鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2008年08月31日 | Weblog
ムネオ日記
2008年8月31日(日)
 アメリカの大統領選挙で共和党の候補指名となるマケイン上院議員(72)は、アラスカ州の女性知事、サラ・ペイリン氏(44)を選んだと発表している。親子ほどの年齢差があり、女性の副大統領候補として1984年フェラーロ下院議員(民主党)以来、二人目だそうだ。
 民主党のオバマ大統領候補は47歳、副大統領候補のバイデン上院議員は65歳。組み合わせとして壮・青の共和党、青・壮の民主党である。
 この二ヶ月間の激戦は、少なからず次の日本の衆議院選挙にも大きな影響を与えることだろう。オバマ氏が勝利すれば小沢民主党に勢いがつくだろうし、マケイン氏が勝てば自民党は一息つくことだろう。
 私としては、オバマ氏に勝って戴きたい。ネオコン、新保守、ハイエク型の新自由主義、一人勝ち志向の共和党政治よりは、28日の受諾演説で勤労者世帯、中低所得者に配慮する内容の演説をしたオバマ氏にシンパシーを感じる。
 小泉政治以後、イコール共和党が日本の政治であった。福田政権になり、わずかだが地方への配慮、政策転換がある。今後、特に12日から始まる臨時国会でどうやって国民生活を守っていくのか、十分チェックしていきたい。
 朝のテレビ報道番組欄を見ると、アフガンでの伊藤さん殺害、総合経済対策、グルジア問題、アメリカ大統領選挙と、話題が沢山載っていた。仕事、日程の関係で私はちょっとの間しかテレビを観られなかったが、読者の皆さんはどう受け止めたであろうか。評論家宜しくの話は飽き飽きである。
 伊藤さんの死でも、アフガンの治安状況をきちんと把握していたのか。隣のムシャラフ・パキスタン大統領が辞任した段階でアフガンの治安は更に悪化する。それは、タリバンにとっては重しが取れ、活動しやすくなるからである。こうした背景をどれほどの政治家が認識していたのか。
 経済対策にしても、官僚の資料に基づき、東京の価値観、目線でやっていないか。与謝野大臣は地方の実態をきちんと見て、把握しているのか。生活感のない話はご免(めん)被(こうむ)りたい。
 早く選挙をして、国民の想いを受け止めた政治にしなくてはいけないとつくづく考えるものである。
 7時55分丘珠空港発で釧路へ。10時から陸上自衛隊釧路駐屯地の創立55周年記念式典で挨拶をし、車で帯広に出て、13時15分帯広発で羽田へ。
 15時半から江戸川区小松川区民館で学生主催の「私たちの創る未来を考えるシンポジウム」にゲストとして出席。「これからの地方分権のあり方」というテーマで講演、パネルディスカッションをする。
 学生さんの情熱、エネルギーに触れ、私も勉強になった。
 
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年08月30日 | Weblog
ムネオ日記
2008年8月30日(土)
 29日政府が決定した総合経済対策は11兆7千億円になるが、対策に必要な財政支出はわずか1兆8千億円しかない。
 いわゆる「真水」がこの程度では元気の出る日本にはならない。中小企業の融資枠が拡大されたが中小企業に直接貸し出されるものではなく信用保証協会の保証枠を現在より9兆1千億膨らませたにかわりない。
 定額減税にしても公明党の強い要望だったというがこれで消費の促進になるのか。かつて橋本政権の時所得税と住民税の特別減税をしたが参議院選挙は負けてしまった。どうもこて先の対応に見えてならない。日本全体の空気をよく掴んでほしい。地方の実態はどうか机上論(きじょうろん)ではなく国民の生の声を政策に反映してほしいとささやかに言っているのだ。
 国会議員や公務員の特権を無くし使っていない国有地を処分すればまだまだ財源をつくることは出来る。そして特別会計の運用もある。知恵(ちえ)を出し、国民の目線で政治をしなければ国民がだまっていない。次の選挙結果が楽しみである。
 新党改革クラブに参加表明していた民主党の姫井参議院議員は一日で参加を取りやめた。民主党からの強い慰留があったとされるが、当たり前のことだ。岡山県地方区において自民党の現職と真っ向勝負をして勝つことができたのは民主党のお蔭である。原点を忘れては政治家をやめた方がいい。私も姫井さんの応援で一日岡山をまわった者として強く指摘したい。
 鈴木宗男が敗者復活できたのは原点を忘れていないから後援者・仲間が離れないのだ。嵐の様なムネオバッシングの中でも最初から私とつきあっている人はよくわかってくれている。政治家で大事なことは最初の選挙でどんな思いで自分の名前を書いてくれたか。そのことを忘れてはいけない。
 私は北海道にこだわり「政治は弱い人の為にある」を忘れず頑張っていく。
