鉄道模型工作記録帳

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定山渓鉄道で地域振興?7

2009-10-18 03:43:00 | 定山渓鉄道をモデるには?

二次試作がやってきました。

ここからが本当の地獄な気がします。

なんせ実費が掛かってきておるんですからww
あと最後にもう一度3次試作をやって、ホンチャンに行くわけです。

スケジュール的には
今回の試作組をまずやります。

エラーをここで完全に洗い出します。

で、前面が出来てくるのを待ちます。
前面原型だけで、6万円相当はするらしいです。
あっはっは。
3D設計できればもう少しお安くなるんですが、3Dはさすがに出来ないんで、3面図を立体に起こしていただき、原型を葺く事になります。

原型って「銀」らしいです。
貴金属じゃないですか!!!
この銀がお高い。

実は、これ以前にロストにするか、ホワイトメタルにするかの判断をします。
実際は今回メタルにするんですけど。

ロストとメタルでは収縮率が異なることから、原型の大きさが異なるそうです。

ロストの方が小さくなってしまうんですって。

さて、今回設計どおりに行ったのですが、依頼先から提案というか質問がありまして。
「車体渡りがまだ若干大きいのではないか?」
というものでした。

結局、相談の結果、
屋根肩を9mm直径のものと1.2mm直径の2通りの曲げをしていただきました。

希望は9mmの曲げですが、そうすると若干幅は広かったとのこと。

なので、幅優先で曲げていただいた1.2mmで試作組をすることにしました。


開始です。


このキットの最大の手間部分は客ドアです。
折り曲げて


半田しました。
実はエラー一つ目。

ドア下の部分。

折り曲げて靴刷りを表現しようとしたんですが、不都合があり。
折り曲げを諦めることに。

だから

この切れた部品から


靴摺りを取り外して、これだけで取り付けることにしました。
ちょっと小さいですけどね。

で、先に

これらの補助部品から


ドアHゴムを切り出します。


この状態から


当て込みます。
このHゴム部品は、完全塗装後に行うのが本番の作業です。
今回は最初に半田しました。

完全塗装してから、灰色に塗ったこのHゴム部品を接着すると、簡単に誰でもシャープなHゴムになるという構造です。

ここでエラー二個目。
4箇所のドアのうち、3箇所の客ドア窓が0.2mm程度ずれておりました。
写真は合っている一箇所です。
どこでズレたんか。
簡単に図面直せますけれどもね。

乗務員扉と靴刷りを

半田しました。
構想どおり進んでいます。

ドアの引っ込み具合はもう自分の理想通りで感動です。

乗務員扉もツライチです。

この部分がこのキット最大の山場であり見せ所になりそうです。



見えにくいですが。4枚重ねのドア回りはキットとしては異例かもしれません。


あとの具合は最高に良いです。

で、下回りはご勝手ですが、一応の推奨として

トミックスの17系DCの床下を推奨します。
とはいってもとはいっても、定鉄は床下排煙なのでこのモールドでも厳密には正しくありません。


台車は

こんな台車です。
DT22に近似のようで角ばっているところが異なります。

キハ20系床下で我慢すれば、台車はポン付けです。


被せてみました。
仮です。


17系と連結してみたり


20系と連結してみたり。

うん。


20系より狭く


10系より若干広い・・・・このなんともいえぬ姿にします。

そうすると

屋根が深くなりますので、やはり車体渡りは詰めんばなりません。


以上3箇所のミスと部品組変えによる変更が待っています。

ただし、今度は前面が出来てからの最終変更ですので、作業はしばらくありません。


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