鉄道模型工作記録帳

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丸ノ内線電車1

2011-05-30 00:53:00 | 首都圏の電車は長いぜよ

ええっと、
今日は雨でした。
塗装ができず、そしてもって富山港線クモハ40は側面取り違いでドアを貼ったことが分かり部品を調達し直し。
で、


丸ノ内線きっとの制作指令が。
ということで東京にいても仕掛かりが絶えることはないのでした。

とりあえず、やっつけられる部分をやっつけます。


18両以上の在庫があって、一気にすると絶対終わりませんので
とりあえずスタンダードな500型を6台分
切り出します。


バリもさっさと取り去ります。


標準で切り継ぎ状態の加工があるので、片運転台に継いでしまいます。
ほとんど流れ作業です。

RMMのキットですが、ご存じの通りちょっと机上論で設計されたような痕跡があちこちにあり、モールドが徹底的に浅すぎて塗装が難しいだとか、ここのように継いでいかないといけない部分とか、
しかも継ぎ場所がやや技術の要るドアのその物の場所とか。
一体ドアのRはどうやって復元することを模したのでしょう。
確かに切り継ぎ痕はドア筋で埋まりますけどね。
それ以外は結構大問題です。


更に裏は窓ガラスが羽目難いような継ぎシロがあるので


溶剤で接着したら、やすりでガンガン



取り去ってしまいます。これをしておかないと、あとで窓ガラスを張るときに涙目です。


これもまた、流れ作業です。


積むとこんな感じ。
ここで丸一日シーズニングさせて変形が無いか確認してから次に入ります。


正面は300型前面、400.500型初期前面、500型後期前面に3種。
方向幕と更新前面窓は一通りの組み合わせなので、これもザックリ組んでいきますが、

先行試作車を作っていろいろデータを取りたいと思います。


銀河から発売されていた、側面交換キットを用いて、301の現役末期を先行試作にします。


設計自体は問題はありません。


折るだけですから。
サシを使って正確に折りましょう。




前面の合いは中々良いでです。


屋根の裏リブはすべて取り去ります。




多少の調整は必要でしたが、このように綺麗にハマります。


しかし、キット自体のウィークポイント、各部が意外と合致しなかったりちょっと無理のあるモールドが解ってきます。

500型では肩ルーバーがあるのでこの横ラインで接着すると良いのですが、300型は張り上げ屋根の稜線で繋がなくてはなりません。
ここは結構骨のある作業となるでしょう。
また前面と屋根でライン取りが乱れています。
ばっちり継ぎ目が残って良いならこれでいいのですが、埋めてみるとどうなるかやってみます。


実はこの間、ちょっと友人UDに誘われて竜ヶ崎まで一往復。


すぐ作業開始。
パテを盛ってみます。
瞬間接着剤はここで張り上げ屋根のパテ代わりには好適ではありませんので、薄くまで削れるポリパテかエポキシが本来良いころでしょう。
今回はラッカー溶きパテです。


雨樋は削ってしまいます。
あとから張りなおしたほうが良いか、省略が望ましい。



スムージング。
明らかに段差があるんです。
500型ではこの作業の必要があるかもあとで検証。


この屋根を側面の継ぎ目はある程度埋めたら放置して、あとでサフェーサーで完全に整えます。
そうじゃないときりがないんです。


それなりというか、かなり工作が楽しめそうです。
塗装はこれも1色。
楽だからこそ、ここで取り組める。

(スカ色のほうが面倒臭いです。)


   ↑問題はまだありそうですが楽しく解決しましょ。


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