住宅地のど真ん中に なってしまった
床面積では 全国4位 の大きさです
史跡 蛇塚古墳
この巨石の石組は、古墳時代後期末の7世紀頃築造された京都府下最大の横穴式石室である。本来は全長約75mを測る前方後円墳であった。早くから墳丘封土が失われ、後円部中央の石室だけが露出しているが、周囲の輪郭をたどると現在でも前方後円墳の形をとどめている。棺を安置する玄室の幅は、奈良県の石舞台古墳よりも大きく、また床面積では、三重県高倉山、岡山県こうもり塚、石舞台古墳につぐ全国第4位の規模を誇っている。この太秦を含む嵯峨野一帯は渡来系の秦一族により開発されたものと考えられており、京都盆地でも有数の古墳分布地区である。蛇塚古墳は、その規模や墳丘の形態などからみて首長クラスの墓と考えられる。なお、蛇塚という名称は、石室内に蛇が棲息していたことから付けられた呼び名である。指定年月日 昭和52年5月4日(国指定)
嵯峨野一帯は 古墳が 点在している
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