コタラの社長日記

スリランカ産ハーブ「コタラヒムブツ」(学術名サラシア・レティキュラータ)を紹介され、世界初のサプリメントを製造!

店の座敷で寝るのは5人

2020-04-29 13:22:16 | Weblog

これから毎日、座敷で寝るのは5人です。

マサ・カズ・コ~ちゃん・ヒロちゃんと僕です、ニギヤカでした。

 

夜は5人で銭湯に行き、

布団を並べ、11PMを見ながら寝ました。

 

たまに、銭湯に行く前、バーに寄る事もありました。

皆はビールですが、僕はコーラかサイダーでした。

以前も『酒を覚えろ』と何度も云われましたが、断り続けました。

今回も同じです。

 

銭湯で洗濯すると怒られると云われ、

店に帰ってからするようになりました。

 

1年中付けっ放しの給湯器と、

出しっぱなしの井戸水がありましたので、

洗濯も乾かすのも楽でした。

 

以前も洗濯の事を書きましたが、この人達の事も不明です。

毎日洗うのは、Tシャツ・パンツ・足袋の3点ですから、簡単でした。

でも、彼らが洗濯しているの見た事がありません。

 

どうしていたのでしょう、店で白衣の上下を洗濯屋に出し、支給です。

ついでに出していたのでしょうか?

 

天ぷら職人タカちゃんの青色のファミリア・バン

確か、800㏄だと思いました。

オヤジに買って貰ったそうで、

毎朝河岸に行き、仕入れのエビや魚を積んで来ていました。

家は、松戸だと云っていました。

松戸を出発し、

河岸でネタの仕入れをし、新橋の烏森が終点で日曜日以外毎日往復です。

駐車場は、どこだったのでしょう?

近くの銀行だったのでしょうか?

 


急に、人手が

2020-04-28 14:11:41 | Weblog

ヒロちゃんは、姉夫婦が八王子でスナックを経営していて、

新しい店か新メニュー開発のために入店したと云っていました。

 

カズ、コ~ちゃん、ヒロちゃん、と新人が3人、

マサと僕で若い衆5人、板前二人にお姉さん一人、

オヤジと奥さんと総勢10人になりました。

 

奥さんは、店員の昼食を作り、

一人息子のお迎えで昼食後に出かけ、6時頃から店に復帰でした。

昼食のおかずは、コロッケ・ニラと卵の椀・お稲荷さん・

店のお新香・シジミの赤出汁、など殆ど毎日変わり映えしませんでした。

飽きるので、オコゲを作りおにぎりで食べました。

おやつもおにぎり、お昼と夕食の間もオコゲおにぎりでした。

 

その前に亀戸の人がいましたが、1か月位で辞めて行きました。

40才近くの人で、真面目で静かな人でしたが、

姉の健康が気になると云い、少しの休み取りましたが、

戻って来た時の人の多さで、辞める事を決めたようです。

 

坊主頭に高下駄のヒロちゃんもいましたが、

二階の堀部美容室事件の後、何と無く辞めていきました。

年がシマちゃんと同じ位で、腕が半端な人はいらなかったのでしょう、

シマちゃんは、何でもそつなくこなしました。

 

あの事件の後、

『1番年上の君が何故止めなかった?』とオヤジに言われていました。

 


話しは、それますが、

2020-04-27 16:31:02 | Weblog

新コ~ちゃんは、天ぷら職人の経験があり、

父が亡くなり相続で1,000万円貰ったと云っていました。

大天丸で更に天ぷらの修行を積み、

実家がある宇都宮で天ぷら屋を出すと云っていました。

 

当時の新橋烏森当たりの土地の値段は、

30万円/坪だとオヤジが聴いてきて話していました。

 

あの当時1,000万円持っていれば、烏森で30坪強買えます。

あの時買っていれば、今だと凄い事になっているでしょう。

 

それと、店の隣に小さな祠がありました、

あの祠は、祠のままでしょうか、

 


ライバル出現か、

2020-04-26 17:18:17 | Weblog

次の募集で、

コ~ちゃんが入店し、天ぷら志望でした。

コ~ちゃんは、見習いと云っても34~35才で、

他店で天ぷらの経験をしていると云っていました。

 

