今日は久々の荒天のため山小屋でのデスクワーク、なんちゃって。今度出掛ける
パリの最終日は自由行動になっており、行って見たい所は沢山あるから厳選の上、
自力で回ろうと思っている。ゆっくりと時間的な余裕を持たせ、地下鉄を利用したコ
ースを考慮中だ。
旅行会社からはOP市内観光のツアー(オルセー美術館、モンマルトル散策)の募集
があったが、私にはルーブル美術館を観賞すれば十分だし、仮に見に行
ツアーに参加しなくてもメトロで行くことは可能だから高いお足を払ってまでの価値は
ないと斬る。そうしたことの情報収集や比較をしながらコースを選別するのは旅行の別
の楽しみでもある。3~4年前くらいから旅先の地図や交通について調べるようになり、
可能な限り自力でやっていくことが楽しみになってきた。最初は泊まったホテルが町の
どの辺りなのか、住所はなんて興味なし、泊まった所の歩ける範囲だけが自由行動の
囲だった。人様はタクシーでXXに行ってきたなんて言われるが、そんなことはとんでも
く恐ろしいことなのだ。
私がよく見た怖い夢『外国で泊まったホテルが分からなくなり迷子になる』現実の世界で
迷子になったことはないからトラウマはないと思うが、この筋の夢は結構お出ましになった。
韓国に出掛ける内、地下鉄に乗ったり地図を広げて出かけることに楽しみを覚え、事前
に調査することで現地に行ったような気分になれるから、こうした作業がお気に入りになっ
た。ガイドブックに記載されている情報にネットの情報を活用すれば、かなりの範囲を自
で動けるようになる。
ここで勘違いしていけないのは、いくら動けるからと言って『安全』を蔑ろにすると痛い目を
く。昨今、この種の事件や事故は増えている。海外では小心者が一番だから無理は禁物
だ。今回もバスで移動する距離が長い、ただバスに乗って居眠りをしているだけでは折角
の旅行が台無しになる。私は移動コースの詳細地図を用意し国道や地方道のどこを移動
中か分かるようにしている。だから以前のように、バスに乗せられたらいつどこの辺りに到着
するのか、それすら分からないことも多かったから、バスの移動は退屈そのものだった。場
所を知れば寂れた風景でも目新しさを探して車窓から写真を撮れば楽しいものだ。
グーグル地図は写真でも動画形式(実際の動画ではなく静止画が連続したもの)でも見るこ
とや印刷できるので、海外旅行には必携となっている。
だから、泊まるホテルの位置と利用できる公共交通の有無、目的地までの所要時間や距離
なども事前調査することも可能で、グーグル地図を使えばそのホテルの写真や周辺を事前
知ることができる。
色々な情報を組み合わせ自分なりのガイドブックを作る、そのごに現地に出掛ける、これが私
の2度美味しい旅行の仕方だ。