食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『虚偽の国 JAPANⅡ』

2012年12月15日 18時52分02秒 | 日記

原発は国の認可事業だから電力会社は定められた条件や基準に準じて、プラント場

所の選定、機器の設計、製作を行い、安全審査を受け安全と認められた後に稼働開

始となる。国の基準を守らない原発は認可されないから、日本には安全ではない原発

はないことになる。ところが、稼働して数十年も経った今頃になって、活断層と思わしき

上に原発を作ったらしいと騒ぎになっている。活断層の調査は電力会社が実施し、安全

を確認するらしいが、最終確認は認可する国が行うことなる。そうでなければ、国は認可を

与えることはできない理屈になる。(私は国の認可なんて信頼していないが一般論として)

もし、国の認可は形式上のものだけとするなら、電力会社がいい加減な調査、若しくは『活

断層か否か微妙』な結果が出た場合に『活断層はない』と報告すればいいことになる。例

は悪いが『泥棒に鍵を作らせる』ようなものなのか。大飯原発、東通原発は今、生板の鯉

態にある。もし、これが活断層となれば、国の審査なんて安全のための何のガードにもな

ていないことを露呈することになる。

電力会社は確かに国の認可を貰っているのではないか。廃炉が決定したら認可した国はど

う責任をとるのだろうか。確か、廃炉費用は退職金引当金のように準備しておく決まりになっ

ているはずだが、報道では不十分と言っていたし、電力会社に責任があるのではなさそうだ

から国が廃炉費用を負担する・・・・『おっとっと・・Wait a moment それは国が責任を取るの

はなく、国民に責任を転嫁してないか』

認可した国、行政府の担当一族がどのような責任を取るのか?。つまり、ここがJAPANだ。うま

いシステムが作られていて結局は誰も責任を取らないで、うやむやにして国費を充てる作戦な

のだ。国費だから税金ではないと平気で説明する奴らばかりでして。

このニュースを観て思い出した。島根原発も以前から活断層云々と騒いでいる。日本の国に活

断層のない場所なんて本当にあるのか疑問は増すばかり。福島原発を経験しても未だ懲りな

い、もう1~2回のシビア事故でこっぴどく痛めつけられないと分からないらしい。

『賢者は歴史に学び、愚者は経験で学ぶ』ところが『経験しても学べない』から愚者を超越して

すな。


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