鉄道模型工作記録帳

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残暑が厳しいときの気ままなトレース。2

2010-09-03 00:34:00 | 模型工作雑ネタ日誌

頭の中では
「ミュージカル クーラーが来てほしい」
が絶賛上映中です。

厳しい!北海道人にこの暑さが続くことがまことに厳しい!

午前3時ころに起きて、ようやく居心地が良いなんて。


で、まだトレース中です。


見えるかな?
水色のペジェ曲線。

ペジェ曲線とはカーブのRが何ミリだとか、そういった論理はありません。
任意で感じたポイントから、どうやってベクトルを引き出してラインを形成するかという問題です。
グリッドという概念もありません。

定点が無いんです。

そのあるポイントから、X方向Y方向にベクトルを仮定して力を引き、そこに現れるXYのベクトルに対してさらに感覚を生かして曲線描くモーメントを引っ張る。
その連続描画。

言っていて、何わけのわからぬことを話しているか・・・。

エッチング図面を描くにあたり、製図ソフトを使う人と、イラストレーターを使う人に大別されますが、その描きの頭脳はまるで異なるのはこういうことです。
一方は理詰めであり、一方は感覚でしかありません。

「みたまま記憶したままの印象」でモデルするならイラストレーターが得意分野でしょう。
「設計図通りに」モデルするなら製図ソフトが有利でしょう。

しかし、鉄道のようなワンオフものは、どちらも正解ではないので結果並存しているのだと思います。


ですからこうい非定型なものにはイラストレーターが効力を発揮します。
そのかわり、一体屋根などを机上で計算するときは頭を抱えてしまうんです。




文字はフォントで無い限り、こういったもうそれは其れはバラバラの状態とバラバラの品質になります。
だって、相手はペンキの手書き。


まぁ、ろくな文字ではありません。
しかし、地方私鉄の文字などペンキ書きや、糸鋸で切り抜いた打ち抜き文字だったりするんで、決まった文字ではない味があります。



   ↑ということで私はイラストレーター派です。