KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ツノトンボ(ナミツノトンボ)♀20210712

2021年07月15日 | アミメカゲロウ目
ツノトンボ。
腹が黄色っぽいので♀ですね。
昔は年に一度は見かける、特に珍しくもないもんだった気がするんだけど。
灯りにも飛んできたしね。
当ブログ丸8年以上やってて、ようやくの初登場です。
やはり草原環境が激減しているんでしょうね。
ビオトープ天神の里にて。

トンボのような翅に、チョウのような触角。
博物館とか昆虫の専門家のもとには、時たま、「新種ではないでしょうか?」という持ち込みがあるとか。
ウスバカゲロウやクサカゲロウと同じアミメカゲロウ目で、蛹になる完全変態の昆虫です。
幼虫はウスバカゲロウの幼虫、アリジゴクに似ていて、草むらや石の下などに潜み、小昆虫などを捕食します。

分類:アミメカゲロウ目ツノトンボ科
体長:約30mm
翅を広げた長さ:63~75mm
分布:本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~9月
          丘陵~山地
エサ:成虫・・・
   幼虫・・・小昆虫など
その他:翅は透明で、体は細長い。
    チョウのように、先が丸くて長い触角を持つ。
    前翅よりも後翅の方が小さい。
    ♂は赤褐色で、尾端に二個の付属物を持つ。
    ♀は黄色味が強く、腹部が太い。
    複眼は上下に分割される。
    (オオツノトンボでは分割されない。)
    翅を斜め後ろ、下向きに伏せるように畳む。
    また、ガのように屋根型に畳むこともできる。
    トンボよりも飛び方はバタバタと弱弱しい。
    林縁の草むら、河原の草地などで見られる。
    灯火にもよく飛来する。
    幼虫はアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)に似た姿で、草むらの根際や石の下に潜む。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400(文一総合出版)
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ
   日本産角蜻蛉図鑑
   河川との関わり ツノトンボの仲間

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