KONASUKEの部屋

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マダラチビコメツキ20190901

2020年02月18日 | コウチュウ目
マダラチビコメツキ。
灯りに飛んで来ました。
文字通り、4mm程の小さなコメツキムシの仲間。
コメツキムシの仲間は、黒っぽい地味な種類が多いんですが、これはオレンジ(明るい茶褐色)と黒のまだら模様。
模様は変異が多く、ほとんどオレンジ色の個体からほとんど真っ黒な個体までいるそうです。

「スジマダラチビコメツキ」という類似種がいて、関東以西に分布しますが、暖地系で、九州以北では少ないようです。
前胸背板の点刻やメスの交尾器に違いがあるそうでうが、KONASUKEの写真じゃぁ、そこまで確かめるのはムリですね。
また、本州・四国のものは黒色が強くなる傾向があるそうなので、まぁ、この個体は違うのではないか、と。

マダラチビコメツキは普通種だそうですが、驚くほど情報が少ないです。

分類:コウチュウ目コメツキムシ科サビキコリ亜科
体長:4~6mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地に多い
成虫の見られる時期:7~9月
          成虫で冬越し
エサ:植物の根?
   ※幼虫によるサツマイモへの被害があるらしい
その他:オレンジ色に近い明るい茶褐色地に黒い模様のある小さなコメツキムシ。
    前胸背に太い縦条、上翅の会合部にも特徴的な黒い斑紋がある。
    色彩の個体変異が大きく、全体が茶褐色~ほとんど黒色のものまでいる。
    類似種のスジマダラチビコメツキでは、本州・四国の個体は黒色が強くなる傾向だそうですが、マダラチビコメツキでは逆に、沖縄産の方が黒色が強くなる傾向にあるように思われる。
    頭胸部が長く、全体の約4割を占める。
    畑や荒れ地の石の下で見られる。
    灯火に飛来する。
    ケヤキの樹皮下で成虫越冬する。
    幼虫によるサツマイモへの被害があるらしい。
    類似種のスジマダラチビコメツキ(関東以西に分布するが、暖地性で九州以北では少ない)に似る。
    マダラチビコメツキは前胸背の点刻が円形で、一様に深く刻印する。
    また、♀交尾器には著しい違いがある。
参考:コメツキムシの部屋
   虫をためつすがめつ
   鎮(チン)さんの自然観察記~写真録~
   東京23区内の虫 2
   マダラチビコメツキ幼虫による青果用サツマイモへの被害
   フォト蔵

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