鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年09月29日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月29日(金)
 岐阜県庁の裏金問題で4421人処分。全職員の57%、組織ぐるみで裏金づくりが行われていた事を物語っている。いつもはきれい事を言う県職員組合がその中心になっていたとは呆れてしまう。特にお金を燃やしてしまったとは、何をかいわんやだ。各自治体での裏金問題が表に出てきているが、ここは一切合切明らかにして行政の透明性を確保すべきであり、その事が信頼回復の近道であると考えるのだが。
 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉もあるが、4年前、大阪高等検察庁の三井環公安部長が検察の「調活費」、調査活動費を明らかにしようとして逮捕されてしまったが、あの件の真相解明はどうなったのだろうか。自治体のみならず、国の組織、役所でも、裏金が存在していたとよく言われたものだが、自浄能力は発揮されたのか。うやむやにして処理されてきたのか。ここは検証が必要ではないか。メディア・マスコミの皆さんも、一度表に出た話をチェックしたらいいのではないかという声が私のもとに沢山寄せられる。
 改革というのは、下からの理解があって成し遂げられるものである。上の方で、力で押し付けるやり方は、真の改革ではない。また、権力で沙汰闇にする事はあってはならないと思う。
 13時からの本会議で、安倍新総理の所信表明演説が行われる。限られた時間で全てを網羅しなければならないのだから、総花的になるのは仕方ないとしても、全体的に小泉さんの流れに沿った所信表明で、今ひとつ新鮮味、安倍カラーに欠けていたのではないかと感じる。特に、ロシアに対してどう触れるか注目していたが、「領土問題の解決に向け、粘り強く取り組んで参ります」という表現で、ガッカリした。現実的解決に向け、日本としてこうしていきますという、具体的メッセージ、シグナルを発して欲しかった。昨日の麻生外相のインタビュー記事にロシアが早速反応しており、その点でも情報戦で負けてしまっている。
 14時45分羽田発で旭川空港へ。車で紋別市に向かい、18時半から紋別後援会ビールパーティー。恒例の行事で皆さん楽しみにしており、和気(わき)藹々(あいあい)の中で盛大に進められる。いつもの事だが、人間関係の大事さ、巡り合わせに感謝してやまない。政治風土厳しいこの紋別地区で、昭和58年から私を支えてくれた皆さんに、ただただ頭の下がる思いで一杯だ。
 マスコミ関係者から「鈴木さんは新聞、週刊誌、雑誌、テレビでよくお目にかかりますが、武部さんはどうしていますか。話題になりませんね。」と聞かれ、返事に困る。政治家の存在感は、ポストに就いている時よりも、野にあっていかほどの重さをなすかである。本人自ら「サプライズ」「驚天動地」と言って、間違ってなった事を公(おおやけ)にしてしまい、ポストから離れると現実はどうかという事をマスコミが証明しているのではないか。
 新聞に武部氏が山崎派に戻ったと出ているが、幹事長の時、派閥を否定して新人議員に派閥に入らない様進めていたが、その本人が派閥に戻るだけでもおかしな話である。新人議員も「どうなっているの?」という思いだろう。この点だけでも、一貫性のない、筋の通らない姿が見えてくる。時がしっかり判断してくれるだろう。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月29日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月28日(木)
 「伊吹文明文部科学相は27日記者会見し、学習指導要綱改訂の焦点の一つである小学校での英語必修化を巡り『美しい日本語が話せず書けないのに、外国語を教えてもだめ。必要は全くない』との考えを明らかにした。文科相は『最低限の日本語などを身につけた上で必修化するのはよい』としながらも『現状では時期尚早』と指摘。慎重に検討する姿勢を示した。」(日本経済新聞42面)。伊吹大臣の見識に賛同してやまない。国家百年の大計である人づくりの教育に対し、これからも伊吹大臣の、国民の目線での的確な判断を期待したい。
