あるメーカーの方に呼ばれまして。
あしたはJNMAらしいですね。
全く忘れておりました。
なんせ明日帰るんだから。
あーあー・・・・。
てなことで行けない私にちょっと見せて貰えると言うのでノコノコ見に行ったのでございます。
キッチンN製品で発表されるプラ板キット。
JR九州817系特別版です。
こんなのが出るんですね。
てなことで。
見させていただいた上に、色々設計意図を聞いてみました。
キット構成は、台車や動力ユニットを除く車体一式のキット。
2両で5000円程度のようです。
今回、JNMAで発表するモデルは、817系でも1100番台福北ゆたか線バージョンです。
正直、九州知識に弱い私ですので、興味はアレですが、キットとしての様子を聞いてみた次第。
実車は現在4編成あり、今回の最新バージョンをJNMAで先行発売するらしく、売切れたら御免の初期生産。
このあと型を改修して今後すぐに基本番台を製造するとの事。
また、類似部分が非常に多い815系もリリースするとの事で、近代JR九州トレインが一気に身近な物となります。
床下機器を大奮発していたり、パンタグラフも附属、アレンジも多彩にできるとのことで、面白そうではあります。
代用にしなかった床下に執念を感じますね。
鉄コレにも若干の切削で対応できる床下機器のリブが、新時代の板キットを体現しています。
様々な条件の中、基本はGM動力だそうですが、考え方はそれぞれ。
台車間距離の微妙な差に目をつぶれば、鉄コレ動力でも良いという考え方です。
最新の動きの鉄コレ動力を使うか、台車間距離のリアルさでGMを使うか、選択できるのです。
制作記を後ほどスタートさせますが、鉄コレ動力も充分に視野に入れた心配りが有ります。
屋上機器もモールド済みですが、強度の関係上、取り付けボスが太くなってしまったとの事で、ここはすんなり嵌りません。
しかし、
附属の有名メーカーパンタグラフを
台座から外して
屋根板の穴に
はめ込んでいく作業は
あまりに綺麗に嵌ってコレは最高の嵌り具合です。
クーラーもこの嵌り具合で、接着の必要はないようです。
それだけに屋上機器のボス寸法を太くせざる得なかったのは苦渋の決断だったことでしょう。
自分的に最もわくわくした部分は前面でして。
なかなか良いモールドの前面にはピタ窓を利用してガラス平面を表現する方法をとっています。
前面が一枚構成ではなく、2枚をあわせていく方法。
中前面があるんです。
この中前面で枠にすることが可能で、表前面は別塗装して取り付けることが出来、塗装作業が楽になります。
裏面はこのような感じ。
ざまざまなスタイルの前面に合致するように準備されていることは勿論、かんたんな設えがされており、
容易にいい雰囲気をかもし出せるようになっています。
まぁ、本物はもっと簡素な仕切りですが。
幌も有ります。
また、この形式は屋根に一部滑り止めの黒い部分が屋根に有ります。
それをマスキングせずに組めるよう、中屋根の部品があります。
が、この部品は若干幅が狭く、プラ材を貼り足してようやく機能するらしいです。
基本番台では修正予定の部分。
附属デカールも豊富です。
のちにインレタも発表する予定との事ですが、デカールでも充分でしょう。
綺麗な文字のデカール。
なかなか至れり尽せりです。
設定が細かすぎる・・・
配置区によって色の違う外観も決められそうです。
改めて並び。
キットは4枚で構成され、ほかにマドガラス塩ビ、ウェイトが附属し、パンタなども標準バンドルです
前面のピタ窓が暫く後に登場ですね。
モールドも有ります。
射出成形の痕は本位ではないらしく、削り直しておきましょう。
デカールは計4枚。
「とびらに注意」のポップ。本当に細かいデカールが素晴らしいい。
これ・・・・執念ですね。
制作が楽しみです。
なにせ板キットの久しぶりの製品。
頑張れキッチンN
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