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宗男日記から

2009年05月25日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月25日(月)
 政令指定都市さいたま市の市長選挙は、民主党埼玉県連の支持を受けた清水勇人さんが当選。今年3月までは自由民主党の県議だったが、「自民党では政治は変えられない」と自民党を離党し、市長選に出馬して、民主党の応援を受けての圧勝である。鳩山代表になって初の大型選挙、特に自民・公明両党県連が現職を推薦しての選挙戦での勝利は大きい。
 自民党の細田幹事長は「国政への影響は限定的だ」と強調したと読売新聞2面に出ているが、果たしてそうだろうか。昨日、18時半から茨城県竜ヶ崎市で民主党の候補予定者の応援に行ったが、「今まで自民党を応援していたが、一度下野して出直してもらった方がいい。格差の広がった政治を変えてほしい」と大勢の人から言われた。全国を講演して回っているが、同じような声が圧倒的である。
 今後は日一日と緊迫した状況になっていくであろう。一日も早い解散総選挙を、国民は段々と期待していくことと思う。
 昨日の報道番組で、世襲制限について自民党の石原伸晃幹事長代理が「やるなら次の選挙からやらないといけない。『なんで次の次からなのか』と言われる」と話したそうだが、しっかりした基準やルールをまず決めることが大事ではないか。石原氏自身、親が国会議員、現在は選挙区を抱える都知事であり、紛れもなく世襲なのである。
 民主主義は手続きが一番であり、次に中身である。選挙目当てと言われるやり方は国民に理解されない。
 自民党の菅義偉選対副委員長は衆議院の定数を50人以上削減することをマニフェストに書くべきだと佐賀県で講演しているが、新党大地は衆議院300の小選挙区を200にし、100人を削減して現在の480人の定数を380人にすること、参議院については、国民100万人に一人の計算で、現在の242人の定数を125人にすることを、2年前の参議院選挙から訴えている。
 行政のスリム化を言う国会議員は多いが、国会議員自ら定数を削減するという声は小さい。国会議員自ら身を削る、血を流すことを実践して初めて、国民の理解を得られるのである。国会議員、国家公務員の特権をなくさなくてはいけない。
 定数削減はもちろんだが、国会議員、公務員のボーナスも、既得権益に乗っかってもらうのが当たり前という考えは、改めなくてはならない。ボーナスの2割削減などという甘い考えではダメだ。「ボーナスは全廃する」といった思い切った判断が必要ではないか。
 民間企業なら、会社が赤字経営の場合、たいていのところではボーナスは出ない。国が850兆円もの赤字を抱えている時、国会議員がのうのうとボーナスをもらうというのでは、国民が納得しない。国家公務員幹部も同じではないか。国会議員、国家公務員の管理職以上は、お互い考えていきたいものである。
 国会開会中だが、衆議院議員会館はおそろしく静かである。やはり各議員は選挙区を心配しているのか。
 選挙は普段の積み重ねが大事である。試験の一夜漬け宜しくでは間に合わない。私も夕方札幌に戻り、活動する。
 17時からラジオ文化放送「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNews CLUB」収録。外交について楽しい話が出来た。
 外交といえば外務省だが、私の出した質問主意書に対し、極めて不誠実な答えばかりが返ってくる。私なりに自制しながら質問主意書を出してきたのだが、外務官僚の自浄能力は見えず、また、幹部も緊張感がない様であるので、遠慮せずに細かく淡々と質問主意書を出させて戴くことにする。
 国民に少しでも情報開示、情報の透明性確保を図る上でも、国民から選ばれた国会議員として、粛々と外務官僚に対して、国民の目線に立って質問して行きたい。
 ウソ、ごまかしの答弁書に閣議で署名している閣僚、国務大臣も、少しは中身をチェックしてほしい。この点が官僚政治、官僚に操られていると言われるゆえんである。
 今日は外務省に対し、以下の7本の質問主意書を出させて戴いた。


本日提出した質問主意書7件

№284 政府に対して北方四島返還方針の堅持を求める意見広告に政府職員が賛同人として名を連ねている件に関する再質問主意書

№285 外務省員手帳に対する外務省の認識に関する質問主意書

№286 外務事務次官による贈与等報告書の提出等に関する質問主意書

№287 外務省欧州局幹部による贈与等報告の提出等に関する質問主意書

№288 外務省の庁舎内に入っている民間企業に関する質問主意書

№289 外務省におけるいわゆる居酒屋タクシー問題に関する質問主意書

№290 外務省欧州局におけるタクシー券の使用状況等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

  衆議院衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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