鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2008年04月29日 | Weblog
ムネオ日記
2008年4月29日(火)
 福田首相(自民党総裁)と公明党の太田昭宏代表は昨日、道路特定財源を2009年度から一般財源化する法案を年内にまとめ、成立を図る事で合意しているが、目的税を何の議論もなく一般財源化することに抵抗を感じる。目的税はその役割を果たしたなら廃止するのが税の基本的考えではないか。邪(よこしま)に一般財源に組み入れるのは筋が通らない。与党も野党もしっかりと議論もしないで一般財源化に賛成しているがおかしな現象である。
 山口2区補選で民主党候補が勝利したが、自民党候補も官僚、民主候補も官僚となると若い方が有利である。後期高齢者医療制度への反発が大きく、TV・新聞でも60歳以上の人で今まで自民党を支持していた人達が、今回は圧倒的に民主に移っている。この事実をよく認識しなくてはならない。
 ガソリン税の暫定税率にしろ、後期高齢者医療制度にしろ生活感のない国民を無視した官僚政治のツケである。国民の思い、心を知らずして改革はできない。改革とは上からの押し付けではなく、下からの盛り上がる声が大事である。
 小泉政治以降、民主主義の一番大事なルールである「手続き」がないがしろにされ、「中身」が伴っていない。民主主義の原点に立ち返り物事を進めていくことが今、求められている。
 平成8年1月、橋本政権誕生以後、小渕、小泉、安倍、福田首相と2世・3世政治家が首相になった。森元首相も2世ではないが、お父さんは長く町長を勤め、やはり政治と縁があった。振り返るとこの12年間の総理大臣は世襲、関係者といって良い。このことも官僚政治を助長するもとになったのではと考えるものである。
 生活感のある政治を国民は願っている。官僚や世襲政治家はたえず権力側にいた。痛みや弱い人の気持ちを理解できないでいることが多々ある。お互い目線を国民にあてて考えていこうではないか。
 10時から北海道神宮で昭和祭式典出席。札幌市内、苫小牧市内でお世話になった方の弔問。
 ゴールデンウイークが始まっているが、街の空気は何となく静かだ。北海道の経済、景気を象徴している様である。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年04月28日 | Weblog
ムネオ日記
2008年4月28日(月)
 朝から札幌市内挨拶廻り。どこに行っても「26日のセミナーは筆坂秀世さん、佐藤優さんのお話も良かったし、松山千春さんの鈴木さんに対する思いが良く伝わってきたし、鈴木さんご自身の胸のうちもよく解ったし、何といっても典子夫人のざっくばらんな性格、そして気配りのあるお話に感激しました」との声を頂く。言葉は力なりきというが、しっかりした発信力をきちんとして参りたい。
 讀賣、日経、産経、北海道新聞の社説に日ロ首脳会談が取り上げられている。讀賣新聞は「『高い次元』に引き上げるには」。日本経済新聞は「領土支援を埋没させるな」。産経新聞は「洞爺湖では領土前面に」。北海道新聞は「物足りない『領土』継続」となっている。いずれも領土問題に具体的進展がなかったことに言及し、北海道洞爺湖サミットに向けしっかり戦略をもって望めということだが、福田首相、外務官僚も当然社説に目を通している事だから、限られた時間ではあるがしっかり戦術、戦略を持ってやって戴きたいものだ。
 今回の首脳会談で私は一つの光明があったと思っている。それはプーチン大統領が福田首相に「これまで積重ねてきた話し合いの上に今後も交渉を進めて行きたい」と述べた事である。外交は積重ねであり、信頼関係である。昨年12月21日の森元首相とプーチン大統領の会談の際にも触れられたといわれるイルクーツク声明が領土問題解決の糸口である。
 国益の観点から日本の名誉と尊厳にかけて外務官僚がいかに現実的解決論を展開するかである。根室市の「国後島民の会」でも釧路市の「千島連盟」でも元島民は「四島一括」という表現を削除し「四島返還」という空想的解決論から現実的解決論に大きく舵(かじ)を切っている。この事を外務官僚は重く受け止めるべきでないか。戦後63年経ち、日本でしかも北海道で開かれるサミットだ。大きな歴史の1ページが作られることを切に願ってやまない。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年04月27日 | Weblog
ムネオ日記
2008年4月27日(日)
