完成が見えた八ッ場ダム

　　　昨日見た「八ッ場ダム、本体工事が始りました」のニュースの中で、
　　爆薬で岩盤を砕く画面に、やっと「正式着工」、との思いがありました。

　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　　　　　（平成24年8月に撮った写真）

　　　叔母が川原湯温泉の旅館に嫁いだ年にダム計画が発表され、
　　住民による反対運動・反対派と賛成派との確執・移転問題・補償交渉・
　　民主党による工事中止等に翻弄された、紆余曲折の63年。
　　　　　　

　　　　　　
　　　　　（今にも潰れそうな納戸。犬の墓まで補償金が出たとか？）

　　　源泉を高台に引く施設の完成を待ち、移転先の区割り等で、
　　最後の移転になった旅館。
　　高台の代替地で営業を続けるのは、賑やかだった当時の三分の一位とか。
　　お土産屋は叔母の店１件と、寂しくなってしまいましたが、
　　叔母から息子にバトンタッチした旅館は、先月上旬に完成し、
　　家族皆で頑張っています。

　　　子供の頃はお客に行って、高校生の時には旅館のお手伝いに行った時に見た
　　吾妻渓谷の絶景はダムの下に。
　　本当に残念でなりませんが、今となっては観光客が沢山訪れる魅力ある
　　ダムに期待したいです。
　　

　　　　　　
　　　　叔母から大分前に貰った貴重な「記録テープ」。
　　　　６３年後には家宝になるかな
　
　　　　　　当社のＨＰはこちらです　
　　　　http://kosei-hs.jp/index.html