鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年02月28日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月28日(土)
 自民党内に麻生おろしが始まったと新聞各紙は書いている。
 武部勤氏は「新たなリーダーを立てて新しい自民党、新しい日本をつくる。それが、我々が取り組まなければならない喫緊(きっきん)の課題になった」と語っており、前日には「麻生首相では選挙は戦えない」とも言っている。
 そもそも今の日本の閉塞(へいそく)状態は、小泉政治のツケからきている。その時、「私は小泉純一郎の偉大なるイエスマン」と言ったのが武部氏である。「弱肉強食、勝ち組、負け組、格差の広がり、過度な規制緩和により非正規雇用社員、契約社員が生まれ、国民にやる気を失わせた責任は重い。そして今なお、小泉、竹中、武部氏は、「改革、改革」と叫んでいる。これ以上、格差を広げて良いのか。
 特に北海道は一人負けである。北海道の心ある人は怒っている。県民所得も東京(482万円)の半分(246万円)で、政治を必要としているのに政治がない。1日も早く選挙をして、国民の信を問うべきだ。解散・総選挙をすることが景気回復の特効薬であることを、麻生首相に進言(しんげん)したい。
 麻生首相は昨日の予算委員会で「新聞はしばしば偏っている記事が多い。鵜呑みにしてはいかんと自戒(じかい)している。」と新聞批判ともとれる答弁をしている。
 権力側にある者は絶えず批判される側にあることを、麻生首相は分かっていない。この点も懐(ふところ)が狭いと言うか、幅が無いと言うか器量、度量の問われるところだ。
 小渕元首相は批判記事が載っていると、例のブッチホンで「良いご指摘ありがとうございます。頭に入れてやって参ります。」と謙虚に一歩も二歩も引いた形で対応したものだ。
 小泉首相以後、ムキになって開き直る姿は、しばしばお目にかかるが、潔(いさぎよ)さ、謙虚さ、言葉の重みがない。取り巻きも良い話より、悪い話を進言(しんげん)する姿勢を取らなくてはいけない。こうしたことを書きながら、やはり麻生首相には選挙で国民の声を聞いて頂きたいものだ。
 7時55分羽田発で帯広へ。10時から帯広で大変お世話になった右谷和彦さんの告別式に参列し、心から弔辞を捧げる。
 列車で札幌に出て、札幌中央地区郵便局長会・夫人会の総会に出席し挨拶の機会を得る。政権交代して、郵政民営化見直しを実現したい。
 札幌事務所でお客さん対応。今日で2月も終わり。日の経つのは早いものである。

鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2009年02月27日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月27日(金)
 議員会館で一日仕事。
 酪農の畜産政策対策の要望で、全道各地から代表者が来訪される。
 加工原料乳生産者補給金単価を現行水準で維持すること、限度数量は現行を基本として決定すること、チーズ・生クリーム等対策への十分な予算を確保することが大きな柱だが、酪農家、畜産農家が安心して経営できる体制をつくらなくてはいけない。
 小泉政権以後、第一次産業に冷たい政策がとられてきた。特に品目横断的経営安定対策がその悪い例であり、水田・畑作農家は大きな打撃を受けている。
 酪農・畜産は北海道の大地を背にして生産していく仕事である。北海道のシンボルであり、北海道がメッカであると言っても良い一大産業だ。政治の役割をしっかり果たして参りたい。
 15時から「『袴田巌死刑囚の今』院内報告会」が行われ、私も呼びかけ賛同人の一人となり、出席する。午前中袴田さんに面会してきたお姉さんの話では、袴田さんは「心神喪失の状態」にあるとのことである。死刑判決から28年、もう43年も拘禁されている。
 1983年2月8日、袴田さんは手紙に次の様に書いている。

息子よ、必ず証明してあげよう。お前のチャンは決して人を殺していないし、一番それをよく知っているのが警察であって、一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを。チャンはこの鉄鎖を断ち切ってお前のいる所に帰っていくよ。

 不当逮捕、こん棒による拷問、自白のねつ造、そして死刑判決。無実と叫び続けて43年になる袴田巌さんの再審を実現させる様、私も協力して行きたい。
 私も国策捜査に遭い、そこでわかったことは、権力側ははじめから鈴木ありきで、検察側に有利な調書を、参考人、証人を脅かし、誘導、誤導してとっているということだ。43年前には、もっとひどいやり方で自白を迫ったことは、容易に想像できる。
 私は何が真実か明らかにするため闘っている。袴田巌さんも43年、無罪を訴え続けている。人間として、人として、私はその訴えに応えていきたい。
 夜は定例のマスコミ、文化人、関係者との懇談。政局、外交等、興味ある意見交換をする。


