WHOの“全面禁煙”勧告

今日の報道で知った、新しいWHOの勧告「屋内の全職場とすべての公共スペースを煙害から１００％守る法律の制定」。

やっと、という感じである。美味しいランチを出す店でも、喫煙席があると、それだけで気分が悪くなることもある。せめて食事の間くらいは、タバコは我慢してもらいたいものだ。

この国でも、早く法整備してもらいたい。

家計の貯蓄の平均値

少し前の新聞で見たのだが、世帯当たりの貯蓄額の平均が１７２２万円（負債の平均が５０６万円）だという。

“平均”というのが曲者だ。

このニュースを知る平均的な日本人は、「みんなそんなに貯めているのか～、家には半分しかない」とか感じるのではないかと思う。

けれど、実態は、ごく一部の高額貯蓄者がいて、それを多くの世帯で割り算したものが“平均”なのではないか。

例えば、１０億貯めている家が１軒あれば、あと５７軒の無貯蓄の家と平均して１７００万になる、ということと思う。

こういう統計を出すことに危うさを感じてしまう。

と思っていたのだが、元の発表（総務省統計局）
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.htm
には、平均だけでなく分布の状況なども、ちゃんと含まれていて、新聞が平均値だけを取り出していたのであった。う～む。

ところで、もう１点、気が付いた。この統計は「二人以上の世帯」だけが対象で、「単身世帯」のデータが含まれていないのだ。何か意図があるのかもしれない、と勘ぐってしまう。

世界最良の観光客

イギリスの旅行会社が、ヨーロッパのホテル経営者などにアンケートした結果として、“礼儀正しさ”“整然とした様子”“もの静か”などと評価された日本人が選ばれたという。

続くのが、アメリカ人、スイス人、逆にワーストのランキングは、フランス人、インド人、中国人、ロシア人だという。フランス人は、自国語に固執する態度が「無礼」で「寛大さが欠如している」というのだが、偏見が入っているのではないか、という気がする。

評価された項目が違うのだろうが、２位のアメリカ人と日本人では全く観光旅行の形が違うのではないかという気がする。“総合評価”の計算法によって全く違う結果になるようにも思う。

こんな調査を日本でやってみたら、どうだろうか。台湾、韓国、中国のアジア勢と、欧米とは、きっと違った評価が出るように思うが、アメリカとイギリスとフランスとドイツと…は、あまり差が出ないのではないか、と思う。たぶん“欧米”は一括りで見られているような気がする。どっかでアンケートとかやってないかな？

広告塔

昨日の記事で、良識の府には様々な人物が集うことが良いといったことを書いた。

が、政党の広告塔としてだけで出るというのは、もちろん良くないと思う。いや、そんな候補には票が入らないようになってほしい。

一方で、“全国区”なら、いろんな人が出るので、誰に投票するか１人だけには絞りにくい。４８人も通るのだから、１人５票にして、一度に最大５人まで書ける、ってことにしてくれると、選挙が面白くなるような気がするのだが…。

良識の府

数日前の新聞に、自民党から立候補要請されたプロサッカー選手が、それを「政治のことは判らない」と断ったことに関して、見識を讃える投書が載っていた。

だが「政治はプロ任せにしておけば良いのか？」という疑問も残る。参議院は、代議士で構成する衆議院とは違った役割があるはずで、現状の政党支配はあるべき姿とは思えない（もちろん、そのように変えられてきた選挙制度にも問題があると思う）。

今度の参議院議員選挙でも、かつての第二院クラブのような、政党にとらわれない候補者や団体に出てきてほしいと思っている。

エクセルと知らずにファイル添付

昨日、とある会社から電話があり、ちょっとした書類の様式をメールで送ると言うので、「それはエクセルですか？」と訊ねた。

実は、以前に同じ会社の別の営業所から送ってもらった似たような書式がエクセルのものだったのだ。

が、昨日の担当者は要領を得ない風で、ちゃんと答えてくれない。「ま、いいっか」ということでメールが送られてくるのを待った。

で、届いたメールを見たら、案の定エクセルのファイルである。

もちろん、書式自体は誰か別の人が作ったものなのだろうが、メールに添付して送るからには、それがエクセルの書類だというくらいは認識していてほしい、と思ったものだ。

BIGはイヤだ

「６億円が当たるかも～」ということで、急に６１億円もを売り上げたBIG。

“コンピュータの予想”と言っているが、実際には“予想”ではなくて、“乱数”であろう。つまりは、まぐれ当たりであって、それならtotoとは言えないと思う。

何よりイヤなのは、自分が贔屓にするチームが負けるという“予想”が出たときに、当選するためにはそれを願うことになることだ。そんなことには加担したくない。

だからtotoをやるとしても、自分の希望を託した方がいい。

五月晴れに思う

今日は、朝から本当に気持ちの良い気候だ。ハイキング日和といったところだ。

こんな日に出勤しなければならないなんて、と思ったが、朝刊を開いて江角マキコの手紙を読んだら、そんなことを言っているのが何か申し訳ないような気分になった。

いや、昨日テレビでやっていた「博士の愛した数式」でも言われていた“今を生きることの大切さ”をかみしめたいとあらためて思った。

１００万円の夕張メロン

札幌のデパートが落札した、というのは、話題作り＝ＰＲなのだから、それは宣伝費ということでよいのだろう。

財政破綻で有名になった夕張の支援というイメージも悪くない。

けれど、本当の相場はどれくらいなのだろうか？　いくらなんでも１個１００万円というのは、異常だと思う。手間がかかっているのかもしれないが、世界の食糧事情を考えても、おかしいように思った。

秋のゴールデンウィーク

参議院議員選挙の公約？に出てくるかもしれないという話だ。

が、「みんな一緒にまとまった休み」というのは賛成できない。

集中による弊害が様々に出るように思う。

祝日は、まとめるよりも、毎月１日ずつとか、ばらけていた方が嬉しい。あるいは、みんなが休みというより、他人が休まない時に休めた方が楽しいような気がする。

って、そもそも、敬老の日を移動型にしたことで、秋分の日との関係で数年に１回は秋のゴールデンウィークが現実のものになっている筈だから、１１月にも連休を、っていうのは必要ないと思う。