それから、2~3日後だったでしょうか、ヒロちゃんが入店しました。

ヒロちゃんも天ぷら志望で27才と云っていました。

 

こんなに大勢を、雇って良いのでしょうかと思いますが、

直ぐ辞める人たちが大勢いるので、丁度良いと思っているのでしょう。

 

マサは、シマちゃんの下で寿司職人希望の見習いです。

そこへ、寿司志望のカズが入店してきました。

 

カズは前の店車屋で修業をしています、

マサが先に店に居ると云っても、

仕込みや握りなど総合の腕が試され、

上の若い衆が上司になるのでしょう、

これから試される訳です。

 

 

 


毎日が、募集

2020-04-25 17:29:14 | Weblog

コ~ちゃんの代わりの募集に、寿司職人見習いのカズが来ました。

カズは、僕と同じ年で宇都宮出身だと云っていました。

 

父親は高校の先生だそうです。

高校での成績は良く、柔道初段だそうです、又東北大を受験したけど、

最初の問題が分からず、直ぐに退出して諦めた、と笑っていました。

 

新宿の車屋で見習いをしていたけれど、歌の勉強を始め、

歌を支援してくれる所で働きたいとの事で、ここに来たと云っていました。

歌の練習は、船村徹の所だと云っていました。

兄弟子がデビューしたから、次は俺の番だと云っていました。

確か、兄弟子のデビュー曲は「だるまさん」とか云っていました。

 

日本料理 車屋

http://kuruma-ya.co.jp/

船村徹

http://www.lares.dti.ne.jp/~hiroya/funamura.html

 

 

 

 

 

 


のどかな時も、

2020-04-24 16:06:41 | Weblog

店が早く終わり銭湯に行った後、2台の自転車でドライブをしました。

東京タワーから皇居・日比谷公園辺り・汐留から・四谷辺りまで走りました。

夜の11時過ぎの道路は案外空いていて、驚くほど遠くまで行けました。

 

出前は交代でした、コ~ちゃんが居た頃は、3人で交代でしたが今は二人です。

お腹が空くので、お互いにパンの注文を聴き買って食べていました。

おこげのオニギリの時もありました。

 

コ~ちゃんの思い出、

3人がオヤジに酒を奢って貰った時の次の日の朝、

『すいません、オネショをしてしまいました』と、

オヤジに正座で謝っていました。

 

『おねしょした~?しょうがね~な~、布団屋に連絡しなきゃ~』と、笑いながらオヤジ。

おねしょって、大人でもするんですね~、驚きました。

この頃は、のどかで良かったのですが、


若者は仲良し

2020-04-23 15:07:43 | Weblog

コ~ちゃんは、奥の座敷で着替えをし、

調理師見習から、普通の若者に変身し出てきました。

髪は短めで、7:3のGIカット。

ベージュのステンカラーのコートにベージュの綿パン、ローファの靴。

寂しそうな眼で、マサと僕の方を向き、

『ご免ね』とだけ言い、夕暮れの道に出ていきました。

寂しくて、返す言葉がありません、、、

 

次にコ~ちゃんと会ったのは、月末の給料日でした。

『元気でね』と、お互いに言葉を交わしたのが、別れでした。

『戻って来たよ!』と云う言葉を聴きたかったのに、、、

 

 又一人、馴染んだ仲間が店を去りました。

 

コ~ちゃんが辞めた後、マサと僕は朝から夜まで仲良く仕事をしました。

コ~ちゃんが居た時のマサと今のマサは別人でした。

大柄で年上のコ~ちゃんがいる事で、安心感があったのでしょうか、

 

二人の仲は、夜までではなく、銭湯に入り、11PMを見ながら寝るまでです。

二人だけの若い衆は、1か月以上続いたと思います。


若者は仲良し

2020-04-23 15:07:43 | Weblog

コ~ちゃんは、奥の座敷で着替えをし、

調理師見習から普通の若者の格好で出てきました。

髪は、短めで7:3のGIカットでした。

寂しそうな眼で、マサと僕の方を向き、

『ご免ね』とだけ言い、夕暮れの道に出ていきました。

 

