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史跡八幡080 松花堂庭園

2020年02月28日 07時52分24秒 | 史跡・旧跡

 

八幡と吉井 勇
放浪の歌人 吉井勇は、昭和20年10月(60歳)から23年8月まで、孝子夫人とともに八幡月夜田にある宝青庵(通称紅葉寺)で暮らした。
勇は八幡での2年10ケ月を「人世行路にようやく光明が射し始めてきた時期」であったと回想している。終戦による文学上の自由の回復と、出版界の活況が勇の文筆意欲を高め、この期間に雑誌などの原稿を多く書くほか、歌集を9集、小説3編を出版しており、23年1月に宮中歌会始の選者に、8月には日本芸術院会員となり、歌壇の頂点に到達した感があった。その歌境は、人生の幾多の起伏を経て沈潜した枯淡味が増し、日常の生活詠には自然と人間に対する勇の深い愛情を読み取ることができる。とくに、歌集「残夢」には松花堂庭園をはじめとして、八幡の風物と人々の暮らしを詠んだ五百余首が収められた。
勇の足跡は、その作詞になる「八幡音頭」として市民に愛誦され、踊り継がれており、男山団地内の地名に「男山吉井」としてのこされている。
昭和60年10月、八幡市の「やわた文学碑建立事業」の第1号として吉井勇歌碑が除幕された。
昭乗といへる隠者の住みし盧
近くにあるをうれしみて寝る

 

湯川秀樹さんも一緒に写っています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かか

 

 

 

 

 

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