前回(#484)からかなり間が空いてしまいましたが、つづきです。
前回までのおさらいをしたい方はこちらへどうぞ…
#475 楽器との出会い(1)
#476 楽器との出会い(2)
#484 楽器との出会い(3)
前回までの通り、拾ったボロボロのオルガンを分解修理して音を出せるようになりました。
そして、優雅な音楽生活が始まる…わけはありませんでした。
学校図書室の楽譜を複写してきたのですが、簡単そうと思った「インベンション第1番」は当然ながらそう簡単には弾けません。
…と言いましょうか、当時のわたしには楽譜は理解不能で、どこがドレミなのか、鍵盤の位置さえもよくわからない状態からの出発でした。
学校の授業でならう笛などの楽器もぜんぜん駄目でしたのに、いきなり簡単にオルガンが弾けるわけが無く、まずは楽譜に「ドレミ…」のカナを振って、一音一音、鍵盤の位置と照らし合わせることから始めました。
「これはかなり骨が折れる! いつになったら弾けるようになるかわからない…。もしかして一生かかる?」
そう思ったわたしは、どうせやるなら一番好きな曲にしようと、「インベンション」をあきらめて別の曲にしました。
しかも、無謀なことにもっと難しい曲で!
それが今回の曲です。
バッハ作曲/前奏曲 ロ短調 BWV869 ピアノ演奏/このは紅葉
↓ここをクリックしてダウンロード
2007-1026録音版(MP3形式ファイル、約3.1MB)
2007-1027録音版(MP3形式ファイル、約2.5MB)
2007-1029録音版(MP3形式ファイル、約2.2MB)
いつもながらのことですが…使用上の注意です。
*再生時の音量に注意して下さい。
*演奏の下手さに注意して下さい。
この曲はわりと上級者向けだと思うのですが、当時のわたしは無鉄砲だったのでしょう。(今も?
)
普通の人なら基礎から勉強して…などと考えるのでしょうが、わたしはそんなことには気が付きもしませんでした。
それでも、なんとか1年以内には弾けるようになったでしょうか。
かなりめちゃくちゃですが…
そういうわけで、この曲がわたしが最初に弾けるようになった曲と言うことになります。
ピアノを習った人ことのあるならきっと「そんなの非常識だ!」と言うでしょう。
わたしは非常識人なのでしかたありません。
最初から自己流のめちゃくちゃ弾きで始めたので、今もめちゃくちゃ弾きのままで、しかも最近はほとんど練習もしないものですから、さっぱり上達などしないのですが、楽しみの一つとしては意義があるのかなと思っています。
オルガンを拾って修理して猛烈に弾いていたのを、怪訝に思った方もいらっしゃるかも知れません。
どうしてそこまで熱心だったかと、そんなエネルギーはどこから出ていたのかと…。
そう…絵が描けなくなってから、他に熱中する物を探していた時期でもありました。
本を年間300~400冊くらい読んだり、そんなわたしが一番がんばっていた高校生時代でした。
その当時の莫大なエネルギーを「絵」に注ぎ込めなかったのが残念です。
今はそれを取り返そうとがんばっているのですが、その当時の100分の1くらいの力しか出せないようです。
それでも今の100パーセントの力が出せたら満足なのですが、まだまだ今の力もすべて出し切れていないような、そんな宙ぶらりんな気持ちの毎日です。
焦らずにのんびり行くしかないのですが
…やっぱり焦るね…
これまでの音楽関連のまとめは本館「音楽室」へどうぞ。
前回までのおさらいをしたい方はこちらへどうぞ…

#475 楽器との出会い(1)
#476 楽器との出会い(2)
#484 楽器との出会い(3)
前回までの通り、拾ったボロボロのオルガンを分解修理して音を出せるようになりました。
そして、優雅な音楽生活が始まる…わけはありませんでした。
学校図書室の楽譜を複写してきたのですが、簡単そうと思った「インベンション第1番」は当然ながらそう簡単には弾けません。
…と言いましょうか、当時のわたしには楽譜は理解不能で、どこがドレミなのか、鍵盤の位置さえもよくわからない状態からの出発でした。

学校の授業でならう笛などの楽器もぜんぜん駄目でしたのに、いきなり簡単にオルガンが弾けるわけが無く、まずは楽譜に「ドレミ…」のカナを振って、一音一音、鍵盤の位置と照らし合わせることから始めました。

「これはかなり骨が折れる! いつになったら弾けるようになるかわからない…。もしかして一生かかる?」
そう思ったわたしは、どうせやるなら一番好きな曲にしようと、「インベンション」をあきらめて別の曲にしました。
しかも、無謀なことにもっと難しい曲で!

それが今回の曲です。

バッハ作曲/前奏曲 ロ短調 BWV869 ピアノ演奏/このは紅葉
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2007-1026録音版(MP3形式ファイル、約3.1MB)
2007-1027録音版(MP3形式ファイル、約2.5MB)
2007-1029録音版(MP3形式ファイル、約2.2MB)

*再生時の音量に注意して下さい。

*演奏の下手さに注意して下さい。

この曲はわりと上級者向けだと思うのですが、当時のわたしは無鉄砲だったのでしょう。(今も?

普通の人なら基礎から勉強して…などと考えるのでしょうが、わたしはそんなことには気が付きもしませんでした。

それでも、なんとか1年以内には弾けるようになったでしょうか。

かなりめちゃくちゃですが…

そういうわけで、この曲がわたしが最初に弾けるようになった曲と言うことになります。

ピアノを習った人ことのあるならきっと「そんなの非常識だ!」と言うでしょう。

わたしは非常識人なのでしかたありません。

最初から自己流のめちゃくちゃ弾きで始めたので、今もめちゃくちゃ弾きのままで、しかも最近はほとんど練習もしないものですから、さっぱり上達などしないのですが、楽しみの一つとしては意義があるのかなと思っています。

オルガンを拾って修理して猛烈に弾いていたのを、怪訝に思った方もいらっしゃるかも知れません。
どうしてそこまで熱心だったかと、そんなエネルギーはどこから出ていたのかと…。
そう…絵が描けなくなってから、他に熱中する物を探していた時期でもありました。
本を年間300~400冊くらい読んだり、そんなわたしが一番がんばっていた高校生時代でした。

その当時の莫大なエネルギーを「絵」に注ぎ込めなかったのが残念です。

今はそれを取り返そうとがんばっているのですが、その当時の100分の1くらいの力しか出せないようです。

それでも今の100パーセントの力が出せたら満足なのですが、まだまだ今の力もすべて出し切れていないような、そんな宙ぶらりんな気持ちの毎日です。

焦らずにのんびり行くしかないのですが


「楽器との出会い」終

