ムネオ日記
2009年1月31日(土)
昨日の参議院本会議での代表質問における自民党の尾辻秀久参議院議員会長の演説が大きく取り挙げられている。
・首相は下野覚悟で! 参院自民会長 異例の辛口質問
〈「経営者の視点で改革が進められ、多くの人を失業に追い込んだ。(政府の)規制改革会議は責任をとらなければならない」。30日の参院代表質問で、自民党の尾辻秀久参院議員会長が、野党のような辛口の政府批判を連発し、構造改革路線と明確に決別するよう麻生太郎首相に迫った。
尾辻氏は規制改革会議と経済財政諮問会議の廃止を迫った後、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する政府方針も攻撃。「『できません』と素直に言えばいいのに、つじつま合わせで訳が分からないことを言っている」と切って捨て、「乾いたタオルを絞っても、もう水は出ない」と撤回を呼びかけた。
さらに「野に下るのは恥ずかしくない。恥ずべきは政権にあらんとして、いたずらに迎合すること。毅然(きぜん)と進む首相にご一緒します」と、首相に「下野の覚悟」まで説いた。
だが首相は「諮問会議などは大きな貢献をしてきた」などとそっけない答弁に終始。質問後、尾辻氏は記者団に「もう少し正面から答えてほしかった」と表情はさえなかった。〉(毎日新聞朝刊2面)
・「首相激励」か「自民分裂」か
〈自民党の尾辻参院議員会長が30日の参院本会議で、政府批判を含む“過激”な代表質問を行い、与野党に波紋を広げた。
尾辻氏は構造改革路線を主導した政府の規制改革会議と経済財政諮問会議に関し、今日の雇用不安や不況への「責任が重い」と批判し、両会議の廃止を迫った。
消費税率引き上げに関しては「野に下ることは恥ずかしいことではない。毅然として進んでほしい」と、下野覚悟で首相に増税方針堅持を要求。野党席からはどよめきが起こった。これに対し、首相は原稿を棒読みする淡泊な答弁に終始した。
民主党の簗瀬進参院国会対策委員長は記者会見で、尾辻氏の質問について「自民党は自己分裂状態に陥った」と指摘した。
もっとも、尾辻氏は昨年の通常国会でも当時の福田首相に年金問題などで辛口の質問をしている。自民党の鈴木政二参院国対委員長は「厳しい質問は首相への励ましだ」と強調し、尾辻氏と首相との距離を否定した。〉(読売新聞4面)
・「恥ずべきは政権にあらんといたずらに迎合すること」 自民尾辻氏 下野の覚悟 首相に促す
〈自民党の尾辻秀久参院議員会長は30日の参院代表質問で、麻生太郎首相に「野に下ることは恥ずかしいことではない。恥ずべきは、政権にあらんとして、いたずらに迎合することだ」と述べ、野党転落も覚悟で政権運営に臨むよう異例の表現で激励した。
元厚生労働相の尾辻氏は、社会保障充実のため消費税率引き上げを唱える筋金入りの増税論者。与党幹部として型破りの質問は、増税路線を鮮明にして衆院選で国民の信を問うよう求める中で飛び出し、野党席からは拍手が起きたが、首相から直接の答弁はなかった。
尾辻氏は小泉改革路線の象徴とされる政府の経済財政諮問会議と規制改革会議の廃止も要求したが、これも首相は否定。尾辻氏は記者団に「もう少し正面から答えてほしかった」と述べ、肩すかしに落胆の表情を浮かべた。〉(北海道新聞4面)
与党自民党の代表として、国民の目線にあった指摘である。与党の質問に真正面から向き合って答えない首相の姿勢は戴けない。
権力者は耳に聞こえの良い話より、耳障りな、悪い話を聞くことが大事である。麻生首相には本当の意味での権力者としての認識、胆力がともなっていないようだ。そこに生活感のない政治があり、国民が不幸になるのである。
