鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年06月30日 | Weblog
ムネオ日記
2009年6月30日(火)
 麻生首相退陣論、自民党総裁選前倒し論、一部閣僚・党役員人事改造論等、にぎやかな報道が連日続いている。珍しい現象ではないか。
 安倍首相の時は、代表質問を受ける直前に「ボクチンやーめた」と、いともあっさりと身を引いた。その後任の福田首相も、自分の力不足を国民にお詫びしないで、小沢さんとの話し合いが出来ないとか、公明党との信頼関係かうまくいかないとか、責任転嫁する形で辞めた。麻生首相は開き直っているのではないか。
 麻生首相は、新婚間もない3回目の選挙で落選の経験をしている。時にはぶれている、いや、決断力がないと批判されてはいるが、この時の苦い経験が活かされ、したたかさにもつながっているのではないか。
 政治家は時には恥ずかしさを知らないことも必要であり、また、正面から立ち向かい、受けて立つことも大事である。柳に風という例えがあるが、麻生首相は飄々ひょうひょうとしながらも、意外と権力を持っている強みからくるしたたかさも見せている。今日あたりから麻生首相も腹を据えて、解散総選挙に向けてカードを切るべく、根回しを行っているのではないか。
 私は東京都議選直後の解散、7月21日公示、8月2日投票日の日程を頭に入れて動いていく。備えあれば憂いなしである。
 村田良平元外務省事務次官が報道各社のインタビューに対し、60年の日米安保で密約があり、歴代次官が引き継ぎをしてきたと明らかにしている。政府は否定しているが、交渉当事者だった吉野文六アメリカ局長も認めており、アメリカの国立公文書館には資料も残されている。
 村田元次官も「外務省はウソを重ねた」と明言している。外務省はきちんと国民に説明責任を果たすべきではないか。
 当時と今では状況が違う。当時の日米関係ではアメリカの力が大きく、日本の立場は今と比べようがなかった。時代が移り変わり、国際情勢も冷戦が終わり、今や未来志向、協調の時代である。歴史の検証をするためにも、事実をありのままにして何の問題もないのではないか。
 外務省に言いたい。「嘘つきに良い外交はできない」と。鈴木宗男をだまし、欺あざむいてもいいが、国民をだまし、欺あざむいてはいけない。国民のお陰で、国力を背景にして外交が出来ることを胸に刻むべきでないか。
 夕方函館に入り、市内挨拶回り。
 18時半から渡島・檜山管内新党大地・鈴木宗男後援会役員会。選挙に向けての打ち合わせをする。良いタイミングでの会合だった。
 小選挙区は「民主党の逢坂さん」を、比例は「大地」と、念には念を入れてお願いする。ここ函館でも政権交代、北海道からチェンジ、「大地」が変えるという熱気に溢れ、ありがたい限りである。


本日提出した質問主意書4件

№414 1960年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に関する第3回質問主意書

№415 在ロシア連邦日本国大使館員に支給されている住居手当等に関する質問主意書

№416 外務省の在外公館派遣員制度に関する第3回質問主意書

№417 いわゆる足利事件における検察庁の責任に関する第3回質問主意書


本日受領した政府答弁書10件

№381 裁判官と検察官の人事交流に関する再質問主意書

№382 内閣総理大臣を名指しで非難しつつ北方四島返還方針の堅持を政府に求める意見広告に対する政府の認識等に関する質問主意書

№383 北方領土問題に係る我が国の対応の変遷等についての麻生太郎内閣総理大臣の認識等に関する再質問主意書

№384 参議院予算委員会において北方四島の我が国への帰属確認を段階的に行うことはしないとした麻生太郎内閣総理大臣の発言に関する再質問主意書

№385 政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館の建設の是非等に関する第3回質問主意書

№386 いわゆる足利事件について最高検察庁次長検事が謝罪した件に関する再質問主意書

№387 いわゆる飯塚事件に関する再質問主意書

№388 国会議員の世襲に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解に関する再質問主意書

№389 北方領土問題等解決促進特別措置法の改正に対するロシア側の抗議等に関する質問主意書

№390 政府による我が国の領海幅設定と一九六〇年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」との関連性等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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宗男日記から