 札幌事務所で終日、昨日のセミナーご協力のお礼を申し上げるべく各事務所と連絡をとりあう。多くの人から「盛会でよかった、何よりも7年前鈴木さんを叩いた共産党の責任者である筆坂さんが鈴木さんは何も悪い事をしていない、外務省のリーク、メディアバッシング、それにのった検察の国策捜査だったと聞き、胸のつかえがおりました」という電話を沢山いただく。又、佐藤優さんを取り調べた西村検事が「これは鈴木宗男を捕まえる為の国策捜査だと言った、最初から鈴木宗男ありきの検察の姿に憤(いきどお)りを感じる」といった電話も多数もらう。何が真実か、事実か、解る人は解ってくれる。
 私がいい加減な、信念の無い、人間性のない政治家であったなら、国会に再び戻ることは無かった。私と付き合った人は、私の人間性を知っている人は、おかげ様で私から離れない。どんな時でもいかなる状況でも私を応援してくれる。
 この事に私は感謝の気持ちを忘れず、大きな自信と誇りを持って私は検察と闘(たたか)っていく。司法のあるべき姿を求めて、私は頑張っていく。
 昨日、日ロ首脳会談が行われたが北方領土問題について「領土交渉継続」を確認しただけという報道に愕然(がくぜん)とする。福田首相は日ロ関係を「高い次元の関係」に引き上げる事で一致したと記者団に語っているが、今年1月18日の施政方針演説、2月7日の北方領土の日で同じフレーズを使っている。今回の首脳会議でプーチン大統領に福田首相から「森―プーチン、イルクーツク会談におけるイルクーツク声明いわゆる2+2(ツー・プラス・ツー)で領土問題解決に向けて取り組みたい」と現実的解決に向けたカードを切るべきであった。そして7月の北海道洞爺湖サミットでメドベージェフ新大統領と会談の際、現実的解決に向けた具体的な交渉日程を作るぐらいの会談であってほしかった。首相を支える外務官僚、ロシア担当者の基礎体力が問われる所である。
 福田首相の支持率が下がっている時、福田首相の生き残る1つの道は、私はロシアとの領土問題解決、エネルギー政策に向けるロシアとの協力関係、北朝鮮拉致問題もロシアの協力無くしては出来ない事を考えるべきである。
 ロシアの重要性をもっともっと官邸・外務官僚・政治家、等しく考えていかなくてはならない。非常にがっかりした日ロ首脳会談であった。
 元島民の落胆した、憤慨(ふんがい)した顔が目に浮かぶ。八方(はっぽう)塞(ふさ)がりの対ロシア外交と言わざるを得ない。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年04月26日 | Weblog
ムネオ日記
2008年4月26日(土)
 12時半から『新党大地・鈴木宗男「第3回北海道セミナー」』開催。二千人近い人が出席、参加して下さる。
 松山千春さんより代表世話人として今日も熱い心のこもったご挨拶をしてくれる。筆坂秀世元共産党政策委員長・元参議院議員。佐藤優・大宅壮一賞作家、起訴休職外務事務官から「国策捜査を断罪する」というテーマで基調講演をして頂く。筆坂さんも佐藤さんも、初めて口を開くお話をふんだんにして下さり、皆さん納得した面持(おもも)ちで耳を傾けてくれる。
 7年前の鈴木バッシングは、外務省のリーク、検察のリーク、更には国策捜査、権力闘争の側面があった。一昨日の東京、そして今日の札幌とわずか3日間で2回も大きなイベントを開き、大盛会に終えることが出来、有難い限りである。
 鈴木宗男の生き方、政治信条、理念を理解してハンディを負っている私に対し、変わらざるご支援・ご協力してくれる人が北海道はもとより、全国にいる事を私は有難く、かつ誇りに思っている。私がいい加減な政治家だったら、松山千春さんをはじめ、後援者は離れていった事だろう。
 私は政治家として誰よりも声なき声を大事にして生きてきた。少しでもその声なき声を実現しようと思ってやってきた。北方領土問題解決、アフリカ支援しかりである。
 言われなき誹謗(ひぼう)中傷(ちゅうしょう)をされる覚えはない。私以上に、北方領土問題解決に、アフリカ支援に行動した政治家がいるかとお尋ねしたい。
 私にはまだ夢がある。アイヌ民族の先住民族としての権利の確立、北方領土問題の解決、アフリカ支援、やれることがある。
 そして何よりも、天国と地獄を見たものとして「人生、自分の計算通りに行かない。失望、挫折は常に付いてまわる。しかし、人生あきらめるな。正直に信念を持って生きて行けば必ず分かってもらえる日が来る。努力した分、100%ではなくても、自分なりに必ず満足出来る結果が付いてくる。負けるな。頑張れ。」という、メッセージを発して行きたい。
 一昨日の会合を振り返りながら、改めて後援会、支援者、同志の皆様に心からお礼、感謝申し上げたい。実刑判決を受けた後でも、これだけの人が足を運んで下さるという事は、私への理解が変わっていないという意味で自信を持って日常活動して行きたい。
