木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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新米と炊飯器

2006-09-30 21:52:05 | Weblog
新米をわけてもらった。田舎暮らしの良いところだ。

が、あいにく炊飯器の調子が悪くなっていたので、急遽買いに行くことにした。

ところ、3合炊き・5合炊き・1升炊きの別以外に、マイコンだのIHだの圧力だの、また赤外やら圧釜やら、とにかく種類が豊富で、値段も様々である

ただ、家では精米してから長くはおかない新しいコメの炊きたてしか食べることがない(1度に食べきれない分は冷凍保存してしまう)ので、ふつうに炊けば充分に美味しいと思う。

ので、あまり高機能の商品は必要ない。そういうものは、たぶん作ったり売ったりする側の儲けが大きいのではないか、と考えてしまう。こういう電気製品では、基本がしっかりしたものが好みだ。

で、早速、新米を炊いていただいた。美味い。やはり一番安い炊飯器で充分だ

民事の時効

2006-09-27 23:14:43 | Weblog
昔、なぜ時効という制度が設けられているのか、大学の講義で聴いた気がする。が、詳しくは忘れてしまった。たしか15年、恐れながら生きたことで、その恐れから解放するというような話だったと思う。

ただ、その説明は犯罪者に対する刑事の時効の話であって、民事の時効(20年で請求権消滅)はどういう考え方によるのだろう?

「被害者にとっては、記憶が残る限り時効など存在しない」ということは、理解できる。20年という時効が定められているから、26年前の殺人が明らかになっても、その不法行為に対する損害賠償は認められないという判決は受け入れ難いだろう。

一方で20年の時効が過ぎたからこそ自首したのかもしれない。時効でないということになれば、そのまま隠し通すことになっていたかもしれないのだ。そう考えると時効にも一定の意味があるようにも思える。

#なにか解らないので、まとまりがないけど、今日は眠いから、これでアップしてしまおう。

確定死刑囚89人

2006-09-26 23:02:09 | Weblog
内閣が総辞職して交代した。今朝まで法務大臣だった人は就任時の会見で表明した通り、死刑執行のサインを在任10ヶ月の間、一度もしなかったという。

今朝の新聞に法務省当局との攻防について書かれていた。大臣の個人的な信念によって執行の署名を拒否し続けたことは“職務怠慢”として責められるべきというのが官僚の論理のようだ。

記事によると、毎年の執行数は1~3人と減ってきていて、9月15日現在で未執行の確定死刑囚が89人いるという。中には再審を請求している人もいるかもしれず、実際に冤罪事件も少なからずあったことなので、慎重にすべきかもしれない。

しかし、司法が決定したことを行政が覆すことは法秩序を守るという観点から認められるべきでないことは明らかだ。高校の卒業式に君が代を歌わないよりも許されないことだろう。

が、それでは、大臣が署名を拒否する前に、その書類はどう作られてくる=誰について、いつ執行するかをどう決めている=のだろうか? 詳しい考察は他(例えば↓)
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1670/indexs.htm
に譲るとして、確定順とかではない様々な要素があるようだ。

いつ呼ばれるか判らないことこそが死刑囚に対する罰だという考え方もあるようだが、制度として死刑が存在し、充分な審理(これは不可欠)で確定判決が出たのであれば、遅滞なく執行すべきものと思う。

大臣が交代したので、大物の執行があるかもしれない。死刑が確定してからの日は浅く、また裁判で充分な審理が行われたかと言えば疑問であるが、それもやむを得ないと考えられる事案である。

もっとも、死刑制度が犯罪の抑止力となっているか、ということも大いに疑問であり、制度そのものについての議論も、大事件のかげに隠れてしまっているように思えるが、再開してもらいたいものと思う。

過去の飲酒運転の告白

2006-09-25 23:49:41 | Weblog
どこかの小学校の校長先生が「昔、飲酒運転したことがある」という話を朝礼でしたというニュース。

ことが親から外部に伝わり、校長は“不用意だった”と反省しているようだが、小学生に話したことを反省しているということで、昔に飲酒運転をしたこと自体は悪かったとは思っていないように伝えられている。

