KONASUKEの部屋

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テンスジヒメナミシャク20200914

2021年01月10日 | チョウ目
テンスジヒメナミシャク。

前翅に、赤褐色の横帯が二本、走ります。
これが類似種チビヒメナミシャクとの違いだそうです。

ところで、サイトの解説にある
「黒すじの内側に茶色い縁取り」とか
「内・外横線の内側に沿って赤褐色の横帯」とか
は、どこを指しているのでしょうか?

これだけ横線や点線が多いと、「黒すじ」「内・外横線」とは、どれのことを言っているのやら?

①亜外縁線
②外横線
はいいとして。
③と④、どっちが内横線なのでしょう?

③だとすると、赤褐色の横帯は明らかに遠く離れていて、「縁取り」とか「内側に沿う」とかは、とても言えそうもありません。
④だとすると、赤褐色の横帯は外側に沿うことになります。
赤褐色の横帯(内側)のすぐ外側に、黒すじは見当たらないのです。
ネット上の画像も、ほぼ同様だと思うのですが。

説明文の内容を、読み違えているのでしょうか?

蛾の翅の見方として、翅の付け根(基部)に近い方を内側、離れた方を外側と呼んでいますよね。
でも、この説明文での「内側」とは、一般常識としての「内側」だとか?
③を中横線、④を内横線として。
④内横線と②外横線に囲まれた部分の(一般常識としての)内側に、赤褐色の横帯があることになります。
かなり苦しいですが、そういう意味なのでしょうか?

どなたか、お分かりになる方がいらしたら、ご教示願います。

①赤褐色の横帯:翅脈上は短い黒色条
②外側の赤褐色の横帯は、後翅までつながる
③外横線
④黄白色の帯:後翅までつながる
⑤横脈点

別名:チンガンナミシャク
分類:チョウ目シャクガ科ナミシャク亜科
翅を広げた長さ:13~17mm
前翅の長さ:9~10mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   垂直分布?
成虫の見られる時期:4~6月、7~8月(年2化?)
          越冬形態?
エサ:成虫・・・花の蜜など
   幼虫・・・アカシデ、イタヤカエデ?の葉
その他:前翅の地色は灰褐色で、赤褐色の横帯が二本ある。
    (チビヒメナミシャクにはない。)
    赤褐色の横帯の翅脈上は黒色で、短い黒条が列を成しているように見える。
    (「テンスジ」の由来?)
    外側の横帯は、後翅までつながる。
    外横線の外側に黄白色の帯があり、後翅までつながる。    
    灯りに飛来する。
    終齢幼虫の体長は約12mm。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   北茨城周辺の生き物
   渓舟の昆虫図鑑
   こんちゅう探偵団

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