鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年05月22日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月22日(金)
 自民党は国会議員の世襲制限について、次期衆議院選挙から実施する方向で検討していると報道されている。新人について、国会議員の親族が同一選挙区から連続して立候補することを、次期衆院選から禁止する案だそうだが、これが通ると、小泉純一郎元首相の息子さんは党公認ではなく、無所属での立候補となる。
 ところが小泉元首相の息子さんは、無所属で出て当選後に自民党に入る。しかも自民党は対立候補者を出さないことにするらしい。これでは全くの出来レース、すり替えの話である。
 今、なにゆえに世襲制限の話が出てきたのか。過去の甘え、惰性の政治に、今は決然とノーを言わなければならない時なのだ。それなのに身内を守り、保護するやり方をする自民党に対し、国民は怒りを込めて、賢明な判断をして戴きたい。
 自民党は時として“自分党”になる。小泉政権以後、弱肉強食、勝ち組・負け組と格差の広げるアメリカ型の新自由主義政治を行ったせいで、今国民はやる気を失っている。国民をリードする立場にある国会議員が、更に国民にやる気を失わせていることに、唖然あぜんとするばかりである。やはり政権交代をしなければと、つくづく思う。
 「北の大地 北海道からチェンジ!」を訴え、新党大地は闘っていく。
 昨日の衆議院予算委員会での谷内正太郎政府代表の発言に関し、「『3・5島でもいいというたぐいの発言は一切していない』と述べた。その上で『(領土問題は)新しいアプローチが必要だ。どういうふうに国民が納得しうる形で解決できるか。知恵を絞らなければいけない』と指摘。」と出ている(読売新聞4面)。
 この谷内代表の答弁に対し、谷内氏のインタビューを記事にした毎日新聞は、今日の朝刊では何の反応も見せていない。毎日新聞の記事により日本でもロシアでも大きな話題になったのに、当の毎日新聞が国民に説明せず、情報開示をしないというのは、何とも不思議な状況である。インタビューをした記者の基礎体力不足なのか、それともねつ造なのか。
 公の報道機関、それも歴史を誇る毎日新聞である。ここはきちんと国民に谷内インタビューの事実を教えてほしい。いや、自ら進んで説明する義務があることを考えて戴きたい。
 12時から「しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌」オープンレセプションに出席する。阿寒湖畔の阿寒グランドホテル鶴雅グループが支笏湖に新しくオープンした、世界に通用するリゾートスパホテルである。
 管内を拝見したが、阿寒の「鄙の座」、佐呂間の「鶴雅リゾート」、網走の「北天の丘」に勝とも劣らない、個性溢れる、大西イズムが出ている施設になっている。支笏湖に新しい癒しの場所のメッカが誕生した。益々のご発展を祈念してやまない。
 18時から留萌市で新党大地塾5月例会。今年に入って初めての留萌入りである。
 留萌市はじめ留萌管内、道内から大勢の後援会関係者、大地党員・サポーター、シンパが足を運んで下さる。高橋定敏留萌市長も駆けつけて下さる。
 高橋市長は中川一郎先生の秘書仲間であり、私が育ててきた人物だ。昔話に花を咲かせながら、人間関係の大切さを感じる。
 留萌の皆さんの人情に触れながら、久しぶりの留萌はいつも通り優しい場所であると感じた。


本日提出した質問主意書3件

№281 いわゆる「3・5島論」発言に係る政府代表の説明及び内閣総理大臣の見解等に関する質問主意書

№282 外務省におけるワインの使用等に関する質問主意書

№283 北方領土に居住するロシア人に対する外務省によるビザの発給に関する第三回質問主意書


本日受領した政府答弁書9件

№257 最高裁判所裁判官の指名等に関する質問主意書

№258 政府に対して北方四島返還方針の堅持を求める意見広告に政府職員が賛同人として名を連ねている件に関する質問主意書

№259 政府代表による民間企業の役員兼務の是非等に関する再質問主意書

№260 公然わいせつの疑いで逮捕された芸能人に対する警視庁の対応に関する再質問主意書

№261 政府見解と異なる北方領土問題の解決方法について言及した政府代表を外務大臣が厳重注意した件等に関する第3回質問主意書

№262 北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射に係る政府対応の信頼性を否定し、茶化した内閣官房副長官の言動に対する政府の対応に関する第3回質問主意書