28日の衆議院本会議で行われた中川昭一財務大臣の財政演説で26カ所の読み間違いがあり、財務省は議事録の訂正を申し入れたという。「衆院事務局によると演説や答弁が議事録作成の際に訂正されることは珍しくないが、26カ所は異例」と新聞各紙に出ている。確かに28日の本会議では、精彩がなく、よく詰まっていたので、隣の席の渡辺喜美代議士に話しかけると、「いつものことでないか」と言っていたが、心配があたってしまった。
公務員の天下り、更には渡り、公務員制度改革でも、行革相と人事院総裁がぶつかったり、内閣が機能していない面が窺(うかが)える。ここは思い切って解散総選挙で国民に信を問うのが一番である。現状を打開するには、国民の声の最大公約数を得て政治を行うのが何よりである。
与党からも「下野を覚悟で」との声が出たことは適切な判断であり、麻生首相が決断すれば良いことだ。麻生首相よ。解散で信を問うべきだ。
8時2分札幌駅発の列車で帯広に向かい、12時半から新党大地十勝支部・鈴木宗男十勝総連合後援会の新年交礼会。1500人もの人が出席して下さり、盛大に行うことが出来た。
民主党の石川知裕代議士も出席し、挨拶を戴く。北海道第11選挙区における選挙協力は着実に前進している。
八代英太先生もゲストとして来て戴いたが、八代先生に期待する声の大きさ、思いを、八代先生もしっかり受け止めてくれたと確信する次第だ。
18時から網走管内大空町で新年交礼会。ここでも政治風土厳しい中、大勢の人が来て下さる。ありがたい限りだ。
今日は61歳の誕生日である。帯広の新年交礼会でも、後援会の皆様から緑色のネクタイをプレゼントされる。また、石川代議士からも同じくグリーンの手袋を戴く。議員会館、自宅にも、各先生方から心のこもったプレゼントが届けられる。
昨年が還暦で、生まれ変わりのスタートの年である。生かされていることに感謝しながら、責任を果たして参りたい。
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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2009年1月31日(土)
昨日の参議院本会議での代表質問における自民党の尾辻秀久参議院議員会長の演説が大きく取り挙げられている。
・首相は下野覚悟で! 参院自民会長 異例の辛口質問
〈「経営者の視点で改革が進められ、多くの人を失業に追い込んだ。(政府の)規制改革会議は責任をとらなければならない」。30日の参院代表質問で、自民党の尾辻秀久参院議員会長が、野党のような辛口の政府批判を連発し、構造改革路線と明確に決別するよう麻生太郎首相に迫った。
尾辻氏は規制改革会議と経済財政諮問会議の廃止を迫った後、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する政府方針も攻撃。「『できません』と素直に言えばいいのに、つじつま合わせで訳が分からないことを言っている」と切って捨て、「乾いたタオルを絞っても、もう水は出ない」と撤回を呼びかけた。
さらに「野に下るのは恥ずかしくない。恥ずべきは政権にあらんとして、いたずらに迎合すること。毅然(きぜん)と進む首相にご一緒します」と、首相に「下野の覚悟」まで説いた。
だが首相は「諮問会議などは大きな貢献をしてきた」などとそっけない答弁に終始。質問後、尾辻氏は記者団に「もう少し正面から答えてほしかった」と表情はさえなかった。〉(毎日新聞朝刊2面)
・「首相激励」か「自民分裂」か
〈自民党の尾辻参院議員会長が30日の参院本会議で、政府批判を含む“過激”な代表質問を行い、与野党に波紋を広げた。
尾辻氏は構造改革路線を主導した政府の規制改革会議と経済財政諮問会議に関し、今日の雇用不安や不況への「責任が重い」と批判し、両会議の廃止を迫った。
消費税率引き上げに関しては「野に下ることは恥ずかしいことではない。毅然として進んでほしい」と、下野覚悟で首相に増税方針堅持を要求。野党席からはどよめきが起こった。これに対し、首相は原稿を棒読みする淡泊な答弁に終始した。
