食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『炎上』

2012年11月06日 18時16分31秒 | 日記

最近、ちょこちょこと炎上なる言葉を聞いたり、目にしたりする。見出しや表題に『炎上』と

書かれていると、何処かで火事でもあり、そのニュースかなと思ってしまう。この現象が起

こり易いのはツイッターの世界が多いらしいのだが、私は登録をしてはみたが、人見知り

するタイプなので不特定多数の人と関わることは得意ではないから一度も呟いたことはな

い。今朝のTVでやっていたのは『女子大生が老人の居眠り姿を写メし、それをツイートし

たら、反発の嵐となり炎上』と言うものだった。軽々に他人の写真を投稿することに対して、

その女子大生の周辺を探り本人を特定、就職内定先まで見つけて取り消し運動にまで発

展したというから、人として許される範囲の基準が個々の判断に委ねられている世界なら

ではのことかも知れない。

善悪の裁定をするつもりはないが、どの世界でもやり過ぎになると犯罪と変わらなくなるか

ら、大人の知恵が求められるのだと思う。かと言って、悪いことばかりではないし大半のユー

ザーは、そのメリットを十分に活用したり、楽しんだりしているから便利なツールに違いない。

ここ八雲町で開催された国際演劇祭の際に、誰かが主会場の劇場はsoftbankの携帯が繋

がらないとツイートしたら、たまたまかどうか知らないが孫社長が知ることになり、直ぐ対応を

とるようにと指示があったと聞いた。

ソフトバンクは所謂プラチナバンドの割り当てをされてなかったから、特に田舎では飛びが悪

くアンテナの立たない場所が多い。私は普段、携帯は使わないが町内では、山に一人仕事

に行く時と先述の場所、そして炭小屋周辺のために購入したのに、炭小屋周辺も通話不能

何のために買ったのか?その点、AUとドコモは先行していた分、優位な位置にありほぼ全

域で使用可能だ。

話が逸れてしまったが、一般の人はネットではニックネームやハンドルネームを使うから、投稿

やツイートに対する責任感が薄くなるということは考えられないだろうか。この世界が怖いの

は、『ほんの些細と思ったこと』これが他人には『重大問題』に映り一瞬にして周知の事実とな

ることだ。日本人は行動のとり方は上手ではないかも知れないが、人を思いやる心は世界の

どの国の人にも負けないと思っている。

他人への思慮が足らない言動を叩き潰すだけではなく、助言したり時には諌めたりするのが、

本のネットの世界であって欲しいものだ。


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