鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年05月24日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月24日(日)
 韓国の盧武鉉前大統領が自殺としたとのニュースに驚く。
 不正資金疑惑で検察の捜査を受けての、決意の死か。パソコンに残した家族宛の遺書が切ない。

 〈非常に多くの人々にお世話になった。私のせいでいろいろな人が受けた苦痛は、あまりにも大きい。今後受ける苦痛も推し量れない。余生もほかの人の負担になるだけだ。健康が思わしくなく、何もできない。本を読むことも、ものを書くこともできない。あまり悲しまないでほしい。生と死はすべて自然の一部分ではないか。(私に)申し訳ないと考えないでほしい。だれも恨まないでほしい。運命だ。火葬してもらいたい。そして家の近くにごく小さな石碑を一つだけ残してほしい。(これは私の)昔からの考えだ〉(読売新聞3面)

 考えに考えての決断だと思うが、残された家族の気持ちを推し量ると、尚(なお)辛い。連日マスコミに叩かれ、検察の厳しい取り調べに人生を諦めたのだろう。
 7年前、私もメディアスクラムとも言うべきバッシングに遭い、権力側のリーク、世論誘導によって追い込まれた時は、「死んだ方が楽か」と、ふとそんな思いが脳裏をよぎることがしばしばあった。一人になっていたらその道に走っていたかもしれない。
 家内が私を一人にしなかった。家内が私の側につけない時は、子供が、子供が都合が悪い時は秘書が、四六時中側にいてくれた。
 人生、ちょっとした心配りで、また変わるものである。盧武鉉前大統領は警護員と一緒に山に登ったそうだが、警護員に前大統領の胸の内をわかれといっても酷である。
 韓国では「検察のやりすぎだ」という声が起きているそうだが、日本でも捜査の過程で自ら命を絶った人が数多くいる。また、私の秘書であった佐藤玲子さんの様に、検察に無理矢理逮捕されて、治療も受けられず、かわいそうに亡くなった例もある。
 どこの国でも権力が暴走すると恐ろしいことになる。人が人を捕まえる、裁くということは重いことだ。政治的、経済的事案は粛々(しゅくしゅく)と冷静に進めることが大事ではないか。韓国の出来事ではあるが、日本にも関係することなので、真の公正、公平な社会作りにむけ、政治家は心しなくてはいけない。官僚の暴走は断じてあってはならない。
 千歳市議会議員選挙が告示された。新党大地推薦の堀江政行さんの応援のため、街頭演説をし、一緒に遊説車に乗って千歳市内を回る。
 13時の千歳発で上京し、15時半からJR東日本労働組合主催の「美世志会は無実だ!公正公平な裁判を求め、えん罪・JR浦和電車区事件の逆転勝利を勝ち取る東京集会」に招かれ、講演する。私も経験していることなので、国策捜査について話す。
 18時半、茨城県に行き、前衆議院議員の小泉俊明さんの後援会会合に講師として出席。小泉さんの後援会会合に出席するのは2回目となるが、本人のひたむきな活動は、必ずや選挙民から評価されるものと確信している。
 今日も一日があっという間だった。

鈴 木 宗 男

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