2009年06月30日 | Weblog
ムネオ日記
2009年6月29日(月)
 麻生首相は自民党三役人事の改造を見送り、一部閣僚の補充人事については検討を続けていくことを決めたと報道されている。解散の時期にしろ、党人事にしろ、一人で相撲を取って、一人で負けている感じだ。
 政治家としての胆力(たんりょく)、頭作りが伴っていない。ここ一番の修羅場を経験していない弱さだろう。
 小派閥で党内基盤が弱い上に、支える人もお友達感覚で、嫌な話、厳しい話を麻生首相に伝えていないのではないか。打ち上げ花火宜しく、うまくアドバルーンを上げても、思いつきによるもので、戦略、戦術に基づいていない。だから裏目に出てしまっているのではないか。やはり、参謀という役割は大事である。
 選挙日程についても、この調子だとまだまだ迷走することだろう。指導力のない政治に対し、国民は「何をしているのか!」との思いで一杯ではないか。
 小泉元首相の地元の横須賀市長選挙で、小泉さんが全面支援した現職が敗れ、民主の支持層を押さえた新人が当選している。とても興味深い結果である。
 現職は旧自治省出身の官僚で、当選した吉田さんは民間出身である。選挙はわからないものだとつくづく思いながら、小泉さんの息子さんも、これでやっと選挙戦に入る気持ちになるのではないかと考える。
 10時から旭川市で「大地」の事務所開き。大地・後援会関係者が大勢出席してくれる。
 旭川も昨年10月に事務所開きをしたのだが、選挙が延び、経費がかかるので、昨年のうちに一端閉め、本日改めて事務所開きを行った次第である。
 「『大地』は弱い人の味方、弱い人のための政党であり、北海道にこだわる地域政党である。政治は恵まれない人、弱い人のためにある。この原点をしっかり主張していく。
 小泉政権以後の弱肉強食、勝ち組・負け組と格差の広がる新自由主義政策により、国民はやる気を失っている。節度と道義を重んじる日本国民は、額に汗して頑張る、一生懸命努力する者が報われるとの思いで歴史を刻んできた。しかし、小泉政権以後、一握りの金持ちを優遇する、東京の物差しに立った、過度な規制緩和により、強い者だけが生き延びる社会になってしまった。
 今、国民にやる気を持たせることが一番である。そのためにも、政権交代で官僚政治、強い者が善という価値観を打破し、生活者重視の、弱い人のために政治があるという政治本来の姿・形を取り戻さなくてはならない」と、事務所開きで挨拶させて戴く。
 「大地」のスタートの理念を堂々と訴え、北海道にこだわり、北海道が良くなれば日本が良くなる、北海道の元気が日本の元気だ、明日の日本をつくる北海道と訴えていく。日々是(これ)闘い、である。
 午後、旭川から上京する。

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「新党大地旭川支部事務所開き」


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「新党大地旭川支部事務所開き」


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「新党大地旭川支部事務所開き」



本日提出した質問主意書5件

№409 村田良平元外務事務次官が一九六〇年の日米安全保障条約改定時のいわゆる「核持ち込み密約」の存在を認めた件に関する質問主意書

№410 外務省在外職員の住居の実情等に関する第3回質問主意書

№411 外務省におけるタクシー券の使用等に関する質問主意書

№412 外務省における各種手当に係る同省による国民への説明等に関する第3回質問主意書

№413 殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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宗男日記から

