男女20人位の忘年会の事です。
最初の大皿を持って、障子を開けたとたん、
『課長、このバカ野郎~!』と云う大声が飛び込んできて、一瞬引きました。
課長と云われる人と、もう一人の男性が壁際に座り、
左右に10人位づつの男女が座っています。
左右に座っている人達の真ん中に、
若い男性が仁王立ちし、課長と云われる人を睨み付け、
今にも飛び掛かろうとしましたが、後ろから止められていました。
云われた課長も立ち上がり、若い部下を睨み付け、
殴り掛かろうとコブシを握りしめました。
課長の隣に座っていた人が、課長をナダメルために立ち上がり、
『課長、酒の席ですから』と云い、笑顔を作り、場を和ませようとします。