覚悟の値下げ競争に巻き込まれかねない中小ガソリン販売業者が悲鳴を上げている。安いセルフ型スタンドの増加、取引先の倒産など、取り巻く環境がただでさえ厳しい中、道路問題をめぐる国政レベルでの駆け引きのあおりをもろに受けた格好だ。資金繰りに苦しむ零細業者からは「政争の具にされた」と怒る声とともに、深いため息が漏れる。』
 北海道新聞は20日の朝刊一面でも「ガソリン値下げ現実味、混乱必至業界恐々、スタンドに消費者殺到 課税済み在庫 重荷」という見出しで次の様な記事がある。
 『ガソリンにかかる揮発油税などの暫定税率の期限切れが3月末に迫り、道内のガソリン業界などに困惑が広がっている。日銀総裁人事をめぐる与野党の対立で、一時的にでも税率が撤廃される可能性が強く、4月以降の値下げに消費者の期待は高まる。ただ、3月分の在庫がある間の値下げは難しく、値下げ後の客の殺到など混乱も予想され、関係者は「政治家は一日も早く方向性を出して」と祈るばかりだ。』
 こうした零細業者の声は与党も野党も心して聞くべきだ。政争の具にしてはいけないし、政局にする話ではない。純粋に、真摯に議論することが求められている。速やかにまとめて欲しいものである。
 昨夜は23時半釧路駅発の夜行列車に乗り、6時20分札幌駅に着く。10時半から後志管内余市町で「北海道横断自動車道黒松内・小樽間建設促進総決起大会」に出席し、挨拶する。
 24日に決起大会の案内がきたが、時宜を得たものと受け止め、日程を変更して駈けつけたのである。800人の市町村長、議員関係者、管内の商工会、関係者が暫定税率の維持と北海道横断自動車道黒松内―小樽間の早期建設を強く要求された。私も優先順位の高い道路と受け止める。必要な道路はつくらなくてはいけない。
 16時05分千歳空港発で稚内に向い、18時宗谷管内猿払村で新党大地・鈴木宗男猿払後援会の会合。熱心な支持者が大勢集まってくれる。猿払村は人口2914人(平成18年3月31日現在)、ホタテと秋シャケ等「育てる漁業」で脚光を浴びている。キラリと光る村である。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年03月30日 | Weblog
ムネオ日記
2008年3月29日(土)
 昨日は3回も本会議が開かれたが衆・参ねじれのたまものである。
 本予算が成立し、租税特別措置法改正案の中で道路特定財源を除き二ヶ月延期することも与野党間で合意された。国民生活を考える上で懸命な判断である。二ヶ月延長ということはいわゆる「つなぎ法案」だが、ここで思い出していただきたい。
 自民党の伊吹幹事長が一月に道路関係の「つなぎ法案」を提案し様々な議論、声があったが、どうだろう。昨日の合意を見ても結果的に伊吹幹事長のチエ、戦略通りになっているのである。
 一月の中頃伊吹幹事長から「つなぎ法案」の話を聞かされた時、なるほどと思いながら、伊吹さんの考えにうなずいたものである。あの時、私は1月25日だが大地塾で「つなぎ法案」の話をさせてもらった。
 沢山のマスコミ関係者がおられたがどこも反応がなかった。奇策でもなければ、想定外でもないのである。政治家はそれなりの読み、先見性もなければいけない。その為には基礎体力を持ち合わせていないと出来ることでない。これからも伊吹幹事長の発言、言動は重みを増すことだろう。
 志ある政治家は伊吹流をしっかり頭に入れておいて損はないと思うのだが。
 6時55分羽田発で女満別空港へ、網走管内遠軽町に向かい、大変お世話になっている方の弔問2ヶ所。お見舞い2ヶ所して北見市に入り、13時から網走管内佐呂間町で大変お世話になっており、全国、全道に乳牛、ホルスタイン関係者では知らない人がいないといってもよい田中忠正さんのご長男の結婚披露宴に出席挨拶。
 その後網走管内津別町で弔問2ヶ所。釧路市を経由して19時から根室管内中標津町で昭和58年最初からお世話になった川上さんの息子さんの結婚式に出席。20時半から根室管内中標津町青年部の会合。釧路市に戻り今夜は23時半釧路駅発夜行列車で札幌に向かう予定である。北海道を半分まわった様な一日だった。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年03月29日 | Weblog
ムネオ日記
2008年3月28日(金)
 参議院で本予算が否決され、両院協議会協議員選挙のための本会議が18時半から行われる。両院協議会で意見の一致を見ず、今日3回目の本会議が20時50分から行われ、とりあえず本予算は成立した。
 衆・参ねじれの典型的なパターンであり、生産性のあるやり方ではない。この様なことをいつも続けることは避けなくてはならない。その為にも与野党とも主張は主張として、国家国民の為の判断をしなくてはいけない。
 民主主義は一に手続であり、次にその中身、内容である。
 昨日福田首相は記者会見をし、道路特定財源について「2009年度に一般財源化する」と大きく踏みこんだ話をされた。首相としての大きな決断をしたのだろう。しかし自民党内の反応は冷ややかなものである。
 だが、それを真に受けてはいけない。党内をまとめるには首相と距離感をおくことも大事である。伊吹幹事長の発言を巡って「首相との意思疎通を欠いている。バラバラだ」と民主党の幹部が言っているが、裏の裏を読めていない。それは自民党にも言えることだが、どう役割を分担し、司(つかさ)司(つかさ)でどう上手くソフトランディングさせるかとなると、時にアドバルーンを上げ、時にブラフをかまさなくてはならない。どうも与野党ともまとめ役のプレーヤーがいないと感じるのは、私一人だろうか。伊吹幹事長や古賀誠選対委員長は、なかなか意味のあることを言っていると私は受け止めている。
 とにかく、今のやみくもに対立する与野党の構図は国民に嫌われる。国民の代表たる国会議員は、国民の胸の内をしっかり踏まえて行動することである。私は新党大地という一人会派だが、誰よりも国民の声、前よりも後ろの声を大事にしてやっていく。
 夕方北海道北見市で私の秘書である森部浩司北見市議会議員の会合に出席する予定だったが、本会議が入ったため失礼する。私のせいではないが、申し訳ない思いである。