交通事故は、居眠りとか「カセットを交換しようとして」の脇見とか、様々な原因で起こるが、酒気帯びも重大な結果を招きかねない心身の状態であり、飲酒運転は厳に慎むべきことだ。

それは「昔は取り締まりもおおらかだった」とか「あんな事故の後だから処罰は厳しく」とかいう問題ではなく、アルコールの影響で運転能力が低下している状態(及び、その結果としての事故)の実態で判断するしかないだろう。

懲戒解雇になった新聞記者の場合、半日飲み続けて、半日眠り、その後で酒は抜けたと判断しての運転で、それでも“二日酔い”状態を酒気帯びと判定されたようだ。早く終わらせようとして厳罰にするだけでは良くないと思うのだが…。

クルマを必須とする田舎では、簡便に自己診断できる試験紙のようなものがあるといいと思う。どの程度飲んだ後、どの程度休んだらOKか、アルコール処理能力の個人差もあるだろうし。

話を戻して、過去の飲酒運転の告白をした人が出てくると、次には「飲酒運転の経験があるか?」と訊ねる人が現れそうだ。公職の方々全員に尋ねたら、どんな結果になるだろうか。

70%がETC利用?

2006-09-22 17:36:58 | Weblog
1ヶ月くらい前の話だが、東京の首都高速でETCを利用した車が全体の70%を超えた(週間統計)という。

ちょうど、その週にバスや車で首都高速を走る機会があったが、ETCレーンは全く待つことが無いのに対し、ゲートの数としては倍くらいある一般レーンにはそれぞれ5~10台が並んでいた。あの並んでいた車が3割で、ETCレーンを通過する車がその倍以上いる、というのは、なかなか実感できない。

ただ、一般車1台が料金所を通過するまでに1分かかったとすれば、その間にETCレーンを通過する車が4台くらいいたかもしれない、と考えれば、倍というのも信じられる。

もちろん、夜になるとETC限定の割引があったりするので、自分が目撃した時間帯(日中)と夜間で一般車ETC車の比率が変わるかもしれないし、何とも言えないのだが、いずれにしても70%という首都高速会社の発表は本当なのだろう。

もっとETCが普及して料金所渋滞をさらに減らしてほしいと願う一方で、全車がETCになったら様々な割引制度がなくなったり、首都高では長距離利用者に対する値上げが始まるのではないか、と考えると、今くらいの普及率が良いかと思ったりする。

ワガママに思えるかもしれないが、人間なんてそんなものなのだから、そんなものだと自らわきまえて生きていきたい。

防犯対策のため?

2006-09-21 23:53:59 | Weblog
家のアパートのエレベータには「このエレベータは、防犯対策のため、夜23時~朝6時は、各階強制停止します」と掲示してある。

まあ、言いたいことは解る(っていうか、実際、深夜・早朝は各階に必ず停まる)のだが、“防犯対策のため”っていうのはイカガなものか?

「対策」というのは、何かに対する策のことだろう。「地震対策」とか「試験対策」とか…。「防犯に対する策」というのは妙だ。

「のため」というのは、理由や根拠を示す言葉だろう。「雨のため」とか「安全のため」とか…。「対策のため」というのも妙だ。

ということで、「防犯のため」か「犯罪対策として」くらいが良いのではないか、と思うのだ。

香港1泊4日2人1800万円は豪華旅行なのか?