本日提出した質問主意書3件

№113 外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応に係る説明等に関する質問主意書

№114 平成21年2月11日に開催された日韓外相会談における竹島問題の取り扱いについての外務省の説明に関する質問主意書

№115 我が国が抱える二つの領土問題に対する政府の取組が著しく異なる理由に関する質問主意書


本日受領した政府答弁書9件

№89 外務省についての各マスコミ報道に対する対応ぶりの相違に係る同省の説明等に関する第3回質問主意書

№90 北方領土の管轄権に対する外務省の見解に関する再質問主意書

№91 平成21年2月11日に開催される日韓外相会談における竹島問題の取り扱いに関する第3回質問主意書

№92 財務大臣の先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議出席に同行した政府職員等に関する質問主意書

№93 刑事訴訟法第479条に関する再質問主意書

№94 我が国が抱える二つの領土問題に対する政府の取組の差異等に関する第三回質問主意書

№95 最高裁判所裁判官に対する国民審査に関する再質問主意書

№96 平成21年「北方領土の日」に関する再質問主意書

№97 海上自衛隊の特殊部隊における隊員の死亡事件に係る防衛省の調査に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。


宗男日記から

2009年02月26日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月26日(木)
 朝刊各紙は、オバマ米大統領の一般教書演説を取り上げている。
 日本で言うならば施政方針演説だが、米大統領の演説は世界を席巻するとつくづく思いながら、各国首脳の演説と比較して存在感の違いは明白である。
 このアメリカとの関係は日本にとって特別なものになっている。小泉政権以後、特に顕著だ。私は日米同盟も大事だが、日本の将来を考える時、日ロ同盟も必要だと考えてきた。エネルギーの安定供給の為にも北方領土問題の解決を図り、また北朝鮮による拉致問題についてもロシアの影響力を活かすべきであると考えてきた。
 ソ連から自由と民主のロシアになり、私は誰よりも北方領土問題の解決、ロシアとの連携、協力の深化に汗をかいてきたが、ロシアとの関係強化に取り組む姿を良く思わなかった人、国もあった。虎の尾を踏んだとも言われたものである。
 政治の世界、権力、ポストが絡むと、ねたみやひがみ、やっかみ、嫉妬が渦巻く。平成14年に私が経験した、権力側からの意図的なリーク、情報操作、官僚の手のひらを返した動きなど色々なことを考えると、政治の世界の権力闘争は凄まじいものだとつくづく思う。今、生きているだけでもありがたいことだと思いながら、政治の流れを変える政権交代に向けて、男の勝負を展開していきたい。
 10時の千歳発で上京。議員会館で仕事。
 東京は段々と春の気配である。
 夜は三カ所会合をこなし、意見交換する。


本日提出した質問主意書3件

№110 小泉純一郎元首相によるロシア訪問に関する質問主意書

№111 日米外相会談における在沖縄米海兵隊のグアム移転に係る取り決めに関する質問主意書

№112 在ロシア日本国大使館及び大使公邸に関する第3回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2009年02月25日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月25日(水)
 日米首脳会談が行われたが、共同記者会見も無く、昼食会も行われず何か物足りなさを感じた。オバマ大統領が初めてホワイトハウスに日本の首相を招いたのは、アフガニスタン復興など、日本に負担をさせる狙いからか。「日本は偉大なパートナーだ」と持ち上げてくれたが、空々(そらぞら)しく感じたのは私だけだろうか。
 日米首脳会談より、オバマ大統領の一般教書演説に話題が移っている。「我々は国を再建し米国はより強い国家として蘇る」と力強く語っている。やはり支持率60%を誇る中での発信力の違いである。
 先週の日ロ首脳会談、今週の日米首脳会談、何か戦略を持って日程をセットしたのだろうか。信頼関係を築くためには、会わないよりは会った方が良い。しかし、予算審議最中のロシア、アメリカ訪問である。麻生首相が政権浮揚のために外交日程を次から次、入れるのは自己保身のなにものでもない。
 国益に沿った世界第2位の経済大国にふさわしい首脳外交を展開して欲しいものだ。
 朝から札幌市内で仕事をし、11時半千歳発で上京。15時から1時間15分予算委員会で財務大臣、官房長官、法務大臣、国家公安委員長、外務大臣に質問する。
 与謝野財務大臣にはアメリカ発の新自由主義政策から、公平配分の日本型に政策転換すべきでないか。河村官房長官には中川大臣の件。官邸の対応、心構えを、森法務大臣には、検察庁が行う参考人証人の調書取りを全面可視化を、塩谷文部科学大臣には所管する財団法人日本相撲協会の指導について、佐藤国家公安委員長にはかつての警察庁警備局長と私のやりとりについて、最後に中曽根外務大臣に、北方領土、竹島問題、サハリンの法的地位について質(ただ)す。
 1時間15分があっという間に過ぎてしまい、特に外務大臣に対して十分時間が取れず、消化不良であった。次の機会を待つことにする。
 17時半羽田発で千歳に向かい、苫小牧市で18時から開かれている、胆振日高管内新党大地支部・鈴木宗男後援会に遅れて到着。八代英太先生に講演を先にしてもらって、何とか間に合う事が出来た。500人もの大勢の人が出席して下さり、ありがたい限りである。北海道と東京を往復し、しかも国会で1時間15分も質疑出来るとは、便利になったものである。今日の一日は特に早かった。