次にコ~ちゃんと会ったのは、月末の給料日でした。

『元気でね』と、お互いに言葉を交わしたのが、別れでした。

 又一人、馴染んだ仲間が店を去りました。

 

コ~ちゃんが辞めた後、マサと僕は朝から夜まで仲良く仕事をしました。

コ~ちゃんが居た時のマサと今のマサは別人でした。

大柄で年上のコ~ちゃんがいる事で、安心感があったのでしょうか、

 

二人の仲は、夜までではなく、銭湯に入り、11PMを見ながら寝るまでです。

二人だけの若い衆は、1か月以上続いたと思います。


そのまま辞めるの?

2020-04-22 14:09:10 | Weblog

暫くして、オヤジとコ~ちゃんが、タクシーで帰ってきました。

『マ~ちゃん、養老の滝へ行って自転車を取って来てくれ』

『はい、分かりました』と答え、マサは出かけました。

 

コ~ちゃんは、視線を落とし、

ミジメですまなそうな顔を、更にくしゃくしゃにし、皆に謝りました。

『申し訳ありませんでした、今日で辞めさせて下さい』と涙を落としました。

 

コ~ちゃんは175㎝・70㎏位で大柄、オヤジは150㎝・80㎏の体つき。

 

酒に酔っていたコ~ちゃんだから乱暴が出来たオヤジ。

酔いが醒めてきたコ~ちゃんが、

先程の乱暴を思い出したらと、頭をよぎるオヤジの顔。

 

何と無く、体と言葉が浮ついてる、オヤジ。

辞めると云う言葉を聴き、

『そうか』と云うが、更に浮つきだします。

『何も辞めなくても良いよ、気を引き締めてやり直しな』と、シマちゃん。

 

『辞めると云っているんだから、仕方ないよ』と、素っ気ないオヤジ。

 

『痔が痛くて酒を飲みました、、、』とコ~ちゃん。

『痔が痛くて酒を飲めば、痔はさらに痛くなるよ』とシマちゃん。

人の好さそうな顔をしているコ~ちゃんが、好きなシマちゃん。

 

自分の部下なのに、慰めも無いのがタカちゃん。

シラ~とした目で、見て見ぬふりでした。

 

後でマサが、

『オヤジがビクビクしていたのが、分かった?』と言ってきました。

『うん、分かった』と答え、

マサと同じでコ~ちゃんの仕返しを想像していました。

 

 

 


1月半ばの夕方でした、

2020-04-21 13:56:22 | Weblog

1月も半ばになった頃、問題が起こりました。

5時少し前頃で、外が少し暗くなりかけていました。

 

マサが外から帰り、シマちゃんの所に行き話始めました。

シマちゃんは、タカちゃんの所に行き、話をしています。

何とは無しに店内が騒がしくなり始めました。

 

マサが僕の所に来て、

『コ~ちゃんが、新橋駅前の養老の滝にいる所をオヤジに見つかり、

怒られていた』とマサが言いました。

 

『どうやら痔が痛くなって、酒を飲んで気を紛らわそうとしたらしい、

それを聞いたオヤジは、酔っぱらったコ~ちゃんを、

こっぴどく引っ叩いたり、蹴飛ばしたりと酷いことをした』

 

『え~、仕事中に酒を飲んだの?』

『うん、酷いことをされたコ~ちゃんは、地面に転がりあやまっているんだけど、オヤジは更に皆が観てる前で、引っ叩いたり蹴飛ばしたり、それは酷いものだった』

 

『仕事中に酒を飲むのも悪いけど、何も人前でそんな事をする事はないよね~』

『コ~ちゃん、可哀そうだった・・・』

『そうだよ・・・可哀そうだよ』

 

『悪いのを知っていて、飲んだんだね~、そんなに痛いんだ・・・』

『痔が痛くて酒を飲めば、もっと痛くなるよ』とシマちゃんとタカちゃん。

 

銅の天ぷら鍋

もっと厚手で内外共に銅色で、2個ありました。