本日提出した質問主意書3件

№124 防衛省における裏金組織についての調査に関する質問主意書

№125 志布志事件に携わった鹿児島県警警察官に対する表彰の適否についての政府の認識に関する第3回質問主意書

№126 竹島返還の実現に向けた政府の取組に関する第3回質問主意書

本日受領した政府答弁書5件

№107 竹島返還の実現に向けた政府の取組に関する第3回質問主意書

№108 草の根・人間の安全保障無償資金協力を巡る債務についての外務省の対応と国民に対する説明責任に関する質問主意書

№109 国後島北方海域での日本船拿捕事件等についての外務省の対応及び情報開示に関する質問主意書

№110 1945年3月10日の東京大空襲についての福田内閣の認識等に関する再質問主意書

№111 ミャンマーにおける邦人殺害に係る政府の対応に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
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宗男日記から

2008年03月27日 | Weblog
ムネオ日記
2008年3月27日(木)
 土井隆雄さんが搭乗したスペースシャトルエンデバーが無事着陸した。晴れやかな土井さんの笑顔が印象的である。宇宙から見た地球はとても小さな星だった事だろう。そして今の日本の政治をどう受け止めたであろうか。
 与党、野党それぞれ主張はすれど、まとめようとする気持ちがあるのだろうか。民主主義は折り合いをつける手法である。議論に議論を重ね、そこで得た結論はお互い尊重する、これが大前提である。俺が俺がの「我(が)」の世界ではなく、お蔭お蔭の「げ」の世界も必要だ。
 年度末になり、与野党とも政局よりも生活感あふれる政治をして欲しいと国民は思っていることを忘れてはいけない。原油が高騰したのは暫定税率があるからではない。日本にとって死活問題のエネルギー政策について、アメリカ一辺倒でいいのか、中東にだけ大きな依存をしていていいのか等々、将来の日本のあるべき姿、世界戦略について骨太の国会質疑があっただろうか。
 私はロシアを一生懸命やってきたが、それは北方領土問題解決はもちろんだが、サハリンからの天然ガス、油を北海道に持ってきたいと考えていたからだった。アフリカについても、「日本がいずれアメリカ、ヨーロッパのアングロサクソンから叩かれる時が来るかもしれない。その時、誰が日本を守ってくれるか。アフリカ53カ国が『我々が苦しかった時、一番助けてくれたのは、協力してくれたのは日本だ。その日本を叩くのなら、我々アフリカ諸国は日本の側に立って闘う』と言ってくれる環境をつくっておくのが、今を生きる政治家の責任だ」と考えてやってきたのである。
 私は地球儀、世界地図を見ながら政治に取り組んできた。その後国策捜査に遭い、天国と地獄を経験したが、権力側にいた時は、前しか見ていなかった。今は横も後ろも見えるし、特に後ろの声を大事にしたいと考えている。
 年度末を控え、与野党とも国民本位でしっかりしたわかりやすい折衝をして戴きたいものだ。福田首相がせっかく提案したことに対し、野党もまず反対ありきではなく、国民生活を考えて検討してもらいたいと心からお願いしたい。

本日提出した質問主意書2件

№122 警察組織における裏金問題を実名で訴えた現職警察官に対する警察庁の対応等に関する質問主意書

№123 検察組織における調査活動費の裏金流用に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
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2008年03月26日 | Weblog
ムネオ日記
2008年3月26日(水)
 14時から北海道選出議員による超党派の「アイヌ民族の権利確立を考える議員の会」が開かれる。自民党の今津寛代議士が代表世話人で、民主党の鳩山由紀夫代議士、公明党の風間昶(ひさし)参議院議員、自民党の橋本聖子参議院議員、そして私が世話人となりスタートする。
 昨年9月13日、国連総会において、「先住民族の権利に関する国連宣言」が圧倒的多数で採択された。私はこの2年半で1059件の質問主意書を提出したが、そのうちの24件はアイヌ民族の権利の確立に関するものである。地道な取組の結果、やっと先が見えてきた思いである。まずはアイヌ民族の名誉と尊厳をきちんと確立してあげることが何よりだ。
 平成9年、アイヌ新法を成立させた時、私は自民党の委員長としてそれなりの役割を果たした。平成8年4月、「ウタリ対策のあり方に関する有識者懇談会」の報告書ができ、ウタリ協会の皆さんが総理官邸で橋本総理、梶山官房長官に会う機会をつくったのも私であった。様々な巡り合わせを感じながら、アイヌ民族の権利の確立に向け、頑張って参りたいと思う。
 北海道の先住民族はアイヌ民族である。北方四島の先住民族もアイヌ民族である。サハリンも同じである。文化、歴史の面でロシアと共通の価値観を有することは、領土問題、エネルギー問題の解決に向けて、多面的、重層的アプローチができると私は考えている。
 その為にもアイヌ民族の権利の確立は大事なのである。私のライフワークとして取り組んでいく。

本日提出した質問主意書2件

№120 在ウズベキスタン大使館に配置されていた日本画が消失した件についての外務省の説明及び管理責任に関する第3回質問主意書

№121 外務省が適正であるとする同省におけるワインの管理方法に関する第3回質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
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