 12時から帯広市で鈴木宗男・新党大地後援会の野遊会。約2千人の人が来て下さる。心配された天気も雨は上がり、薄日が差し、絶好の野外イベント日和となった。よく私は「晴れ男」と言われたが昨日迄の天気を考えると想像もつかない好天で、天の恵みに感謝である。「大地に還り、大地に学ぶ」を教えられた一日である。一年に一回の恒例イベントは大盛会のうちに終えることができた。
 列車で札幌に出て、17時半から「大地塾8月例会」。新党大地副代表の田中いづみさんが9月から中国の国費留学生として4年間勉強することになり送別会も兼ねての例会となった。多原かおりさん、田中いづみさんと海外でしっかり勉強していただき、又、大地の候補者として戻ってくる日を待ちたい。
 太田農水相の事務所費問題は説明したことが逆に火に油を注ぐことになっている。あわせて事務所費の内訳中身、正直に正確に届け出している人は何人いるかマスコミの皆さんはアンケート調査した方がいい。たまたま太田さんは大臣になって今回の問題となっているが、各議員一人一人にあなたはどうですかと政治の信頼を得る上でも国民への情報開示の点からもテストした方がよい。
 役職につかないで騒ぎにならない政治家もいる。事務所費を何千万と届け出している政治家をチェックしたら、国民が納得することに繋(つな)がる。又、各政党自身、自浄能力(じじょうのうりょく)を発揮すべきである。各党進んで調査し、国民に説明する義務がある。国民の税金320億円を政党助成金としていただきながらその使い道を明らかにしないだけでもおかしいのではないか。政治家自身の自浄能力(じじょうのうりょく)発揮をする時ではないか。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年08月30日 | Weblog
ムネオ日記
2008年8月29日(金)
 参議院民主党議員3人が離党し新党結成することがニュースになっている。
 以前から噂、言われていたことで、民主党代表選挙前を狙っての動きだ。これで、参議院も民主党だけで一方的に物事が動く状況ではなくなる。
 国民新党はじめ、会派を組んでいる少数政党の重みが増してくる。次の総選挙が終わると政界再編必至である。
 参議院の状況はあと3回選挙しても変わらない。このことを考えるとおのずから衆議院も新しい動きが出てこざるを得ない。いや、そういう方向にもっていかなくてはいけない。段々と国民が関心を持つ流れを作っていきたい。
 政府与党は定額減税の年度内実施を決めた。この臨時国会では見送り、通常国会冒頭での第二次補正予算で実施するとのことだが、中途半端な判断、中途半端な補正予算規模では効果がない。「真水」の規模がどのくらいかが大事である。思い切った財政支出なくして日本経済、特に地方は起き上がれない。
 この点の認識が政府与党に欠けている。だから次の選挙が面白くなるのだが。地域政党新党大地代表として、私はしっかりと地域の声、声なき声を訴えていく。
 太田農水相が事務所費問題で領収書を示し、懸命に説明していたが、この説明を聞いて国民は理解しただろうか。
 秘書の自宅を事務所としている不自然さに国民は首をかしげているのである。太田農水相は、法律にふれるかどうかより先ず国民が理解してくれる説明をすれば良いのである。
 太田農水相の事務所費問題を機に、全国会議員の事務所費・政治資金の届出を調査すべきだ。届け出に自信のない人は速やかに申し出て訂正すべきではないか。国民にわかりやすい結果、結論をだしていこうではないか。
 羽田8時発釧路行きに乗り、10時から釧路市阿寒湖畔で、昭和58年から大変お世話になった山口ふじのさんの告別式に参列。13時釧路事務所に入り陳情。お客さん対応。18時から釧路市で後援者のお通夜、19時からは釧路管内標茶町で地区後援会長のお通夜。
 結婚式、慶事は後で埋め合わせが出来るが、お世話になった人の最後は、まさに今生(こんじょう)の別れである。万難(ばんなん)を排(はい)して顔を出し、最後のご挨拶をすることにしている。これが私の変わらざる姿勢である。
 数々の出会い、ご縁のある人とのお別れは辛いものである。心からのご冥福を祈る。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年08月29日 | Weblog
ムネオ日記
2008年8月28日(木)
 アフガニスタンで拉致されていた伊藤和也さんは最悪の事態となった。昨日、日本時間午後4時半頃「日本人と見られる遺体が発見された。」と情報が流れ、ペシャワール会側は伊藤さんの死を認めていた節がある。山本外務副大臣が夜記者会見するまで約6時間、何の説明もなかったが、伊藤さんのご両親はどんな想いで時間を送っていたか。想像にあまりある。
 「アフガンの為に働いてきた息子をどうか返して下さい」とお母さんが涙ながらに訴えていた事を、政府・外務省関係者は最善を尽くして犯人側に伝えたのであろうか。何とも辛い出来事である。心からのご冥福と、ご両親、ご一統様に衷心より哀悼の意を表したい。
