食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ビニールハウスのソーラー』

2013年03月04日 18時02分18秒 | 日記

ほんのお遊び程度の規模でどの程度の実用性があるのか、全く予想はつかないが

設置して試運転してみた。山小屋で試験的に使っていた軽自動車用の使い古しの

バッテリーを流用しているから、ソーラー発電側の本来の機能を活かせるのか、それ

すら分からない。

ソーラーパネルは30cmX30cmくらいの小さいもので15Wの発電能力があるらしい。そ

れに安めで小型のチャージャー・コントローラーをつなぎ、問題のバッテリーと接続し

ている。この過程でチャージャー・コントローラーのLED表示はバッテリー容量50%程

度を示している。実測すると12Vギリギリの値だが負荷をかけると直ぐに10V位に下が

ってしまい、暫く休むと緩やかながら回復するというコンディションの悪いバッテリー。

晴天で1日、充電すると75%までアップするが持続力は殆どなし。

結局のところ、このバッテリーでの実用は難しいかも知れないと思いつつも、もし何と

か耐えられればとの下心を捨てきれないでいる。ハウス内での主目的はAC 100Vの

水中ポンプを使うことだからバッテリーのDC 12VをACコンバーターで変換させるか

ら、これだけでも結構なロスが生じる。コンバーターは350Wタイプで15年くらい前に

買ったもの、今と比べれば原始的なテクで効率はかなり悪そうだ。全てを接続して、

バスタブに貯めてある雨水に水中ポンプを入れ始動開始、不要に長いホースを介

て水が出てきた。ジョーロの蛇口で散水してみると、このパワーでも十分に用を為し

そうだが、問題は持続力で日々、連続で運転した場合どれくらいの時間使えるのか、

一番必要な夏季の高温時にも耐えられるのかなどの課題を抱えている。

今日のテストでハウス内には十分の散水が出来、バッテリーが上がるようなことはな

かったから、優しい使い方モードのテストは合格と言っていいだろう。

水中ポンプは動力系だから照明やTVなどと比べて消費電力は大きく、山小屋の容

量より多く必要とするのは確かで、本来なら山小屋のものをここに設置すべきだと思

われる。なれど、ハウス内でしょっちゅう散水する訳ではないから、やはり山小屋優

先にせざるを得ないのかなー・・・と悩んでみたり。

          撮影に失敗、チャージャー・コントローラーの一部

                  昔々のACインバーター

             ハウス内のイチゴに花がきました

    


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