民主党の簗瀬進参院国会対策委員長は記者会見で、尾辻氏の質問について「自民党は自己分裂状態に陥った」と指摘した。
もっとも、尾辻氏は昨年の通常国会でも当時の福田首相に年金問題などで辛口の質問をしている。自民党の鈴木政二参院国対委員長は「厳しい質問は首相への励ましだ」と強調し、尾辻氏と首相との距離を否定した。〉(読売新聞4面)
・「恥ずべきは政権にあらんといたずらに迎合すること」 自民尾辻氏 下野の覚悟 首相に促す
〈自民党の尾辻秀久参院議員会長は30日の参院代表質問で、麻生太郎首相に「野に下ることは恥ずかしいことではない。恥ずべきは、政権にあらんとして、いたずらに迎合することだ」と述べ、野党転落も覚悟で政権運営に臨むよう異例の表現で激励した。
元厚生労働相の尾辻氏は、社会保障充実のため消費税率引き上げを唱える筋金入りの増税論者。与党幹部として型破りの質問は、増税路線を鮮明にして衆院選で国民の信を問うよう求める中で飛び出し、野党席からは拍手が起きたが、首相から直接の答弁はなかった。
尾辻氏は小泉改革路線の象徴とされる政府の経済財政諮問会議と規制改革会議の廃止も要求したが、これも首相は否定。尾辻氏は記者団に「もう少し正面から答えてほしかった」と述べ、肩すかしに落胆の表情を浮かべた。〉(北海道新聞4面)
与党自民党の代表として、国民の目線にあった指摘である。与党の質問に真正面から向き合って答えない首相の姿勢は戴けない。
権力者は耳に聞こえの良い話より、耳障りな、悪い話を聞くことが大事である。麻生首相には本当の意味での権力者としての認識、胆力がともなっていないようだ。そこに生活感のない政治があり、国民が不幸になるのである。
28日の衆議院本会議で行われた中川昭一財務大臣の財政演説で26カ所の読み間違いがあり、財務省は議事録の訂正を申し入れたという。「衆院事務局によると演説や答弁が議事録作成の際に訂正されることは珍しくないが、26カ所は異例」と新聞各紙に出ている。確かに28日の本会議では、精彩がなく、よく詰まっていたので、隣の席の渡辺喜美代議士に話しかけると、「いつものことでないか」と言っていたが、心配があたってしまった。
公務員の天下り、更には渡り、公務員制度改革でも、行革相と人事院総裁がぶつかったり、内閣が機能していない面が窺(うかが)える。ここは思い切って解散総選挙で国民に信を問うのが一番である。現状を打開するには、国民の声の最大公約数を得て政治を行うのが何よりである。
与党からも「下野を覚悟で」との声が出たことは適切な判断であり、麻生首相が決断すれば良いことだ。麻生首相よ。解散で信を問うべきだ。
8時2分札幌駅発の列車で帯広に向かい、12時半から新党大地十勝支部・鈴木宗男十勝総連合後援会の新年交礼会。1500人もの人が出席して下さり、盛大に行うことが出来た。
民主党の石川知裕代議士も出席し、挨拶を戴く。北海道第11選挙区における選挙協力は着実に前進している。
八代英太先生もゲストとして来て戴いたが、八代先生に期待する声の大きさ、思いを、八代先生もしっかり受け止めてくれたと確信する次第だ。
18時から網走管内大空町で新年交礼会。ここでも政治風土厳しい中、大勢の人が来て下さる。ありがたい限りだ。
今日は61歳の誕生日である。帯広の新年交礼会でも、後援会の皆様から緑色のネクタイをプレゼントされる。また、石川代議士からも同じくグリーンの手袋を戴く。議員会館、自宅にも、各先生方から心のこもったプレゼントが届けられる。
昨年が還暦で、生まれ変わりのスタートの年である。生かされていることに感謝しながら、責任を果たして参りたい。
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