 北京五輪の聖火リレーが長野市内で行われたが、厳重警戒の中で聖火リレーして何の意味があるのか。形だけの聖火リレーで何の感動も沸かない。重苦しい中で、笑顔のない、聖火の見えないリレーに落胆した人が多かったのではないか。平和の祭典、オリンピックは聖火リレーも平和な環境で行われなくてはいけない。リレーした人たちも、テレビを観る限り強張(こわば)った顔が伝わってきて、不幸な事だと思ったのは私一人だろうか。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年04月26日 | Weblog
ムネオ日記
2008年4月25日(金)
 昨日18時から、「鈴木宗男を叱咤激励する会」を開かせて戴く。
 お陰様で1500人以上の人が出席して下さり、盛会裏に終えることができた。北海道では明日12時半から札幌市で行うので、東京は本州、四国、九州の後援会関係者のみにご案内、お願いをしたのだが、予想を超える出席者の数だった。
 来賓として伊吹文明自民党幹事長、鳩山由紀夫民主党幹事長、野中広務元自民党幹事長、亀井静香国民新党代表代行から御挨拶を戴き、自民党からも、民主党からも北海道における選挙協力を呼びかけられた。小沢一郎民主党代表も会場に来て下さったが、ちょうど野中先生が話をされており、時間の関係で帰られたとのことである。
 松山千春さんが、「努力しても報われないことがある。しかし、努力することが大事なんだ。ムネオさんは努力してきたし、努力している」と熱く語ってくれ、会場の皆さんも感激していた。
 筆坂秀世元共産党政策委員長は、7年前の鈴木叩きは外務省から届いたマル秘文書が発端だったと基調講演で話してくれた。「ムネオハウス」というフレーズが当時話題になったが、外務省のリークであったことを詳しく説明してくれた。
 佐藤優さん(起訴休職外務事務官、大宅壮一賞作家)も、「国策捜査」について、検察官との取調べの時の話を具体的に細かく話され、権力の怖さ、権力側は何でもできることが、皆さん良くわかったことと思う。
 私から皆さんに心からのお礼を申し上げ、信念をもって事実、真実を明らかにするため、上告して最後まで闘っていくことを訴える。会場からも「信じているから頑張れ!」と声が上がり、有難かった。
 こうした会合で女房が挨拶することはあまり例がないが、心から感謝の意を表するため、家内からもお礼申し上げる。突然の指名だったが、家内も真心を込めてご来場の皆様に挨拶し、好評だった。
 良き人間関係、有難い出会い、ご縁に感謝しながら、あっという間の2時間だった。司会をして下さった下地幹郎代議士、糸川正晃代議士にもお礼申し上げたい。
 自民党国家戦略本部の国家ビジョン策定委員会が、国家公務員を30万人から10万人に減らし、衆院定数を現行の480から200人、参院定数を現行242人から50人に削減する案を発表している。10年から15年後を見据えた道州制への移行を前提としている。
 国会議員の定数削減は10年後では遅すぎる。今すぐ取りかかるべきである。国民に負担を求めるならば、まず国会議員が率先して身を削ることが必要である。
 政党への公的助成を現行の国民1人当たり250円から1000円に増やす案も盛り込んでいるが、政治資金規正法により、企業献金、団体献金も受けられ、更に政治資金集めのパーティーもできる制度があるのに、国民に1000円も負担させるとはナンセンスである。
 「企業献金、団体献金もやめます、パーティーも開きません、だから公的助成を」と言うのなら国民も理解するだろうが、身勝手な政治家の特権意識を助長する話は、国民が承知しないことだろう。今後の動きを見ていきたい。
 夕方明日のセミナーのため、札幌に向かう。

本日提出した質問主意書2件

№174 1996年5月のビザなし交流に同行した際に暴行を受けたとする外務省職員並びに暴行を働いたとされる衆議院議員への外務省の対応に関する第3回質問主意書

№175 消失した在ウズベキスタン大使館配置の日本画についての外務省の対応等に関する再質問主意書

本日受領した政府答弁書7件

№155 日ロ外相会談における北方領土自由訪問の渡航枠拡大の合意に関する質問主意書

№156 北海道洞爺湖サミット前の内閣総理大臣の外遊に関する質問主意書

№157 我が国の政府開発援助(ODA)拠出額の世界順位等に関する再質問主意書

№158 イランで誘拐された邦人の解放に向けての政府の取組に関する再質問主意書

№159 後期高齢者医療制度の保険料天引きの是非等に関する質問主意書

№160 北京五輪開会式への皇族の出席に関する再質問主意書

№161 自衛隊員の自殺防止に向けた防衛省の取り組み並びに組織のあり方に対する同省の認識に関する再質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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