所用があり、夫の母、夫、私の3人で銀座に行ってきた。
夫の母を交えて、昼御飯を食べるということで、必然的に和食ということになり、選んだのが、このお店。
「銀座さの」である。
場所は「パリの朝市」の地下。歌舞伎座からも近い。
以前(といっても、かなり昔、地下もパリの朝市だったような気がするのだが、記憶違いだろうか。
店内は、白木のカウンター席、テーブル席2つ、小上がりの座敷席(半個室)と、こじんまりした感じ。
席は、個室が取れず、テーブル席となり、お料理は、折角なので、昼のおまかせコースにしてみた。
先付 じゅんさい、はす芋、なんたらのにこごり。
冷たい出汁が、喉に心地いい。
椀物 あわ麩、焼鱒、茶豆のすり流し
お造り コチ 雲丹、花咲ききゅうり
コチがこんなに美味しいとは。今度、魚屋さんで見かけたことがあるけれど、
その異形(?)に恐れをなして、手を出したことがなかった。
今度、是非、さばいて貰って買って帰ろう。
焼き物 すずき、帆立貝のつけ焼き、新丸十(さつまいも) 新蓮根
冷たい煮物 茄子煮卸し、オクラ、車えび、茗荷
食事 お釜で炊いた鰻の炊き込みご飯、水菜・葱・なめこのお吸い物、漬物
甘味 わらび餅
控えめな甘さの餡子入り。
どの品も、出汁が効いた薄味で、京都出身の私には、嬉しい限り。
器も素敵で、目にも、下にも、喉にも、快い品々だった。
外では、量を食べない母も、美味しい、美味しいと言いながら、苦手な食材以外、全部平らげた。
めでたし、めでたし。
量的には、女性に程よい量なのかもしれない。
なぜなら、夫は、鰻御飯をおかわりしたので…。
難点は、殆どが、女性客で、話し声が大きく、
更には、地下のせいか、その声が、より大きく聞こえて、私のナーバス耳には、キツイこと。
お昼のみの「点心弁当」もかなり美味しそうだったので、
次の機会には、小上がりの個室&点心弁当の「一会」にしようと思う。
いずれにしても、前回の銀座リベンジは完全に果たした気分だ。
〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-2
銀座伊勢太ビルB1
銀座さの
03-3541-5171
追記
後で調べたら、女性誌GINZA5月号に紹介されていたらしい。
どおりで、女性客が多かった訳だ。
記事に関係するトラックバックは歓迎しております。
コメントを頂くのはとても嬉しく、全部読ませて頂いています。
ただ、私のキャパシティの都合上、あえてお返事は書いておりません。どうぞ、御理解ください。