2006-09-18 23:45:33 | Weblog
もう先週の金曜になるが、昼食時に食堂にあった新聞で見かけた「1800万円豪華香港プライベートジェットツアー」。

最初に読んだ時、「1泊目はスイートルームで、2,3泊目は機内泊」というのが謎だった。で、記事を良く読むと香港ツアーでありながら、泊まるのは日本橋の“マンダリンオリエンタル東京”であって、香港への往復はプライベートジェットで夜の移動、香港でも“マンダリンオリエンタル香港”のスイートルームに滞在するということだ。

スイートルームなんて泊まったことがないので解らないが、もったいなくて出かけられないのではないだろうか。とすると、何のために香港に移動するのか、そこが凡人の理解を超越している。

先着1組限定と報道されていたが、売れたのだろうか? ホテルのサイト
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/
には情報が無いようだ。

ホテルのベッドで眠る方がいいな。って、話題作り(PR)くさいのも嫌みな感じがする。

誕生日が嬉しくない年齢

2006-09-16 08:57:20 | Weblog
いつも新聞とかweb上のニュースとかから話題を拾って書いているのだが、たぶん8月の下旬頃の新聞に「いくつになった時に誕生日が嬉しくなくなったか」といったアンケート調査結果が載っていたと思う。

ふだん、テーマだけをメモして、適宜ネタとして取り出すのだが、元が何だったのか判らなくなってしまうことも少なくない。そんな時は、「検索」である。

が、「誕生日 嬉しくない」、いや「誕生日が嬉しくない年齢」とか少し長い言葉を入れても、すっごくたくさんのページが出てきてしまい、元ネタが見つからなかった

まあ、言いたいことは、人間どんな事故や事件に巻き込まれるかもしれず、誕生日っているのは「また1年生きてこられました」っていう日なのだから、いくつになっても目出度いものだと思うのに、嬉しくないなんて“もったいない”=せっかくのきっかけで嬉しい気持ちになった方がいいじゃんっていうことなので、調査結果そのものはどうでもいいのだけど。

ATMで現金取り忘れ

2006-09-14 18:08:03 | Weblog
銀行のATMで引き出した現金を取り忘れるとどうなるか、ご存じでしょうか?

何と、専用の保管場所に引き上げられるのだそうです(たまたま今日使ったATMの場合かもしれませんが)。

取り忘れたことに気づいて約20分後に戻ってみたのですが、何もないし、諦めて引き返しかけたのですが、次にATMを使った人から連絡がなかったかと思って、横の電話で問い合わせてみました。

すると「そういう連絡はないけれど、取り忘れた場合はATMの中に戻るようになっているので、見に行きましょうか?」とのお返事。30分後に、ということで、見に来て頂いたところ、ありました! 1万円。ということで、丁重にお礼して受け取ったのでした。

でも、そんなこと全然知らなかったし、ATMの注意書きにも書いてなかったです。

「ATM 取り忘れ」でググってみると、575件のヒット。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/200501/2005011300076.htm
とか
http://kae.mo-blog.jp/song/2004/08/atm.html
とか、いくつか見てみましたが、だいたいの人が、取り忘れがATMの中に保管されているっていうことを知らなかったようです。

また、そのまま忘れていても、誰が忘れたか判っている場合は、銀行から後で連絡があったり、口座に戻してくれたりもするようです。

ただ、取って、置き忘れた場合は、次の人次第なので、やっぱり注意した方がいいですね。

#何か、気が動転したのか、ふだんと文体が違いますね。

長寿番付廃止

2006-09-13 21:18:34 | Weblog
今日(9/13)の朝刊の記事で、これまで敬老の日を前に発表していた“長寿番付”をヤメにするという。

どういうことかと思ったら、公表しないでほしいという人が増え(去年は100人中19人)、ランキングの意味がなくなってきたからだという。

が、記事をよく読むと、去年19位にランクされた人が実際には40年以上前から失踪していたという事件があったとも書いてあり、どうやら、そのことが引き金になった可能性が高いように思う。

日本人は(なのか人間は、なのかもしれない)、どうにもランキングが好きなようで、いろんなことに順番を付けたがるような気がするが、“長者番付”に続いて“長寿番付”も廃止になると、個人のランキングとしては、いわゆる競技をする人だけが残るのだろう。

あとは県単位で平均寿命を競うとか、そういうランキングが個人ものの代わりに流行るのかもしれないと思った。