クロテンハイイロコケガ20200811

クロテンハイイロコケガ。
小型のコケガの仲間。
灰色地に黒褐色の斑紋があります。

①胸背に複数の黒点
②前翅基部付近に大き目の一対の黒点
③中横線（外横線？）の外側は、黒っぽいグラデーションになる
④横線の直上に大小の黒点
⑤亜外縁線は途切れがちなギザギザで、点列状

分類：チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科
翅を広げた長さ：２２～２８ｍｍ
分布：本州（関東が北限？）、四国、九州
　　　平地～山地
成虫の見られる時期：６月、８～９月（年２化）
　　　　　　　　　　幼虫
エサ：成虫・・・食べない（口吻が退化）
　　　幼虫・・・地衣類
その他：灰色地に黒褐色の斑紋があり、胸背にも複数の黒点がある。
　　　　前翅基部付近に大き目の一対の黒点がある。
　　　　中横線（外横線？）の外側は、黒っぽいグラデーションになる。
　　　　横線の直上には、大小一つずつ黒点がある。
　　　　亜外縁線は途切れがちなギザギザで、点列状。
　　　　触角は♂が櫛歯状、♀は糸状。
　　　　♀は♂よりやや大型。
　　　　樹林と林縁、公園、人家の庭などで見られる。
　　　　夜行性で、灯火に良く飛来する。
　　　　普通種だが、暖地性の蛾であるらしく、関東近辺では数はそれほど多くない。
　　　　幼虫は無毒。
　　　　終齢幼虫の体長は約２５ｍｍ。
参考：みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
　　　渓舟の昆虫図鑑
　　　かたつむりの自然観撮記
　　　虫ナビ
　　　私家版里山図鑑