
ツノトンボ。
腹が黄色っぽいので♀ですね。
昔は年に一度は見かける、特に珍しくもないもんだった気がするんだけど。
灯りにも飛んできたしね。
当ブログ丸8年以上やってて、ようやくの初登場です。
やはり草原環境が激減しているんでしょうね。
ビオトープ天神の里にて。

トンボのような翅に、チョウのような触角。
博物館とか昆虫の専門家のもとには、時たま、「新種ではないでしょうか?」という持ち込みがあるとか。
ウスバカゲロウやクサカゲロウと同じアミメカゲロウ目で、蛹になる完全変態の昆虫です。
幼虫はウスバカゲロウの幼虫、アリジゴクに似ていて、草むらや石の下などに潜み、小昆虫などを捕食します。

RDB:
絶滅危惧Ⅰ類:宮城県
絶滅危惧Ⅱ類:千葉県
情報不足:山形県
分類:
アミメカゲロウ目アミメカゲロウ亜目ウスバカゲロウ上科ツノトンボ科
※最近はウスバカゲロウ科ツノトンボ亜科とする見解がある。
体長:
30~35mm
前翅長:
30~38mm
翅を広げた長さ:
63~75mm
分布:
本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:
5~9月
幼虫
エサ:
成虫・・・小昆虫など
幼虫・・・小昆虫など
その他:
翅は透明で、体は細長い。
チョウのように、先が丸くて長い触角を持ち、♂の方が長い。
前翅よりも後翅の方が小さい。
♂は赤褐色で、尾端に二個の付属物を持つ。
♀は胸部・腹部の背面に黄色の帯が走り、腹部が太い。
♂♀とも、胸部側面に黄色の縦帯が一本ある。
複眼は上下に分割される。
(オオツノトンボでは分割されない。)
翅を斜め後ろ、下向きに伏せるように畳む。
また、ガのように屋根型に畳むこともできる。
トンボよりも飛び方はバタバタと弱弱しい。
林縁の草むら、河原の草地などで見られる。
かつてはどこにでもいる普通種だったが、本種が生息できる草原環境が減少した結果、減少傾向にある。
日暮れ時に、開けた場所で活発に飛び回る。
灯火にもよく飛来する。
イネ科植物の茎などに、規則正しく二列に並べて産卵する。
卵は長径3mmほどの俵型で褐色。
一方の端から1/5ほどに白い線があり、鉢巻状に一周しているが、ここを切り口として孵化してくる。
一斉に孵化した幼虫は、しばらく固まっている。
幼虫はアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)に似た姿で、草むらの根際や石の下に潜む。
倒木の下などで越冬する。
地上に繭を作って蛹化する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
福井県みどりのデータバンク
日本のレッドデータ検索システム
八丈植物公園・八丈ビジターセンター
千葉県立中央博物館
鈴木海花の「虫目で歩けば」
生きもの写真家安田守の自然観察な日々
おおい自然園
ほか
腹が黄色っぽいので♀ですね。
昔は年に一度は見かける、特に珍しくもないもんだった気がするんだけど。
灯りにも飛んできたしね。
当ブログ丸8年以上やってて、ようやくの初登場です。
やはり草原環境が激減しているんでしょうね。
ビオトープ天神の里にて。

トンボのような翅に、チョウのような触角。
博物館とか昆虫の専門家のもとには、時たま、「新種ではないでしょうか?」という持ち込みがあるとか。
ウスバカゲロウやクサカゲロウと同じアミメカゲロウ目で、蛹になる完全変態の昆虫です。
幼虫はウスバカゲロウの幼虫、アリジゴクに似ていて、草むらや石の下などに潜み、小昆虫などを捕食します。

RDB:
絶滅危惧Ⅰ類:宮城県
絶滅危惧Ⅱ類:千葉県
情報不足:山形県
分類:
アミメカゲロウ目アミメカゲロウ亜目ウスバカゲロウ上科ツノトンボ科
※最近はウスバカゲロウ科ツノトンボ亜科とする見解がある。
体長:
30~35mm
前翅長:
30~38mm
翅を広げた長さ:
63~75mm
分布:
本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:
5~9月
幼虫
エサ:
成虫・・・小昆虫など
幼虫・・・小昆虫など
その他:
翅は透明で、体は細長い。
チョウのように、先が丸くて長い触角を持ち、♂の方が長い。
前翅よりも後翅の方が小さい。
♂は赤褐色で、尾端に二個の付属物を持つ。
♀は胸部・腹部の背面に黄色の帯が走り、腹部が太い。
♂♀とも、胸部側面に黄色の縦帯が一本ある。
複眼は上下に分割される。
(オオツノトンボでは分割されない。)
翅を斜め後ろ、下向きに伏せるように畳む。
また、ガのように屋根型に畳むこともできる。
トンボよりも飛び方はバタバタと弱弱しい。
林縁の草むら、河原の草地などで見られる。
かつてはどこにでもいる普通種だったが、本種が生息できる草原環境が減少した結果、減少傾向にある。
日暮れ時に、開けた場所で活発に飛び回る。
灯火にもよく飛来する。
イネ科植物の茎などに、規則正しく二列に並べて産卵する。
卵は長径3mmほどの俵型で褐色。
一方の端から1/5ほどに白い線があり、鉢巻状に一周しているが、ここを切り口として孵化してくる。
一斉に孵化した幼虫は、しばらく固まっている。
幼虫はアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)に似た姿で、草むらの根際や石の下に潜む。
倒木の下などで越冬する。
地上に繭を作って蛹化する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
福井県みどりのデータバンク
日本のレッドデータ検索システム
八丈植物公園・八丈ビジターセンター
千葉県立中央博物館
鈴木海花の「虫目で歩けば」
生きもの写真家安田守の自然観察な日々
おおい自然園
ほか
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