KONASUKEの部屋

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シロコブゾウムシ20200517

2020年08月23日 | コウチュウ目
シロコブゾウムシ。
前翅の先の方に、一対のコブがありますね。
ゾウムシとしては、「鼻」が低いですね。
ホントは口ですけどね(笑)

横から。
腹側は白い。

後ろから。
コブより後も白い。

分類:コウチュウ目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科
体長:13~17mm
分布:本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~9月(年1化)
          成虫で冬越し?
エサ:成虫・・・ハギ・クズ、フジ、ニセアカシア、ハリエンジュなどマメ科の葉
   幼虫・・・様々な植物の髭根
その他:体は黒褐色~灰色で、黄褐色~黒色のやや先の尖った鱗片で、全体に覆われる。
    頭部は中央部に口器からの縦の深い溝があり、他にも多くの窪みがある。
    前胸背板・上翅にも複雑な窪みが多くある。
    上翅にはコブ状の大きな突起がある。
    ♀がやや丸く、♂では尖る。
    コブ状突起から前翅末端にかけては、♂ではやや緩やかに突出するが、♀では急角度でほとんど突出しない。

    類似種ヒメシロコブゾウムシは、背中の中央付近に黒色部がある。
    コシロコブゾウムシ(本州の日本海側沿いに分布)は、黒色部がなく、上翅は褐色部が多く、コブの形状が異なる。

    後翅は退化しており、飛べない。
    草地、路傍、広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園などで見られる普通種。
    昼行性。
    危険を感じると、各脚をたたんで地上に落下し、擬死する。
    葉の縁を半円形に食べる。

    幼虫は地中性。

参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ
   裏山草花昆虫記
   趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩
   海野和男のデジタル昆虫記
   ひよこまめ雑貨店
   虫撮る人々


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2020-08-23 05:53:29
ヒメシロコブゾウムシは撮ったことがあります。検索してその名前と思ったのですが、こちらかも。
返信する
kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-08-24 07:06:03
コメントありがとうございます。
記事を観ましたが、ヒメシロコブゾウムシだと思います。
背中に黒色部があるので。
KONASUKEも、今回調べて、識別方法を知りました。
返信する

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