KONASUKEの部屋

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オカモトトゲエダシャク220307・11

2022年03月17日 | チョウ目
オカモトトゲエダシャク(3/11)。
こんな風に翅を広げたまま止まっているのは珍しい。

普通はこんな風に、翅を扇子状に畳んで止まることが多い(3/7)。

顔(3/7)。
触角は曲がってることが多いみたいね。

分類:
チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:
36~45mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
3~4月(年1化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・クルミ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、クロウメモドキ科、ツバキ科、リョウブ科、ツツジ科、ウルシ科
その他:
早春に見られる、茶褐色地に白帯のある蛾。
翅を扇子のように折り畳んで止まる。
前翅は左右斜め上方に、後翅は体に付けた姿勢をとる。
これは枝に止まった時、枝に擬態している可能性がある。
触れると飛ばずに下に落ちる。
クワトゲエダシャクに似るが、本種は中横線(黒線)の外側に広く白い帯が出る。
後脛節の距は一対。
(クワトゲエダシャクでは2対。)
また、クワトゲエダシャクは全体に色がくすんでおり、後翅の赤茶は鮮やかでない。
♀はなかなか見られない。
灯火に飛来することも多い。
枝に産卵する。
卵は長径0.9mmの楕円形で平たい。
幼虫は春に見られ、鳥のフンに似た色合い。
身体の中央付近に大きな突起があり、その周りが白い。
頭を腹側に曲げて静止するため、余計に鳥のフンっぽい。
触るとすぐに丸まる。
終齢幼虫の体長は約35~40mm。
1~2週間で土中で蛹化し、翌春に羽化する。
夏・冬を越させるのが難しく、飼育は難しい。
参考:
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
昆虫エクスプローラ
農研機構
昆虫写真図鑑
蛾色灯
戸田市情報ポータルサイト
渓舟の昆虫図鑑

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