本日提出した質問主意書3件

№107 北方領土への支援物資船が国後島への上陸を断念した件等に関する第3回質問主意書

№108 在ウズベキスタン大使館に配置されていた日本画の消息についての外務省の説明に関する再質問主意書

№109 外務省職員による公務出張に際してのマイレージ取得の自粛に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ

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2009年02月25日 | Weblog
ムネオ日記
2009年2月24日(火)
 産経新聞FNN(フジニュースネットワーク)は21、22日行った合同世論調査で内閣支持率は支持する11.4%で前回調査(1月10、11日実施)18.2%より大幅に下がっている。支持しないは、80.2%で前回の71.4%を大幅に上回り、国民の麻生内閣不信は大きい。
 河村官房長官は、23日の記者会見で「中川氏の辞任が大きな影響を受けた。ただ、政局より政策重視でいかなければいけない。」と述べているが、中川氏を任命したのは誰か。何をもって政局か。内閣のスポークスマンとしてお門(かど)違いの発言ではないか。
 すり替えの話より、国民にお詫びするのが先ではないか。麻生内閣で特に目につくのは言い訳、言い逃れ、すり替えの答弁、発言が多い。もっと政治家は潔くすべきである。率直に国民にお詫び、反省して実績をあげていくことが大事でないか。
 「次期衆院選はいつ頃行うのが適切と思うか」という問いに、今すぐが25.2%。予算成立後、今年前半が54.8%と8割の数字は、予算成立後の選挙を考えている。この数字からしても一日も早く予算を成立させ、話合い解散することが麻生首相の果たすべき責任である。国民に信を問うことが麻生首相に与えられた使命であることをしっかり考えて頂きたい。
 景気が低迷し、働く機会を失い、世の中暗い。高校・大学の入学試験真っ盛りである。来月は卒業式。若者は不安や失望、希望、夢、複雑な気持ちで毎日を送っていることだろう。
 政治がしっかりして、若者にやる気を持たせる事が必要である。道義や節度を重んじ、勤勉性を旨としてきた日本人の尊い生き方を蘇(よみがえ)らせねばならない。
 小泉政治以後の弱肉強食、勝ち組、負け組、格差社会を助長する政治は懲(こ)り懲(ご)りである。国民の目線に立った政治実現のため新党大地は闘っていく。
 午後の便で札幌に行き、18時半から民間団体から講演を頼まれ、約1時間半現下の政治状況について話す。
 明日は予算委員会で質問の時間が回ってきたので、午前中札幌で仕事をし、11時半の便で上京し15時から1時間15分予算委員会で質問する。


本日提出した質問主意書3件

№104 日本漢字能力検定協会に対する文部科学省の指導監督に関する再質問主意書

№105 パキスタンの核兵器開発を主導した科学者に対する我が国企業の核資機材輸出に関する再質問主意書

№106 本年二月十八日の麻生太郎内閣総理大臣によるサハリン訪問に関する再質問主意書


本日受領した質問主意書3件

№83 外務省による日本アセアンセンター事務総長の再公募に関する質問主意書

№84 国会議員の歳費や定数削減等に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解に関する再質問主意書

№85 本年二月十八日の麻生太郎内閣総理大臣によるサハリン訪問に関する質問主意書

№86 パキスタンの核兵器開発を主導した科学者に対する我が国企業の核資機材輸出に関する質問主意書

№87 在ロシア日本国大使館及び大使公邸に関する再質問主意書

№88 大麻吸引事件を起こした大相撲力士への日本相撲協会の処分に係る文部科学省の認識に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

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