フランスにあるアメリカ企業の子会社が、社内文書をフランス語にしない(全て英語としている)のは違法であるとして、全てフランス語に直せという判決が出たという。
もう10年以上も前にフランス語の使用を義務づける法律ができていたとは知らなかったが、この話を聞いて、いかにもフランスらしいと思った。偏見かもしれないが、フランスの人は自国語にプライドを持っているように思うのだ。
自分が初めてフランス(パリ)に行った時、駅の窓口で切符を買おうと思って英語で質問したのに、フランス語でしか答えてくれなかったことを思い出す。向こうは英語を理解しているようなのだが…。
さて、この国はどうであろうか。アメリカ企業の子会社でも社内文書は日本語の使用を義務づけると決めるなんて、まず考えられないが、もしそういう話が出たら「国際化に反する」等々、大反対に遭いそうである。
もっとも、今回のフランスの訴訟は、英語が不得意な社員の業務に支障があるという理由で、労働組合が起こしたということだから、同じ理由なら日本でも訴えられそうだ。たとえ義務づける法律が無くても…。
ということで、国語を愛する心とは別の話なのかもしれない。
もう10年以上も前にフランス語の使用を義務づける法律ができていたとは知らなかったが、この話を聞いて、いかにもフランスらしいと思った。偏見かもしれないが、フランスの人は自国語にプライドを持っているように思うのだ。
自分が初めてフランス(パリ)に行った時、駅の窓口で切符を買おうと思って英語で質問したのに、フランス語でしか答えてくれなかったことを思い出す。向こうは英語を理解しているようなのだが…。
さて、この国はどうであろうか。アメリカ企業の子会社でも社内文書は日本語の使用を義務づけると決めるなんて、まず考えられないが、もしそういう話が出たら「国際化に反する」等々、大反対に遭いそうである。
もっとも、今回のフランスの訴訟は、英語が不得意な社員の業務に支障があるという理由で、労働組合が起こしたということだから、同じ理由なら日本でも訴えられそうだ。たとえ義務づける法律が無くても…。
ということで、国語を愛する心とは別の話なのかもしれない。