このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

コレルリ/クリスマス協奏曲

2021年12月24日 | バロック音楽
Corelli Concerto Grosso Op 6 No 8 G minor ''Christmas Concerto'' Trevor Pinnock


作曲者のアルカンジェロ・コレルリ(1653-1713)はイタリア・バロック音楽の巨匠。
日本語では「コレッリ」「コレルリ」(ルを小さい字で)などの表記ゆれがあるようです。
「合奏協奏曲集 作品番号6」(全12曲)の中の第8番がこの曲です。
最終楽章「パストラーレ」がクリスマスのテーマになっていることで、「クリスマス協奏曲」と通称されているようです。

A.マルチェルロ/オーボエ協奏曲 ニ短調

2021年06月20日 | バロック音楽
Marcello "Oboe Concerto in C minor"


好きな音楽を紹介する回です。
今回の曲は「バロック名曲選」などと題したCDには高確率で収録されているくらいには名曲です。
youtubeに投稿された表記では「ハ短調」になっていますが、一般的には「ニ短調」として知られるので、ブログ記事の題名としてはそのようにしました。

作曲者名の「Marcello」は外国語を日本語表記する際の「表記揺れ」のために、「マルチェッロ」「マルチェ(ル)ロ」(ルを小さく表記)などと書物によっていろいろあります。
わたしが最初に見た表記が「マルチェルロ」でなじんだためにそう書いています。単に好みの問題です。

音楽家として知られるマルチェルロは兄弟二人、この曲の作者である兄アレッサンドロと弟ベネデットがいます。
本職はイタリアの貴族なのですが、趣味が高じて専門家顔負けの音楽活動をするようになったのでしょうか。詳しいことは知りません。(何十年か前に、本で読んだ事があったような気がしますが忘れました)

このオーボエ協奏曲を、バッハがチェンバロ曲に編曲したものがあるので、こちらも紹介します。
Bach/ A. Marcello, Oboe Concert in D Minor BWV 974 - harpsichord, Fernando Cordella | BACH BRASIL


昔や同時代の最新音楽を写譜したり編曲したりなど、バッハの勉強熱心な痕跡が多数残されていて、この曲もその一つです。

バッハ/コラール前奏曲「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」

2021年01月19日 | バロック音楽
Wachet auf, ruft uns die Stimme (Sleepers Awake, BWV 645); Rodney Gehrke, organ 4K HD Video


いよいよ目覚めの時が来ました。
これから、とてつもなく大きな事が起こりますが、何が起ころうとも心の平穏を保ってください。
まあ、わたしはなかなか落ち着かなくて、しばらく絵も描けない状態なのですけれど、あらかじめ事情を知っているのでうろたえずに済むでしょう。
明日には良い報告がありますように。

#WeAreTrump

バッハ/管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068

2020年12月13日 | バロック音楽
Bach Orchestral Suite No 3 BWV 1068 D major Freiburger Barockorchester

好きな曲を紹介する回です。

「管弦楽組曲 第3番」と言うより「G線上のアリア」と言う方が通りが良いでしょうか。
しばしば「G線上のアリア」と通称されますが、正しくありません。
後世の音楽家が「管弦楽組曲 第3番」の「第2楽章 エア(またはアリア)」をヴァイオリンのG線(4本ある弦の最低音弦)1本とピアノで演奏するように編曲したのが「G線上のアリア」で、それから原曲の方も「G線上のアリア」と通称されるようになったのでした。

バッハ/二つのバイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043

2020年11月29日 | バロック音楽
Bach 2 Violin Concerto BWV 1043 D minor Jordi Savall Manfredo Kraemer Riccardo Minassi

好きな音楽を紹介する回です…

J.S.バッハ作曲:二つのバイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
急・緩・急の三楽章構成ですが、中でも第二楽章「ラルゴ」が優美でとくに好まれ、単品で奏されることも多いようです。
CDなどでよく見る「バッハ名曲選」にも、この第二楽章が入っていることが多いかな。
わたしは全曲通して聞くのが好きです。

バッハ/ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047

2020年04月14日 | バロック音楽
BBC Proms 2010 - Bach Day 6 - Brandenburg Concerto No. 2



「ブランデンブルク協奏曲」はブランデンブルク辺境伯に献呈されたことによる通称です。
全部で6曲ある内の今回は第2番です。
トランペット、バイオリン、オーボエ、リコーダーが主役です。

リコーダーは、日本では小中学校の音楽教材として用いられているため子供のおもちゃ的な見られ方をされることが多いですが、バロック時代まではオーケストラの一員として活躍していました。

バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ハ短調 BWV1017

2020年04月05日 | バロック音楽
Johann Sebastian Bach Sonata for Violin and Harpsichord in C minor, BWV 1017

前説が長いです…演奏は[1:25]頃から始まります…
好きな曲を紹介するためにYoutubeで探してみるのですが、ちょうど良さそうなのがなかなか見つかりません。
とくにあまり有名でない曲だとなおさら。


わたしが聴く音楽はほぼ100%バロック音楽です。
バロック音楽は、いわゆるクラシック音楽(西洋の古い音楽)の中でもかなり古い時代のものです。
有名なモーツァルト(1756-1791)よりも前、1600-1750年ころの音楽です。
バロック時代の音楽家で名前がよく知られているのは、バッハ・ヴィヴァルディ・ヘンデル・パッヘルベルくらいでしょうか。

チェンバロは、ピアノが発明される前の時代の鍵盤楽器です。
最初に作られたピアノはチェンバロを改造したものでした。
バロック時代の花形楽器でしたが、ピアノの誕生で廃れてしまいました。
現代ではバロックの曲を演奏するのにチェンバロではなくピアノで代用することがほとんどです。
なお、チェンバロはイタリア・ドイツでの名称で、英語ではハープシコード、フランス語ではクラヴサンです。

ヴィヴァルディ/リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441

2020年04月02日 | バロック音楽
Antonio Vivaldi: Recorder Concerto c-minor RV441 (Michala Petri & Concerto Copenhagen)

ヴィヴァルディ作曲:リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441
リコーダー演奏:ミカラ・ペトリ

ヴィヴァルディの中でいちばん好きな曲です。
ヴィヴァルディというと「四季」が有名、というか「四季」以外は知られていないですが、逆にわたしはあまり聴かなかったりします。
ほかにも好きな曲がたくさんあるので。

「RV」というのは、現代の研究者がヴィヴァルディの曲につけた整理番号です。
バッハの曲だと「BWV」になります。


絵描き復帰に向けて何とか頑張るつもりですが、しばらくは場つなぎで好きな音楽を紹介したりします。

バッハ/マタイ受難曲

2020年03月31日 | バロック音楽
対訳「マタイ受難曲」 全曲


カール・リヒター指揮 1971年

全曲好きですが、その中からいくつかピックアップ。
[0:00:00] 第1部-第1曲 合唱 「来なさい、娘たち、ともに歎きましょう」 わたしが死んだら流してほしい。
[1:14:38] 第1部-第27曲b 合唱 「稲妻と雷は、雲間に消えたのか」 #2002 稲光が走り雷鳴轟きの時に夢で流れていた曲。

[1:19:35] 第1部-第29曲 コラール 「おお人よ、お前の大きな罪を嘆くがよい」
[1:35:32] 第2部-第35曲 アリア(テノール) 「耐え忍ぼう」 個人的に好き。
[1:45:04] 第2部-第39曲 アリア(アルト) 「憐れんでください、神よ」 屈指の名曲。