KONASUKEの部屋

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クロシタシャチホコ20200629

2020年09月15日 | チョウ目
クロシタシャチホコ。
地色は淡褐色で、暗褐色のやや不明瞭な斑紋があるシャチホコガ。

①前翅の外横線は、暗褐色で比較的濃く、前縁付近でアーチ状になる。
②亜外縁線は二重。
③外縁は翅脈が目立つ。
④腎状紋は鱗片が立つ。

分類:チョウ目シャチホコガ科ツマキシャチホコ亜科
翅を広げた長さ:♂50~57mm、♀約62mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   (※北海道では長らく発見されていない。
    北限は新潟県-宮城県辺り?)
   平地~低山地
成虫の見られる時期:6~9月(年2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・ツバキ、ヤブツバキ、ユキツバキ、サザンカ
その他:地色は淡褐色で、斑紋は個体差が大きい。
    前翅の外横線は、暗褐色で比較的濃く、前縁付近でアーチ状になる。
    亜外縁線は二重。
    外縁は翅脈が目立つ。
    その先の縁毛が白点状になる個体もある。
    腎状紋は鱗片が立ち、横線も毛羽立つ個体もある。
    後翅は黒褐色。
    ♂の触角は基部から2/3が鋸歯状で束毛があり、♀は繊毛状。
    灯火に飛来する。
    卵は饅頭型。
    幼虫は緑色で、腹端付近、背面中央に褐色の縦長の斑紋があり、黄白色で縁どられる。
    背面を、二対のごく薄い黄白色の縦線が走る。
    横から見ると、腹脚の上付近が白色に近い。
    頭に円状の黒線がある。
    幼虫は土中に繭を作って越冬する。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   自然観察雑記帳
   北河内昆虫記
   YAMKEN明石の蛾達
   暁の蛾類図鑑
   北茨城周辺の生き物
   東京の昆虫
   蝶・チョウ・ゆっくり歩き・・・「千蟲譜物語」

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