食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『地方リーディングバンクの役目』

2013年03月15日 18時36分55秒 | 日記

私は莫大な資産を預けているのではないし、経済活動で銀行と取引をしているので

もないから、題目のような大きなテーマについて語るだけの知識も経験も持ち合わせ

ていない。だがロッキーの妻エイドリアンの兄ポーリーの台詞を借りれば『沈黙しない

一市民』だから、一寸したことで偉そうに沈黙を破ってしまう。

昨日、旅行会社からの旅の栞に『ユーロを事前に準備して下さい』と書かれていた。

今まで、何度か外国に行っているがこのようなことは言われたことがない。昨年のトル

コだって経由地のカタールには朝6時頃に到着し、直ぐに多少の現地通貨を買うこと

が出来たから、国際都市のフランクフルトならお茶の子済々かと思っていた。理由はと

もかく、朝一で岡山発だからここでの交換も無理、と言うことで当地のリーディングバン

クに意気揚々と出掛けた。朝の早い時間帯だから窓口は空いていてユーロ交換をお

願いするがその返答に耳を疑った。

ユーロ買いは扱っているが売りは扱っていないとのこと。ついでにどこの国のお金を扱

っているのか聞いてみると、米ドル、韓国ウォンだと言う。今まで米ドルに替えたことは

何度かあったから、てっきりユーロくらいはあると確信していたのに。そして行員さんは

「中央郵便局はユーロを扱っています」と親切なご案内。

この銀行、以前は外為を何店舗かの支店扱っていたが、それも縮小されてしまったよ

うだ。仕方なしに、その郵便局に足を延ばし行って見ると確かにユーロの換金が可能

だった。ついでにどんなお金を扱っているかと聞くと、米ドル、カナダドル,豪ドル、スイ

スフランと出てきた。まさかの大逆転、スイスフランを扱っていると思いもしなかったから、

少額ながら直ぐに飛びついた。

ビックリしたなー。郵便局が業務の一旦と言えど地方リーディングバンクを凌ぐとは、私

の感覚からは考えられなかったことだ。郵政民営化で郵便局も民間企業になり立場は

銀行と同じだから、このようなことあってもおかしくないと言えば、その通りだがこの地方

では他を寄せ付けない『リーディングバンク』がねー。リーディングバンクだからと言っ

て何もかも全て網羅するのは難しいことくらいは分かるが、田舎にも押し寄せるグロー

バル化の波、外為で米ドルと韓国ウォンだけの扱い・・・・・

何とも言えないギャップにギャフン。このことを妻に話すと『逆みたい』の一言。


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