 今朝の毎日新聞朝刊2面の「注目閣僚に聞く」というコーナーで、麻生太郎外務大臣のインタビューが載っている。「北方領土問題の解決策として、4島を面積で分割する案はどうですか。」という問いに対し、麻生外相は次の様に答えている。
 「◆一つの考え方ですね。2島じゃこっちがだめで、4島じゃ向こうがだめ。間をとって3島とかいう話だろ。それで双方が納得するかどうかですよ。これは役人で決めることはできません。どこかで政治的な決断を下ろさない限り、下から積み上げてどうにかなる話ではない。この問題への解決(への意欲)は、プーチン露大統領の頭の中にすごくあるように見えますけどね。」
 坂場外務報道官の記者会見では、外務省は3島での解決は検討した事もないとの事である。これだけでもロシアに間違ったメッセージ、シグナルを送る事になる。
 4島の日本への帰属が認められてからの平和条約締結である。この一線は絶対に譲ってはならない。しかし、4島を還してもらうにはどうしたらいいかという中で、現実的な対応を取らなくてはならない。
 田中真紀子氏が外務大臣に就任し、「日ロ関係の原点は1973年の田中・ブレジネフ会談である」と言ってから、ロシアの対応が変わってしまった。麻生大臣の毎日新聞のインタビューに対する答えは、国益を損ねてしまう結果になる。
 この点、麻生外相と外務官僚との間で考えが違うのはどういう事か。国民に対する説明責任を果たして欲しい。
 4月4日、資料請求で外務省員手帳最新版の提供を外務省にお願いしたところ、それに対する7日付の外務省の回答は「外務省員手帳については、省員手帳は省員限りのものであり、省員以外には配付していませんので、御了承ください。」と言って、資料の提供を拒否してきた。そこで、4月13日外務省大臣官房総務課情報公開室に外務省員手帳の情報開示を請求したところ、6月2日、表紙と在外公館の所在地と電話番号の開示決定があった。その後7月31日、残りの開示決定がなされ、199頁からなる2003年版の写しを開示してきた。
 4月13日に外務省員手帳に関する質問主意書を提出したところ、4月21日付政府答弁書(内閣衆質164第225号)において政府は、外務省が直近の、すなわち2003年版外務省員手帳を国会議員に対して提供する事を拒否した事実を認めている。
 国会議員からの資料提供には応じず、情報開示請求には応じている。この外務省のデタラメな対応は一体どういう事なのか。主意書では応えず、情報開示で、しかも渋々出す様なこの外務省の対応は、内閣にウソをつき、国会をバカにしているとしか考えられない。
 本日この件を質す質問主意書を提出した。来週金曜日の6日には政府答弁がでる予定なので、政府の、特に内閣法制局の認識がどの様なものか楽しみにしている。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月28日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月27日(水)
 5時過ぎに起きて6時55分羽田発で千歳へ。札幌でUHB北海道文化放送「のりゆきのトークDE北海道」に出演。「安倍首相誕生でどうなる北海道」というテーマで他のゲストの方々と討論する。政権の名前と期待度%というフリップを出されたので、「仲良し・論功行賞内閣」「50%」と書く。党役員、閣僚を見る時、政治家になる前からの友人、政治家になってからの仲間の起用が目立つからである。期待度50%は、少しはこの日本を良くして欲しいとの思いを込めての数字である。
 今日のテレビでも、町村信孝代議士は景気が良くなってきたと話していたが、北海道は低迷したままである。北海道のみならず、本州でも、中国、四国でも地方は冷え込み、シャッターが降りていくのである。格差の拡がるやり方ではなく、差をなくすのが政治の責任ではないか。
 今朝の朝刊各紙も、論功行賞が見え見えとか、派閥に配慮しているとか、新鮮味がないとか、様々な評価であるが、要はこれからである。国民がどう判断していくか、国民の声にどう応えていくのか見守っていきたい。
 副大臣、大臣政務官も決定したが、各派閥に配慮した構成になっている。個々の政治家の能力、向き不向きは、そばにいる国会議員が良くわかっているのである。そうした意味では、派閥の推薦はそれなりに裏打ちされた経験、実績、何よりも政治家として「公」の為に汗をかいているかどうかという視点で、公平に判断されてきたものだ。一本釣りよりはずっと確かな目線で名簿をあげてきた良き伝統は、副大臣、大臣政務官では生かされているという事か。