№263 中国において国家機密漏洩の罪に問われた人物に対する駐中国大使の関与に関する質問主意書

№264 外務省における各種手当の変遷並びに同省職員による実際の使われ方等に関する再質問主意書

№265 出入国カードの提出を巡り実施が危ぶまれていた平成二十一年度以降のビザなし交流に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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宗男日記から

2009年05月22日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月21日(木)
 今日の参議院予算委員会に谷内正太郎政府代表は政府参考人として出席し、毎日新聞のインタビューで述べた北方領土3・5島返還について「3・5島でもいいのではないかという類の発言は一切していない。全体の流れの中で誤解を与える部分もあったかもしれず、深く遺憾に思っている。私の基本的立場は政府方針どおりだ」と答弁している。
 一ヶ月も経ってから釈明しているだけでもおかしい。政府代表として官邸に自分の部屋を持ちながら、どうしてもっと早くに国民に説明責任を果たさなかったのか不思議でならない。このことは外務官僚にも言えることである。
 ソ連時代、日本政府は「四島一括返還」と、ソ連に対し強硬に言った。更に「領土問題は存在しない」というソ連に、「即時」という言葉を付け、「即時四島一括返還」とまで言ってきた。
 ところが1991年12月、ソ連が崩壊し、自由と民主、自由経済のロシアになってから、四島一括という考えを政府は変えた。外務省広報誌の「われらの北方領土」にある様に、

〈交渉にあたり、我が国は、ロシア側が九一年後半以降示してきた新たなアプローチを踏まえ、北方四島に居住するロシア国民の人権、利益及び希望は返還後も十分に尊重していくこと、また、四島の日本への帰属が確認されれば、実際の返還の時期、態様及び条件については柔軟に対応する考えであることを明示しつつ、柔軟かつ理性的な対応を取りました。〉

 となったのである。
 この変化を、外務省は国民にきちんと説明していない。政治家の中でも不勉強な者には、未だに四島一括という言い方をする人がいる。然るべき立場にある人は、返還運動ではなく、返還交渉をするのである。今日の谷内氏の答弁を聞きながら、外務官僚の不作為をつくづく感じるものだ。
 私は政府の方針に沿って、時には総理の特使として北方領土返還、平和条約締結交渉にタッチしてきた。二島先行返還論だとか段階的解決論だとか、ひどい時には「鈴木は二島ポッキリだ」などと言われたが、私は四島の旗を降ろしたことはただの一度もない。四島を現実的に返してもらうにはどの様なアプローチがあるのかと考えたのである。
 国賊扱いされた7、8年前を想い出す時、今回の3・5島返還論の谷内発言で話が付くのなら、とっくの昔に二島が返還され、残り二島も具体的に日本に返還される道筋を作れていたと、内心忸怩じくじたるものを感じる。
 私の騒動は権力闘争の一面もあり、政治の世界、まさに一寸先は闇である。ここは政権交代をして、外交もダイナミックに変えなくてはいけない。いや、変える必要がある。
 そのためにも選挙に勝つことである。新党大地は「北の大地 北海道からチェンジ!」を訴え、実現してゆく。


本日提出した質問主意書3件

№278 海上自衛隊の特殊部隊における隊員死亡事件に係る防衛省による調査の進捗状況等に関する質問主意書

№279 外務省所管の各種法人に対する同省の助成等に関する第3回質問主意書

№280 農林水産省の出先機関における勤務評定に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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鈴 木 宗 男