どうやら姉は、池袋でバーをやっているようでした、場所は知りません。
毎日、夜になると着物に着替え、
バーテンダーと手伝いと思われるお姉さんと3人で出かけて行きました。
『今日は、来ないでよ。他の店に飲みに行ってよ』義兄にお金を渡し、義兄に言いました。
姉から小遣いをもらい、自分の店に飲みに行っているのか、変な話です。
『うん』と義兄は返事をしますが、
夜になると、姉の店に行っているようでした、それも、殆んど毎晩・・・
奇麗な姉が心配だったのでしょうか、分かるような気もしますが、
『お得意さんに変な眼で見られるのが、嫌なのよ』
『分かってるけど、、、もう、行かないよ』
姉は26才位だったと思います、奇麗だったので心配だったのでしょう、
でも、水商売ですから、仕方ないですよ。
独り身をよそわなければ、お馴染みさんは出来ません、
当時の池袋
デパートが3か所ありました、西口の東武デパート・東口の西武デパートと三越デパート
只の入場券を貰い、東映に通いました。