2009年06月27日 | Weblog
ムネオ日記
2009年6月27日(土)
 9時から日高管内新ひだか町静内で、民主党鳩山代表と街頭演説。土曜日の早朝にもかかわらず約1,000人もの人が足を運んでくれた。
 11時45分から札幌市大通り公園で5,000人もの人が集まっての街頭演説。14時からホテルで鳩山代表を励ます集いに1,500人の人が出席してくださった。私は3ヶ所とも挨拶の機会を戴き、「北の大地北海道から政権交代、北海道から初の総理大臣を誕生させよう」と強く訴えた。
 間違いなく大きなうねり、流れがこの北海道には起きつつある。鳩山代表も「大地との協力、連携無くして北海道での勝利は無い」とアピールしてくれる。まさに阿吽あうんの呼吸でかみ合っている。
 特に励ます会では副知事、商工会議所の筆頭副会頭が「北海道が厳しい状況に置かれている」と話されたので、私は「その様にしたのは自民党ではないか、北海道から幹事長、官房長官、財務大臣が誕生して何か北海道に良いことがあったか、働く機会が増えたか、給料が上がったか、息子さんの就職先は有ったか、お年寄り、障害者、母子家庭に負担を押しつけてばかりで、心のこもった弱者に優しい政治があったか。東京の物差し、一握りの金持ち優先、地方切り捨ての政治にノーと来きたるべき選挙では毅然きぜんとして闘おうではないか」と言わせて戴く。
 いよいよ来月、中なか過すぎの解散、8月上旬投票日を想定して北の大地から政権交代に向け、新党大地の役割を果たしていきたい。
 15時半の札幌駅発で旭川に向かい、車で士別市に入り、18時網走管内興部町の私の後援会長である上野方丈さんの御長男の結婚披露宴に出席。
 19時半から道議会議員、役員さんとの会合に出席しそれぞれ挨拶。車、列車を乗り継いでの1日だったが、有郊にかつ遅れることなく動くことが出来た。
 東京地検は二階派への資金提供で西松建設の国沢元社長を追起訴した。東京地検は「二階派の政治団体新しい波の関係者がパーティー券購入は西松建設によるものと認識していたという証拠はない。秘書がパーティー券を持ち込んだ政治団体はダミーと知っていたとの証拠もない」と言っているが小沢さんのときは、ダミーとわかっていたといい、二階グループのときはそうではないと使い分ける検察の説明に納得いかない人が多いのではないか。
 もともと西松建設から出ているお金を政治団体から出たことにしているが、「新しい波」も西松建設にパーティー券購入のお願いに行っている。「小沢さんの秘書は捕まり『新しい波』の会計責任者は国会議員だから捕まらないのか」と言った声が沢山聞かれる。検察はもっと国民にこの点、説明責任があるのではないか、なんともすっきりしない流れである。


