木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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出題ミス

2006-03-05 23:00:40 | Weblog
大学入試も、そろそろ終盤であろうか。毎年必ず伝えられるニュースが「出題ミス」だ。

以前は、選択肢の中に正解がない、あるいは逆に2つ以上のどちらでも間違いとは言えない、といった類の話が多かったように思うが、近年は“ワープロの返還ミス”がニュースになるようだ。

学問の府たるもの、漢字遣いを間違えるなどは恥ずべきであろうが、しかし、そんなものは「出題ミス」と言えるのだろうか?って思っていたところへ、今年のニュースになった「出題ミス」は、どうだろうか。

「地学」の問題の正解が、「生物」の問題文中に書かれていた、と言うのである。まあ、これとてミスといえばミスかもしれないが、こんなことまであげつらって話題にしなければならないのだろうか?

だいたいが、入試問題は極秘に作られているに違いなく、科目間でのチェックなどは本当に少数の人間でしていたか、あるいはしていなかったのではないかと思う。運良く両科目を選択した受験生が、このことに気づいて正解したとしても、それは運と要領の良さのおかげであり、そのことを評価して点数を加えたって良いではないか、と思う。

昔、自分が受験生だった頃は大らかなもので、試験場の教室の壁に日本地図が貼り出されていたが、地理の試験も行われていた。他の、地図の貼っていない試験場とは何らかのハンディがあったやもしれないが、そんなことが問題になったことはなかった。

も実力の内、と言うではないか。

8歳の大学生

2006-03-04 00:37:41 | Weblog
お隣韓国からのニュースで、8歳の少年が大学に入学するという。昔、アメリカあたりで年少の大学生の話題を聞いたことがあったと思うが、ここまで若い少年の話があったかどうか、定かでない。

さらに言えば、若くして大学に入った少年が、その後どうなったのか、という話も聞かない。何か特異な才能があって大学に入ったとしても、それから何年かで卒業し、あるいは博士になったりしているのだろうか?

「二十歳過ぎれば、ただの人」とかいう言葉もあるし、なかなかうまくいかないのかもしれない。どこかで「あの人は今」みたいな追跡取材をしていないだろうか…。

また、日本では、そういう話をほとんど聞かないのも何か理由があるのだろうか。かすかに覚えているのは何年か前に千葉大で高校2年生修了の学生を入学させたという話くらいだ。それとても、その後がどうなったのか、知らない。

そう言えば、子役で有名になっても成長して俳優・女優として成功する人は稀だとも聞く。でもスポーツ選手は英才教育がいいらしい。何か違いがあるのかもしれない。

平成18年豪雪

2006-03-02 20:44:54 | Weblog
今年の(と言うより正確には、この冬の)大雪は、すごかったようで、気象庁が43年ぶりに“平成18年豪雪”と命名したと正式に発表されたそうだ。

何だか、仰々しい気もするし、そもそも「気象庁が命名する」というのが、どういう意味を持っているのか、よく解らない。新聞報道等によれば、「災害の経験や教訓を後世に伝える」という目的で名前を付けるとのことだが、大雪には基準がないとのことだ。

基準がないことを判定するのは「恣意的」と言えるだろう。もっとも、こんな名前を付けるかどうか、なんて、本当に意味があるのかないのか理解できないから、どうでもよいけれど…(この43年の途中でも、マスコミが勝手に付けた“××年豪雪”があったらしい)。

いずれにしても、雪がほとんど降らない地域に住んでいる自分は、大雪の大変さが実感できないが、それは幸せなことと思った方が良いのだと思う。周囲では「もう花粉が飛んでいる」と言っている人が増えたが、大雪のところで、これから雪崩の被害などが出ないように祈るばかりだ。

流行語大賞の大予想

2006-03-01 22:35:56 | Weblog
時期尚早と叱られそうだが、今、自分の周りでは“イナバウアー”が流行していて、今年の「流行語大賞」に輝きそうな勢いだ。

その意味は、木っ葉の微塵日記読者ならお解りの通り、“やっても評価してもらえない仕事”(だけど、やりたい、または、やることに意義がある仕事)である。

ちょうど、今日やることになった仕事?がまさにそれである。偉い人が組織の外に向けて書いた文章(案)が示されていて、「何か意見・コメントがある人はお知らせ下さい」っていうので読んでみたら、何言っているのか意味不明の文があるのだ。

それで意見を送ってあげるのだが、こんな仕事はきっと全く評価してもらえないと思われる。まあでも、そのまま外に出されたら恥ずかしいし…って思ってしまうのである