KONASUKEの部屋

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シラフクチバ族220621

2022年12月19日 | チョウ目
シラフクチバ族。
翅に青白い模様があって、粘菌類が付着した落ち葉のよう。
同族にシラフクチバ、クロシラフクチバ、アヤシラフクチバがいます。
アヤシラフクチバは、内横線・中横線がほぼ直線的。
シラフクチバとクロシラフクチバは、内横線・中横線が波打つ。
後者は外見での識別は難しいとのこと。

シラフクチバ
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科シタバガ亜科
翅を広げた長さ:
45~56mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
?~山地
成虫の見られる時期:
6~8月(年2化)
卵で冬越し
エサ:
成虫・・・樹液、果実
幼虫・・・ノイバラ、ズミ、アラカシ
その他:
前翅の斑紋は個体差が大きく、
①内横線と中横線が青白い白斑型
②内横線から中横線までが白い帯状になる白条型
③斑紋のほとんどない無紋型
の3型に分けられている。
内横線・中横線は波打つ。
(クロシラフクチバも同様、アヤシラフクチバは直線的。)
内横線・中横線は、後縁側で広がる。
クロシラフクチバとは、外見での区別は困難とされ、長らく同一種とされていた。
♂の触角は歯牙状。
灯火に飛来する。
幼虫についても、クロシラフクチバとの識別は困難。
参考:
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
旧「いもむしうんちは雨の音」置き場
センスオブワンダふるイモムシケムシ
YAMKEN明石の蛾達
灰ヶ峰の蛾類と鳥類
北茨城周辺の生き物
四国産蛾類図鑑
あおもり昆虫記

クロシラフクチバ
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科シタバガ亜科
翅を広げた長さ:
44~53mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~7月、8月~10月(年2化)
卵で冬越し
エサ:
成虫・・・コナラ、クヌギ、ヤナギ類などの樹液
幼虫・・・モミジイチゴ、ノイバラ、エビガライチゴ、コナラ、カシワなど
その他:
シラフクチバ同様、前翅の斑紋は個体差が大きく、
①内横線と中横線が青白い白斑型
②内横線から中横線までが白い帯状になる白条型
③斑紋のほとんどない無紋型
の3型に分けられている。
内横線・中横線は波打つ。
(シラフクチバも同様、アヤシラフクチバは直線的。)
シラフクチバとは、外見での区別は困難とされる。
♂の触角は歯牙状、♀は糸状。
広葉樹を中心とする樹林と林縁で見られる。
夜行性で、夕刻直後から活発に飛翔する。
灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
幼虫についても、シラフクチバとの識別は困難。
参考:
かたつむりの自然観撮記
渓舟の昆虫図鑑
昆虫写真図鑑
北茨城周辺の生き物
身近な生き物の記録~昆虫と野鳥と時々その他~
四国産蛾類図鑑
あおもり昆虫記
てんとう虫の歳時記2
yyzz2;虫撮記
新開孝の昆虫手帖

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