 佐藤栄佐久福島県知事が辞職した。5期18年の永きにわたり知事を続けると、権力が一極に集中してしまうのか。行政の長は永くても3期12年が限度だと私は考える。惰性やマンネリなど、永くやっていると目に見えないところで問題が生じてくるのである。
鈴 木 宗 男
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2006年09月26日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月25日(月)
 安倍新総裁による自民党三役が決まる。中川秀直幹事長、丹羽雄哉総務会長、中川昭一政調会長。いずれも二世議員である。総裁選立候補者も二世ばかりだったが、三役も二世で固めるとは、一つのサプライズといえるのでは。
 国会議員は公おおやけの職であり、私有財産ではない。また、権力を伴う職でもある。小さい時からの環境で政治を身近に見てきている点で、政治に精通しているという利点はあるだろう。しかし、生活感を持っているかどうか。東京に生まれ、東京で育ち、東京の価値観・物差しのみで判断されたらどうなるか。全ての政治家に生活感があるかどうか、その点よく考えて戴きたいと思う。
 今日は民主党の臨時党大会も行われ、小沢・菅・鳩山の「トロイカ体制」の継続を決定したが、「自民党の三役人事決定のニュースの流れ方を見る時、情報戦というか、メディア対策というか、安倍新体制もぬかりなくマスコミ・メディアを生かしているな」という声が聞かれる。小泉政権からのこうした点での引き継ぎは既に終わっているという事か。
 マスコミ・メディアは、情報が遮断されると仕事にならない。権力側は情報を持っている。この構図を考える時、メディア・マスコミも知らず知らずのうちに結果として権力側に利用されてしまう。権力とは強いものであり、それを意図的、恣意的に使われると怖いものであり、私自身誰よりも経験してきた。
 19時から苫小牧で駒大苫小牧高の夏の甲子園準優勝祝賀会に出席。改めて感動と感激を思い起こし、「有難う」と感謝の気持ちで一杯だ。
 札幌で姉妹死体遺棄事件。人間でない行為に何とも腹立たしい。埼玉では幼稚園児の列に車がつっこむ。きちんと前を見て運転すれば良いものを、音楽を聴くためにカセットを探していたとは、ふざけるなと言いたい。尊い命を何と考えるのか。何とも心が痛む事件が多すぎる。他人事ひとごとと思わず、大人の責任として考えていかなければならない。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2006年09月25日 | Weblog
ムネオ日記
2006年9月24日(日)
 朝日新聞11面読書のページ、講談社広告のコーナーで、「北方領土『特命交渉』」がのっている。「北方領土交渉のなかで私は、ほとんどの外交官僚が知り得ない「特命」を複数の総理大臣から受けていた。(中略)私の受けた「特命」を国民に公開することに意味があるのではないかと思うようになった。」と私のプロローグも紹介されており、書店に本も並びはじめタイムリー、タイミングの良い広告である。一人でも多くの人に読んでもらい北方領土への関心をもってもらいたい。
 8時20分丘珠空港発で釧路へ。
10時から第27普通科連帯創隊44周年、釧路駐屯地創立53周年記念行事に出席挨拶。好天に恵まれての厳粛な中にも気持ちのよい記念式典だった。
 車で根室に走り、13時過ぎ、第25回ノサップ岬マラソン閉会式に出席し挨拶。
14時根室後援会ビールパーティー会場に到着。熱心な後援者が休日にもかかわらず大勢参加してくれる。8月16日おきた銃撃事件、この5年半の日露関係、来春の知事選挙、参議院選挙について現状報告する。
 15時半から銃撃された第三十一吉進丸の釈放された紙屋さん、川村さん二人と亡くなった盛田さんの奥さん、坂下船長の奥さん、弟さんと意見交換。生々しいお話しを伺いながら、外務官僚の不作為を痛切に感じた。尊い命が失われた重みを外務官僚はもっと深刻に受け止めるべきである。
 夕方釧路にもどり、各種会合後援会との会合に出席。日中は暖かかったが、夜になるとひとけたの気温になる。確実に秋の気配だ。
 大雪山系・旭岳は紅葉と雪化粧の見事な自然美がTV・新聞で知らされる。大地のめぐみ大地の恩恵に感謝してやまない。
鈴 木 宗 男
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