大通公園にて
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鈴 木 宗 男

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宗男日記から

2009年06月26日 | Weblog
ムネオ日記
2009年6月26日(金)
 麻生首相は昨日の日本記者クラブでの記者会見で、「解散の時期は言えないが、そう遠くない日だ。来る総選挙に勝利して、引き続き責任を持たなければならない」と話している。うまい言い回しであり、首相の立場を十分活かした表現である。誰の振り付けかは存じないが、久々の麻生節と言って良いだろう。
 「そう遠くない日」とはいつだろうか。私なりに頭の体操をする時、それは一か月以内とみる。
 7月3日公示の都議会議員選挙中の解散もあり得るし、12日の都議選終了後の週に行われることも考えられる。いずれにせよ、8月2日の投票日の可能性は高いと受け止める。来週には小幅な内閣改造、党役員の入れ替えを行うのか。
 9月に出産を控える小渕少子化担当大臣をどうするか。与謝野大臣、佐藤大臣の兼務を解くのか。色々考えられる。
 そして、そこで東国原宮崎県知事が入閣するのかどうか。今の党三役に存在感はなく、選挙を控えた今、テレビ出演等を考え、一新するのか。
 古賀選対委員長、菅副委員長は選挙を控えた今、替えづらいだろう。来週に国民の関心を惹(ひ)く人事を行い、求心力を少しでも持つために、勝負に出てくる可能性は十分ある。
 内閣の改造、党三役の一新、7月5日の静岡知事選を勝利に導き、その流れに乗り、東京都議会議員選挙において過半数を得て、解散総選挙に打って出るシナリオは、十分考えられる。
 いよいよ緊迫した日程が待っている。暑い、熱い政治の季節になる。
 政権交代、北海道からチェンジ。新党大地で北の大地から新しい流れをつくって参りたい。
 与謝野財務大臣のオリエント貿易などによる迂回献金が問題になっているが、更にグループの別の政治団体「平成の会」からも、98年から04年までの7年間で1590万円の献金を受けていたと、今朝の毎日新聞は1面で書いている。
 「与謝野大臣も小沢さんの秘書が逮捕された時は批判していたが、小沢さんのケースと与謝野大臣のケースを比較すると、与謝野大臣の方が悪質でないか」、「監督官庁の長として、多額の献金を受けることに何の違和感もなかったのか」、「小沢さんを批判できる人でない」といった声が多数寄せられる。私もそう思う。
 「検察を擁護した発言もあったが、足利事件で菅原さんが釈放され、検察の不作為が公になったが、その時は何も言っていない。身勝手な判断をする人だ」といった意見も寄せられる。こうした声に与謝野大臣はどう答えるのか。国民に説明責任を果たすことが第一でないか。
 14時55分発で千歳に向かい、18時から苫小牧市で民主党の鳩山代表と街頭演説。鳩山代表は今日、明日と地元を廻り、選挙が終わるまで地元入りはせず、政権交代のため、全国を遊説するという。その心意気を多としたい。
 私は演説で、「北海道から政権交代、北海道から初の総理大臣を誕生させよう。それは鳩山総理大臣の実現だ」と訴えた。
 前回、平成17年9月の郵政選挙で、自民党が3分の2の議席を得る大勝利をしたが、北海道だけは12の小選挙区で自民党は4選挙区しか勝てなかった。民主党が8つ獲ったのである。
 その背景に、新党大地の存在があった。今回は鳩山代表誕生を受け、北海道で圧勝し、北の大地から政権交代出来たという、確かな実績を作っていく。
 私なりに一か月の勝負であるとの思いで、小選挙区は民主党の候補に、比例は「大地」とアピールしていく。
 

「さあ、交代の時はきた!」


 その時が近づいているとイメージしながら、鳩山代表の地元である苫小牧での遊説であった。
 地元だけあって、鳩山代表も力が入っていた。明日も日高、札幌とご一緒させてもらうが、昨日の麻生さんの記者会見を受け、とてもタイミングの良い遊説であったと思う。
 終了後札幌に戻り、民主党関係者との打ち合わせをする。


