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KONASUKEの部屋

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アカコブコブゾウムシ20200423

2020年04月29日 | コウチュウ目
アカコブコブゾウムシ。
入力ミスじゃありませんよ(笑)
こういう名前なんです!

前胸背板は、イボイボがたくさんあって、何だか南部鉄瓶みたい!
前翅に二対の隆起があるようです。

似た名前のゾウムシに、「クワノコブコブゾウムシ」がいますが。
口吻がもっと短いようで、珍しく、生態も良く分かっていないようです。

このアカコブコブゾウムシも、生態には謎がありそうです。
ネット上でみると、成虫の出現時期が、4~9月とか、3~10月とかなんですが。
一方で「幼虫は土中やドングリ内で越冬し、6月に蛹化、7月に羽化します。」という記述もあるらしい。
さらに冬に、枝にしがみつく成虫を目撃した例もあるようで。
これは一見、矛盾するようにも思えます。
2年で1化なんでしょうか?

7月に羽化した新成虫は生殖せずにそのまま越冬、翌年成熟・生殖するとか?
ここで産まれた卵から孵った幼虫が越冬、翌年の7月に羽化。
これなら、矛盾なく説明できるかも知れませんね?

分類:コウチュウ目ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科
体長:7~8.5mm
分布:本州、四国、九州

成虫の見られる時期:3~10月(2年で1化?)
          幼虫と成虫で冬越し?
エサ:シイ、アラカシ、コナラなど
   幼虫・・・ドングリ
その他:前胸背板はイボが並ぶ。
    上翅第3間室基部と第5間室後方に一対ずつコブがある。
    灯りに飛来することもあるようだ。
    成虫が枝にしがみついて越冬することもあるらしい。
    幼虫はドングリの中か、土中で越冬する。
    名前の似ているクワノコブコブゾウムシは、もっと口吻が短く、かなり珍しく、生態も良く分かっていない。    
参考:自然観察雑記帳
   そよ風のなかでPart2
   昆虫エクスプローラ
   イッカク通信発行所>フィールドノート
   夜間飛行ー灯火にあつまる秋田県の昆虫ー
   廿日市市の自然観察(昆虫)
   廿日市市の自然観察(昆虫)

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Unknown (necydalis_major)
2020-12-11 14:15:27
だんちょう

こんにちは!

見たことがないゾウムシ。
珍しそうですね。
なんとなく、成虫で越冬するような感じもしますね。
返信する
だんちょうさんへ (KONASUKE)
2020-12-12 12:17:48
コメントありがとうございます。
まだ一度しか遇ったことがありません。
まぁ、いつもの公園なので、また探してみます。
越冬するところが見れたら良いのですが(笑)
返信する

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