鉄道模型工作記録帳

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中国製品ディレクト記01

2016-09-10 23:52:00 | 若旦那の常磐線103系

9日より中国ドンガン市に入りました。
HOマニ44を量産まで繋げる最後の闘い?です。

七転八倒しております。
マニ44がようやく最終調整に入った段階となり赴いてまいりました。


それでは成田空港から出発です。
正直ですね、ストレスでぎりぎりしておったりします。
プレッシャーは半端ではありません。


夕日を沖縄上空で眺めます。
香港まで約5時間の飛行です。


まずは香港に。
えー・・・英語はもちろん中国語も一切しゃべることが出来ません。
1人で乗り込むにはなかなか・・・。
まぁ香港は西側諸国っぽいんですけど


中国国境に行くためにバスに乗ります。


多分、これだと。

・・・・どうも最終的には良かったんですが、全く経由地が違うバスに乗っておりました。


風景的に多分ここだな?と記憶で途中下車。
結果的に行きたかった上水駅に降りたてました。



地下鉄に一駅。


中国国境の羅湖に到着。

入国もスムーズに出来、ここで玩具工場ホールディングオーナーのJ氏と「なんとそういえば一切打ち合わせしないで」会うことができ(奇跡が起きました)、
無事、ドンガン市に。
そういえば、香港の飛行機時間しか教えていませんでしたwwww

中国国境の町で一人で出ていたら、さて、どうしていたんだろうナァ。



翌朝。工場に入ります。


70人ほどの組立塗装工場が今日の陣となります。



案外涼しいです。
32度くらい。
麻痺しているかも。


早速テスト塗装が開始されていました。


先に送っていた塗装見本の色合いどおりに再現されています。


印刷フィルムです。


テールライトの赤が良くありませんでしたので、数時間掛けて繰り返し色を確認と指示をします。
実は最終的に自分が塗料を溶きました。
クリアレッドの感性がちょっと伝わらなかったので。


チーム内で「ここは絶対にこだわりたい」としていた印字の確認。
試作では思ったとおりに出ました。
量産では少し劣化するかもしれませんが・・・


いかがでしょうか・・・。
ちょっと実は白が薄い(カメラのコントラストが優秀すぎるだけでちょっと薄いです)のですが、二回印刷はずれたので、若干薄いのですがこの一回印刷といたします。


試作では、読み取りが出来ます。
量産でもこのクオリティが出ると本当に良いのですが・・・。


ホールディングオーナーと子会社社長とともに打ち合わせ。
えー・・・・彼女が印刷組立工場の「社長」です。

聡明で、今のところ信頼は置けます。
残念ながら中国製品というイメージからは最後まで信頼を置くことが難しいのは良くあることです。
ただ、印刷は結構努力を重ねてくれたり、パッケージは逆提案が多く、少し心が落ち着きます。



次に金型工場子会社社長と。
ここは正直、大幅な修正を依頼します。
かなり厳しい打ち合わせとなりました。
こちらの反省部分も無くはないのですが、日本式の流れとちょっと違うので、そこは一つ一つ課題を潰していきます。


ホールディングオーナーがちょっとエキサイトする場面も。
でも、悪い緊張感ではありません。
現状では最大限努力をする姿を見ることが出来ます。
「鉄道模型ははじめてなのでポイントがわからない部分があった。勉強したい」
ということ。


塗装がポイントになりますが、ここは来週もう一度つめます。
ちょっと今のところ「薄く吹きすぎる」んです。
これは今までの癖が出てしまうみたいで・・・。
しっかり厚く塗ってもらえるかどうか。

無塗装状態は「青成形」となることには決まりました。
厚く吹くにあたって「タレ」を防止する意味を込めて。
あとは透過度の低めるため。

黒成形をしたかったのですが、流石にちょっと抵抗が強かった。
塗装タレで歩留まりが低くなることを相当恐れられました。
そこはやむなく。

明日明後日は工場に任せます。
次はその次の水曜日。
火曜日は別の予定が入っており
日曜日と月曜日はホテルで次回作の設計作業をしていることにします。
(街歩き出来ないような、何もないド田舎なので・・・)




パクチーすら全く平気なので、飯のうまさだけは助かります。


正直、ものすごく美味しいです。




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