KONASUKEの部屋

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トゲキジラミ?幼虫220324

2022年04月03日 | カメムシ目
トゲキジラミ幼虫?
類似種がいるらしく、「?」付きです。

シロダモと思われる葉の裏、葉脈に沿って、小さい昆虫がびっしり。
腹部には長い毛のようなもの。

お尻から甘露?を出している個体もいます。
こうして見ると、アブラムシに近いのかな、って思うね。

何故か成虫は見つかりませんでした。
ロウ物質も見当たりません。
何故なのでしょう?

あるいはロウ物質は、出して間もなくは透明に近く、空気に触れて次第に白っぽくなっていくのかも知れません。

また覗いてみたいと思います。
分類:
カメムシ目ヨコバイ亜目キジラミ上科ネッタイキジラミ科
(現在は異なる分類がされている可能性があります)
体長:
約2mm
翅端まで約3mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地?
成虫の見られる時期:
12~5月、9~10月?
冬には卵~成虫まで見られる
エサ:
シロダモ、アブラチャン、カナクギノキ、ヤマコウバシ、ホソバタブなどクスノキ科の汁
※その他の植物での観察例もあるようで、クスノキ科に限らない可能性もある
その他:
黒い棘のあるキジラミ。
黄色と暗褐色の模様があり、前翅前縁・翅脈に沿って多数の棘がある。
翅は平らに畳む。
(多くのキジラミでは、翅を屋根型に畳む。)
触角は白黒斑。
腹部の両脇から3対の太いロウ物質を伸ばす。
卵は孵化が近づくにつれ、黄色が濃くなる。
幼虫は白色~黄色地に山吹色の斑紋があり、腹端から白色のロウ質綿毛を分泌する。
春にシロダモなどの葉裏にコロニーを作って繁殖する。
寄主植物によって異なる虫えいを作る。
シロダモ:シロダモハマキフシ(あまり顕著でなく、形成されない場合も多い)
カナクギノキ:カナクギノキハクボミフシ
ヤマコウバシ:ヤマコウバシハクボミフシ
ホソバタブ:ホソバタブハマキフシ
また、1年の世代数(生活史)や白色ロウ物質の分泌量が、寄主植物によって異なるという。
アブラムシのように寄主転換する?
参考:
虫ナビ
成城の動植物
そよ風のなかで
そよ風のなかでPart2
weblio辞書
北河内昆虫記
Kosukeの昆虫記
ご近所の小さな生き物たち
キジラミ類の分類と生態(1)ー分類および形態ー
mouuuusa@muakbno
ムシをデザインしたのはダレ?
旧「いもむしうんちは雨の音」置き場
明石・神戸の虫 ときどきプランクトン
東京23区の虫2
長坂蛾庭
新ひむか昆虫記
糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

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