なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

銀座 さの

2008-08-02 | 美味しいもの大好き

所用があり、夫の母、夫、私の3人で銀座に行ってきた。
夫の母を交えて、昼御飯を食べるということで、必然的に和食ということになり、選んだのが、このお店。
「銀座さの」である。
場所は「パリの朝市」の地下。歌舞伎座からも近い。
以前(といっても、かなり昔、地下もパリの朝市だったような気がするのだが、記憶違いだろうか。
店内は、白木のカウンター席、テーブル席2つ、小上がりの座敷席(半個室)と、こじんまりした感じ。
席は、個室が取れず、テーブル席となり、お料理は、折角なので、昼のおまかせコースにしてみた。

先付 じゅんさい、はす芋、なんたらのにこごり。
冷たい出汁が、喉に心地いい。

椀物  あわ麩、焼鱒、茶豆のすり流し
 

お造り コチ 雲丹、花咲ききゅうり 
 
コチがこんなに美味しいとは。今度、魚屋さんで見かけたことがあるけれど、
その異形(?)に恐れをなして、手を出したことがなかった。
今度、是非、さばいて貰って買って帰ろう。

焼き物 すずき、帆立貝のつけ焼き、新丸十(さつまいも) 新蓮根 


冷たい煮物  茄子煮卸し、オクラ、車えび、茗荷


食事 お釜で炊いた鰻の炊き込みご飯、水菜・葱・なめこのお吸い物、漬物 


甘味 わらび餅 
 控えめな甘さの餡子入り。

どの品も、出汁が効いた薄味で、京都出身の私には、嬉しい限り。
器も素敵で、目にも、下にも、喉にも、快い品々だった。
外では、量を食べない母も、美味しい、美味しいと言いながら、苦手な食材以外、全部平らげた。
めでたし、めでたし。
量的には、女性に程よい量なのかもしれない。
なぜなら、夫は、鰻御飯をおかわりしたので…。

難点は、殆どが、女性客で、話し声が大きく、
更には、地下のせいか、その声が、より大きく聞こえて、私のナーバス耳には、キツイこと。
お昼のみの「点心弁当」もかなり美味しそうだったので、
次の機会には、小上がりの個室&点心弁当の「一会」にしようと思う。
いずれにしても、前回の銀座リベンジは完全に果たした気分だ。


〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-2 
銀座伊勢太ビルB1
銀座さの
03-3541-5171

追記
後で調べたら、女性誌GINZA5月号に紹介されていたらしい。
どおりで、女性客が多かった訳だ。


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