コタラの社長日記

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大天丸の出前

2020-04-03 14:02:04 | Weblog

殆どが天重の出前で、握りやちらし寿司の出前は殆どありませんでした。

オヤジが云うように、

「東京には石を投げれば当たる位寿司屋はある」は、本当でした。

 

西の1番遠くは、

東京タワー下の森ビルで、いつも天重2個でした。

 

東の遠くは、

日比谷の全日空ビルで、上天重50個+なめこ汁でした。

(全日空と教えられていましたが、日航のようです)

天重となめこ汁1人前¥500円で、50人前です。

殆ど、月1の割合でしたから、大笑いだったでしょう。

 

西側は普通の民家でした。

 

東側はマージャン屋が殆どでした。

民家と麻雀屋の出前は、

普通の天重が主で、上天重はありませんでした。

 

たまに、握り寿司の注文がありましたが、本当にたまでした。

 

天ぷらと寿司を営業の柱にしていたのは、流石です。

どちらも宴会の主役になれます。

 

本当の江戸前の天ぷら油は、ゴマ油だったそうです。

 

大天丸のオヤジは、ゴマ油ではしつっこいので、

ゴマ油とサラダ油を半々で使っていました。

「ごま油だけでは、しつっこ過ぎて、今の若者には嫌われる」と云っていました。

時流を読んでいたのでしょう。

 

これから少しして、銀座で有名な天ぷら屋が倒産しました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%87%91_(%E5%A4%A9%E3%81%B7%E3%82%89)

池田弥三郎と云う慶応大学の教授の実家だと云っていました。

この方、NHKのTVによく出ていました。

前席真ん中の方です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%BD%8C%E4%B8%89%E9%83%8E