本日提出した質問主意書4件

№405 外務省における同省職員が公務出張に際して取得したマイレージの取り扱い等に関する質問主意書

№406 外務省員手帳に対する同省の認識に関する第3回質問主意書

№407 在ウズベキスタン大使館に配置され所在がわからなくなった日本画に関する質問主意書

№408 本年度のビザなし交流第二陣におけるロシア系住民との対話集会等に関する第3回質問主意書


本日受領した政府答弁書15件

№366 外務省の在外公館派遣員制度に関する再質問主意書

№367 外務省在外職員の住居の実情等に関する再質問主意書

№368 外務省欧州局におけるタクシー券の使用状況等に関する第3回質問主意書

№369 外務省が保管している各種酒類に関する再質問主意書

№370 本年度のビザなし交流第二陣におけるロシア系住民との対話集会等に関する再質問主意書

№371 1960年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に関する再質問主意書

№372 1972年の沖縄返還に係る日米密約についての東京地方裁判所の要請に関する質問主意書

№373 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解等に関する再質問主意書

№374 いわゆる足利事件に関連した取り調べの全面可視化導入に対する森英介法務大臣の見解等に関する再質問主意書

№375 いわゆる足利事件に関連した取り調べの全面可視化導入に対する佐藤勉国家公安委員長の見解等に関する再質問主意書

№376 いわゆる足利事件で容疑者とされた人物が釈放された件に関する再質問主意書

№377 いわゆる足利事件における検察庁の責任に関する再質問主意書

№378 外務省における各種手当に係る同省による国民への説明等に関する再質問主意書

№379 在ロシア連邦日本国大使館における住居手当等に関する第3回質問主意書

№380 外務省が作成した「鈴木宗男衆議院議員からの依頼等に対する対応振り」に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

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2009年06月25日 | Weblog
ムネオ日記
2009年6月25日(木)
 与謝野馨財務相に対し、平成4年から17年にかけ、商品先物取引会社のオリエント貿易などグループ数社の幹部社員の給与から天引きして集められたお金が、政治団体を経由して献金されるという、迂回献金があったことが報じられ、国会でも質問があった。
 昨日の衆議院決算行政監視委員会では「どの様に資金集めをしていたのか全く知らなかったし、その当時は知る必要も感じていなかった」と与謝野大臣は答弁している。その後の記者会見でも「業界やその会社に何か便宜を図ったことは一切ない」と述べている。
 西松献金問題で、小沢前民主党代表は「西松建設がどういう集め方をしていたか知らない。お金の出どころをいちいち詮索しない」と話して批判されていたが、今回の与謝野大臣も、同じ言い方ではないか。
 自民党は「説明責任を果たしていない」と小沢さんを批判したが、与謝野大臣の答弁は十分なのか。今度は自民党がしっかり説明する番である。
 河村官房長官は「小沢氏とケースが違う」「秘書が寄附の仕組み作りにも関わったのではないかという疑惑と今回のケースとの違いははっきりしている」と記者会見で述べているが、与謝野大臣の秘書も、政治資金規正法が変わり、企業献金の上限が50万円となり、それ以上の献金を受けるには政治団体からもらうしかないということは、十分認識していただろう。小沢さんの事務所の判断とどこが違うのか。
 また、1995年、西松建設からの政治献金の仕組みをつくったのは、当時の高橋嘉信第一秘書であり、逮捕された大久保秘書ではない。19日の西松建設前社長の国沢氏の公判でも、95年、97年に資金枠を決めたと検察側が冒頭陳述で述べているが、この事実をもってしても、河村官房長官の認識は間違っている。この枠組み作りをした高橋氏は、現在自民党岩手第4選挙区支部長である。
 まだ裁判も始まっておらず、いわんや最終結論も出ていない小沢さんの秘書の件について、断定的にものを言うのは拙速ではないか。身内をかばうことが正しく、公平なことなのか。もっと謙虚に、事実関係が明らかになってから比較すべきでないか。この点も政治家として基礎体力が問われるところであり、内閣の支持率が低迷しているゆえんであろう。
 今回の与謝野大臣の件を見ても、不透明な企業・団体献金は即刻禁止しすべきであると考える。与党も野党もなく、このことに真摯に向き合うことが、国民の理解を得る道である。
 あえて私は訴える。企業・団体献金の禁止、併せて政党助成金の廃止をすべきであると。
 朝一便で広島から帰り、10時半、鳩山民主党代表に神奈川ネットワーク運動の代表者を引き合わせ、選挙協力についてお願いする。
 夕方千葉県に向かい、民主党の候補予定者を応援。
 今日も広島、東京、千葉と、あわただしい一日だった。


本日提出した質問主意書5件

№400 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する質問主意書

№401 外務省職員に対する国内高級ホテルによる優遇措置に関する第3回質問主意書

№402 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する再質問主意書

№403 ロシア側に押収されたままの第31吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する第3回質問主意書

№404 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する第3回質問主意書

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