ヒメアカタテハの若齢幼虫。
ヨモギの葉を綴った、こんな巣を開けると・・・
こんな。
一瞬、う○こかと(笑)
KONASUKEの親指の爪と比べてもこのサイズ。
体長は8mmくらいでしょうか?
トゲ状の突起になる部分も、今はまだ、白い毛が生えているだけ。
分類:チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
前翅の長さ:25~33mm
翅を広げた長さ:40~50mm
分布:全国
平地~山地
成虫の見られる時期:4~11月(山地7~10月、年数化)
成虫と幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜(樹液には来ない)
幼虫・・・ハハコグサ、ヨモギ、ゴボウ(ゼニアオイ、オオバコを食べた例も)
その他:前翅頂付近は黒色で白色点がある。
後翅表面は橙色で、黒色点が混じる。
(アカタテハでは幅広く橙色)
雌雄を外観で判別するのは難しく、正確には前脚と腹端の精査が必要。
食草が多く自生する草原や、日当たりの良い林縁、畑の周辺、公園などで見られる。
昼行性で、湿地で吸水することもある。
♂は山頂占有性がある。
交尾時の飛翔は←♀+♂。
関東以南の暖地では成虫越冬出来る。
山小屋や人家に潜り込む個体もあるらしい。
成虫は寒さに弱く、茨城県の山地では成虫越冬出来ず、山地で見られるのは平地から移動した個体の子孫。
移動性が強く、夏以降に個体数が増える。
11月に産卵、冬季に成虫と幼虫が見られる(幼虫の方が寒さに強い)。
世界中に分布する(オーストラリアでは少ない)が、日本では個体数はそれほど多くない。
産卵は食草の葉裏に一卵ずつ行う。
幼虫は地色が黒褐色や黄褐色で、灰白色のトゲのような突起がある。
背中の中心を走る不明瞭な黄色線がある。
食草の葉を折り曲げたり集めたりして巣を作るが、アカタテハの様に袋状の巣を作ることはない。
ヨモギの葉を綴って作った幼虫の巣は、白い葉裏が目立ち、見つける時の目印になる。
幼虫は1年中見られる。
終齢幼虫の体長は約45mm。
巣や、葉、茎などからぶら下がって垂蛹になる。
タテハサムライコマユバチ、アオムシコバチ、ノコギリハリバエなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ①(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
芋活.com
ヨモギの葉を綴った、こんな巣を開けると・・・
こんな。
一瞬、う○こかと(笑)
KONASUKEの親指の爪と比べてもこのサイズ。
体長は8mmくらいでしょうか?
トゲ状の突起になる部分も、今はまだ、白い毛が生えているだけ。
分類:チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
前翅の長さ:25~33mm
翅を広げた長さ:40~50mm
分布:全国
平地~山地
成虫の見られる時期:4~11月(山地7~10月、年数化)
成虫と幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜(樹液には来ない)
幼虫・・・ハハコグサ、ヨモギ、ゴボウ(ゼニアオイ、オオバコを食べた例も)
その他:前翅頂付近は黒色で白色点がある。
後翅表面は橙色で、黒色点が混じる。
(アカタテハでは幅広く橙色)
雌雄を外観で判別するのは難しく、正確には前脚と腹端の精査が必要。
食草が多く自生する草原や、日当たりの良い林縁、畑の周辺、公園などで見られる。
昼行性で、湿地で吸水することもある。
♂は山頂占有性がある。
交尾時の飛翔は←♀+♂。
関東以南の暖地では成虫越冬出来る。
山小屋や人家に潜り込む個体もあるらしい。
成虫は寒さに弱く、茨城県の山地では成虫越冬出来ず、山地で見られるのは平地から移動した個体の子孫。
移動性が強く、夏以降に個体数が増える。
11月に産卵、冬季に成虫と幼虫が見られる(幼虫の方が寒さに強い)。
世界中に分布する(オーストラリアでは少ない)が、日本では個体数はそれほど多くない。
産卵は食草の葉裏に一卵ずつ行う。
幼虫は地色が黒褐色や黄褐色で、灰白色のトゲのような突起がある。
背中の中心を走る不明瞭な黄色線がある。
食草の葉を折り曲げたり集めたりして巣を作るが、アカタテハの様に袋状の巣を作ることはない。
ヨモギの葉を綴って作った幼虫の巣は、白い葉裏が目立ち、見つける時の目印になる。
幼虫は1年中見られる。
終齢幼虫の体長は約45mm。
巣や、葉、茎などからぶら下がって垂蛹になる。
タテハサムライコマユバチ、アオムシコバチ、ノコギリハリバエなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ①(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
芋活.com
”変態”こそ昆虫観察のロマンですよね(笑)
幼虫と成虫ではまったく想像できないほど形態が違いますよね。
最近、マルカメムシの幼虫を知り、見た目の違いに驚き、食草の芽への擬態かも?と一人合点をしたところです。
ヒメアカタテハも幼虫のこと知りませんでした。
ときおりはさむ「う○こ」などの下ネタを含め、いい学びになります。
個体数はそんなに多くないので、目にする機会も、そんなに多くないかも知れませんね。