モントガリバ。
茶色の翅にピンクの紋があるトガリバガ。
類似種がいくつかありますが、斑紋で区別がつきます。
分類:
チョウ目カギバガ上科カギバガ科トガリバガ亜科
翅を広げた長さ:
♂31~35mm
♀33~38mm
前翅の長さ:
17~18mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~10月(年2~3化?、南西諸島では通年発生?)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・ヤ . . . 本文を読む
ホソトガリバ。
鏡の端に掴まっていたので、横からしか撮れませんでした。
環状紋が大きいです。
類似種のオオバトガリバは環状紋が小さい。
名前がややこしい。
ホソトガリバ
オオバトガリバ
以前はホソバトガリバだったそうだが、改称されたのだそう。
何でそんなややこしいことを(笑)
誰か知ってる人、いたら教えて下さい。
①前翅横線:濃色で屈曲が強い
②環状紋:大きく丸い
③腎状紋:細長い
ⓐ底部 . . . 本文を読む
オオトウアツバ。
前翅の前縁に、黒褐色の三角紋が並びます。
ところで、和名は「オウトウ」ではなく、「オオトウ」なんですね。
最初、「桜桃」かと思って。
検索したら、ほとんど引っかからない(笑)
同じく「オオトウ」が付く蛾に「オオトウウスグロクチバ」があって、紀伊半島の大塔山が由来(「みん蛾」)だそうなので、本種も同じ由来でしょう。
「Digital Moth of Japan」に、「紀伊半島を模 . . . 本文を読む
キマダラヒラタマルハキバガ。
ヒラタマルハキバガ科としては、掟破りの細長い翅。
①翅型:細長い
②頭部・胸部:翅とほぼ同じ色
③前翅:
ⓐ2本の白色の筋
ⓑ黒点
分類:
チョウ目キバガ上科ヒラタマルハキバガ科
翅を広げた長さ:
10~13mm
分布:
北海道?、本州、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
5~11月(岩手6月下旬~10月中旬)
越冬態?
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・チド . . . 本文を読む
マエキリンガ。
①頭部は白色
②前翅後縁:褐色斑
③前翅外横線:茶褐色の帯状
別名:
マエキイラガ
分類:
チョウ目コブガ科シロズリンガ亜科
翅を広げた長さ:
25~28mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月、7~8月(年2化?)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・
幼虫・・・イヌシデ、クマシデ
その他:
頭は白色。
前翅は一様に黄褐色。
第1化では、やや濃色 . . . 本文を読む
カバイロシマコヤガ。
ビオトープ天神の里にて、日中に撮影。
葉の裏に隠れていた。
①翅頂:尖る
②縁毛:濃い紫赤色
③内横線
④外横線
※③④は薄い
⑤前翅前縁の白色紋:明瞭、前縁に向かって幅広にならない
⑥頭頂(触角間):白色
分類:
ヤガ科ベニコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
17~21mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~9月(年1化)
幼虫で冬越し
エサ:
. . . 本文を読む
キシタホソバ。
これまで当ブログに掲載した種では、ムジホソバ、ヤネホソバ、キマエホソバ、ニセキマエホソバに似ています。
自分自身のためにも、ちょっと違いを整理してみましょう。
ムジホソバ、ヤネホソバは、胸部背面が、前翅前縁の縁取りの色と同色です。
キマエホソバ、ニセキマエホソバは本種より小型です。
①胸背面・前翅:灰色
②頭部:黄色
③前翅前縁:黄色い縁取りは細い
別名:
キベリホソバ
翅を広 . . . 本文を読む
クヌギハナキホソガ。
かなり小型の蛾です。
頭側を持ち上げて止まります。
触角は体にピッタリ付けていますね。
中脚の腿節・脛節は、毛で覆われて太くなっているようです。
①胸部背面:黄色
②前縁:逆三角形紋
ⓐ翅頂近くまで伸びる
③後縁基部:黄色斑
④中脚腿節・脛節:長い鱗毛が密生
別名:
クヌギホソガ
分類:
チョウ目ホソガ上科ホソガ科ホソガ亜科
翅を広げた長さ:
11~15mm
前翅の長さ . . . 本文を読む
マダラマドガ。
2018年4月7日にも撮影していますが。
ヒメマダラマドガと間違えていたので、修正しました。
ヒメマダラマドガは、網目模様が不明瞭です。
①翅頂は尖る
②線は太い
③線の内側は濃色、外側は淡色
④網目模様が明瞭
分類:
チョウ目マドガ上科マドガ科マダラマドガ亜科
翅を広げた長さ:
16~21mm
分布:
北海道?、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~5月、6 . . . 本文を読む
コフタグロマダラメイガ?
フタグロマダラメイガ、オオフタグロマダラメイガと酷似します。
他にも似た種がいるようなので、?付きです。
オオフタグロマダラメイガは、亜外縁線が脈M1とCu2の間でやや強く外方に湾曲するが、それだけで区別するのは困難とのこと。
フタグロマダラメイガは、
①「内横線が外方に弱く湾曲傾斜する」、(コフタグロマダラメイガ)「ほど湾曲せず」
②「中室下でやや外方に突出し」
③ . . . 本文を読む
Cryptaspasma属。
同属のハラブトヒメハマキ、ヘリオビヒメハマキ、クロサンカクモンヒメハマキは互いに似ていて、見た目での判別は難しいとのこと。
出現時期で区別するのが無難とのことですが、丁度微妙な時期なんですよねぇ。
ヘリオビヒメハマキ:7~11月、秋に見られる
クロサンカクモンヒメハマキ:4~6月、春に見られる
ハラブトヒメハマキ:3~10月
まぁ、クロサンカクモンヒメハマキの可能性 . . . 本文を読む
エグリイチモジエダシャク。
何と言うか、紫がかったピンク色というのか、アートっぽいですな。
①前翅・後翅外縁:あまり屈曲しない
②後翅外縁:M1とM3の間で半円形に凹まない
③内横線
④中横線
⑤外横線
⑥太く明瞭な黒斑
⑦黒点列
⑧暗褐色紋
⑨⑧の中央に白紋
⑩胸背に一対の黒点
RDB:
神奈川県・情報不足
分類:
チョウ目シャクガ上科シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:
23~39m . . . 本文を読む
シラフクチバ族。
翅に青白い模様があって、粘菌類が付着した落ち葉のよう。
同族にシラフクチバ、クロシラフクチバ、アヤシラフクチバがいます。
アヤシラフクチバは、内横線・中横線がほぼ直線的。
シラフクチバとクロシラフクチバは、内横線・中横線が波打つ。
後者は外見での識別は難しいとのこと。
シラフクチバ
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科シタバガ亜科
翅を広げた長さ:
45~56mm
分布:
北海道、本 . . . 本文を読む
キヒメシャク。
翅はほぼ黄一色で、よ~く見るとやや暗色の横線があります。
これ位特徴がハッキリしていると、同定も楽なんだけどね。
ヒメシャク亜科にしては珍しく(笑)
♂はほぼ黒一色。
分類:
チョウ目シャクガ上科シャクガ科ヒメシャク亜科
翅を広げた長さ:
♂19mm内外、♀21mm内外
分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
6~7月(年1化)
越冬形態?
エサ:
. . . 本文を読む