 高い志を持って国際貢献をしてきた人がこの様な惨いことになるとは・・・。10年前、タジキスタンで亡くなられた秋野豊さんを想い出す。
 ペシャワール会現地代表の中村哲医師は27日午後タイの首都バンコクの空港で記者会見した際、「現地の治安情勢は4月以降に悪化し、対日感情もこれまでになく悪くなった。法人スタッフの撤収を進めていたが、情勢に対する認識が甘かった点はある。」と語っているが、今後の活動の教訓にして戴きたい。残るも貢献だが、下がるも貢献である。時に的確な判断と、勇気ある撤退が必要だということを示した今回の出来事でないか。改めて伊藤さんのご冥福を祈りたい。
 アフガンでの治安悪化は今後も懸念される。それは、パキスタンのムシャラフ辞任と無関係でない。ムシャラフ辞任により、タリバーンは重しが取れ、活動しやすくなったと見るべきだ。テロとの闘いを政府が言うなら、この点でもいち早く国際協調を訴え、関係国との強固な連携を図るべきである。戦略的外交が必要なのだ。評論家的な一部外務官僚の話では、世界に責任を持つ日本としての立場は築けないと私は心配するものである。
 午前中、平沼代議士に会い意見交換する。平沼代議士の考え、想いは解ったので、今後とも良く連絡を取り合うことにする。
 話をしながら、平沼代議士が落選中、政治評論家の飯島清先生が中川一郎先生の所へ連れてきたことを想い出す。今から33年前の事である。時は過ぎ、時は流れ、新しい時が来る。しっかり頑張って行きたい。
 東京駅発で名古屋に向かい、乗り換えて四日市青年会議所8月例会の講師として出席。浜松―三河安城間が大雨の為一時新幹線がストップし、1時間遅れでの到着となったが、皆さん待っていてくれる。
 「市民と市政のより良い関係」というテーマで講演し、20代の若者とのディスカッション。青年会議所のエネルギーを戴いた想いである。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年08月28日 | Weblog
ムネオ日記
2008年8月27日(水)
 アフガニスタン東部で日本人が拉致された。善意でアフガニスタンの復興に日本から行っている青年を拉致するとは、なんということか。
 私のところに入ってきた情報では、拉致したのは単なる金目当ての泥棒集団とのことだが、それからタリバーンに身柄が移されると解決に時間がかかるし、金もかかる。韓国人が誘拐された例と似ていると考える。とにかく無事解決されることを願ってやまない。
 アフガニスタン政府とは良好な関係を保っている日本政府だが、今回の件でも昨夜解放されるとか、不調に終わったとか、いや、最悪の事態だとか、情報が錯綜している。アフガニスタン、カブールの日本大使館は何をしているのか。情報の専門家は配置されているのか。国民にきめ細かく説明して戴きたい。
 日本人らしい遺体が発見されたと19時のNHKニュースで流れていたが、当事者でないことを祈るのみである。
 官邸、外務省も、こと命に関することに「安否は不明」では、あまりにも頼りない。しっかり対応して戴きたいものだ。
 ロシアが南オセチアとアブハジアの独立を承認した。このことについて高村外相は「一方的な承認は国際社会の努力と相容れないもので遺憾だ。ロシアがG8のメンバーとして、責任ある立場から行動することを強く期待する」と27日談話を発表したが、ロシアとの関係においてもっと違った言い振り、戦略的な発表をすべきでないか。欧米と同じ立場でいいのか。
 グルジアの過激な行動にロシアが反応したのが今回の一連の流れである。日本は日本として、欧米に、ロシアに、きちんと公平なメッセージを出すべきだ。偏った話では信頼は得られない。
 アメリカがコソボで無理したことをロシアが倣ならってやっていると言われたら、日本政府は何と説明するか。グルジアもロシアも行き過ぎはいけないと言うのが、日本の立場ではないか。
 1999年11月、チェチェン問題で外務省は欧米の誘いに乗り、人権問題でロシアをG8外相会議で叩こうとした。私は国益の観点から、「チェチェン問題はロシアの国内問題である。橋本前総理、小渕現総理もそういう認識でいるのに、河野外相になったからと言って何で人権問題か」と言って、欧米に与(くみ)することを止めたことがある。翌々年、9・11同時多発テロで、チェチェンでのテロリスト、武装勢力との関連等がわかり、アメリカもロシアに理解を示した。
 今、日本とロシアは、この時の日本の賢明な判断を多たとして信頼関係がつながっているということを、外務官僚はきちんと認識しているのか。このことを想い出しながら、今回の高村外相談話を私は不安視するものである。
 一日議員会館で仕事。千客万来、沢山の人が来てくれ、あっという間の一日だった。
鈴 木 宗 男

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