前回、ブログを更新してから、ずいぶん時間が過ぎてしまった。
8月の初旬頃から、仕事をしながら、転職活動をしていた。
求人情報を探し、その会社に向けて、履歴書と職務経歴書を作り、書類応募する。
書類応募に通ると、面接に行かねばならない。面接準備もいる。
新卒で就職活動をした時、そして、30歳過ぎで転職をした時には、当然のごとくやっていた当たり前のこと。
しかし、長く生きてきた分、書く内容も多いし、面接でしゃべる内容も多い。
つまりは、「これは言わねば」=「覚えねば」と思うことも多い訳で、時間がかかる。
そして、緊張も続く。
そして、なぜか毎日が慌しい。
つくづく思ったのは、時間のやりくりが難しいということ。
そういえば、私は、今まで、働きながら、転職活動をしたことはなかった。
キャリア募集で、オファ待ちの活動なら、融通も利くのだろうが、私はそういう身分ではない。
正社員でないもののフルタイムで働いていると、いや、正社員ではない分、本当に自由がきかない。
つまりは、ちょっと抜け出したりは出来ないし、理由を作るのが難しくて、なかなか休めないのだ。
「今の仕事を辞めよう。その方が、後悔のない転職活動が出来る」
その時は、本当に元気で、もとの企画職に戻ることを考えていた。
広告代理店の転職エイジェンシーにも出掛けた。
門前払いを食うか思ったが、長く正社員で企画職を続けてきたおかげか、その場で、数件の求人案件を提示しされる。
しかし、ここで、深く悩む、悩む。
そうだった。その募集条件には、しっかり書かれている。
「残業時間、40時間~80時間」
広告代理店にいた時、月、何時間程、時間外労働をしていたのだろうか。
ざっと計算してみる。
一日平均4時間として、月80時間。
プレゼン前日には、徹夜で企画書を作り、そのまま、プレに出て行ったこともあった。
土日に休日出勤をしていたことはざらだったし、正月や夏休み休暇中に撮影でスタジオにいたこともあった。
それらをプラスすると、月にどれぐらい働いていたのだろう。
そして、頭は、年中無休…。常に、「プランナー頭」だった。
今の私が、そんな、仕事に戻れるのだろうか。
そして、この先の人生を考えた時に、戻る意味があるのだろうか。
仕事をしながら、そして、仕事を辞めて、転職活動をして、数社の内定をもらった。
希望だったマーケティング職や、営業事務職等。
しかし、予想外に内定を貰った会社を断った日のこと。
その電話をし終わって、約30分後のこと。
「もう、動けない」と思う自分を発見する。
意外な展開…。
おーい!あの気力は、どこにいったのか!?
気がつけば、体重は38キロまで落ちていた。
即、心療内科、直行。
いきなり、抗うつ剤「トリプタノール」再開。
ずいぶん前に、そう、パキシルより前にお別れした薬なのに。
再び、叫ぶ。
「おーい!あの元気はどこへ言ったのか!?」
一年と数ヶ月、元気で毎日、働いていたじゃないか。
正社員で、再就職するのは、今が、年齢的に最後のチャンスだと思う。
しかし、身体と気持ちがついていかないこの現実。
いや、もともと、うつ病は完治していなかったという、当たり前過ぎる、この現実。
自分の急降下振りに、心の中で、悔し涙を流して、地団駄を踏む。
思いのままに進まぬ、我が人生。
手帳と名刺入れも新調したのにな…。
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コメントを頂くのはとても嬉しく、全部読ませて頂いています。
ただ、私のキャパシティの都合上、あえてお返事は書いておりません。どうぞ、御理解ください。
私はかる~いウツから復活して、現在働いてます。
完治した!と自分で思ってから一年以上してから、
ふと、「あの時は全然治ってなかったな」と思いました。
特に、転職なんて元気な人でさえ
ストレスになっちゃう一大事なんですから、
焦らずに、自分を大事にしながら
マイペースにいきましょうよ
私も今は、「仕事が楽しいし頑張りたい!」
と、思いつつ、残業が増えてきたので
心のどこかで「しんどいよお~」と
なっている気がするので、
セーブ、セーブと自分に言い聞かせてます。
なつさんは、本当に頑張っておられると思います!
今、元気が出ないのはしょうがない。
そのうち必ず元気になりますよ
(書かれていますが、コメントは必要ありませんので。お邪魔しました)
ブログ拝見しました。
色々あったようですね。
何も言えませんが、ゆっくり歩んで下さい。
いつまでもお待ちしています。
無理をしたら、あとあと辛いですし、もたないですし。
人間らしく働ける環境で(つまりプライベートの生活も十分楽しめて)正社員、社員として大切にされることは、当然なのに、今の日本では難しいことです。
社員でも若いうちに使うだけ使って・・・
毎日の仕事でも当然のようにパートの雇用形態で・・・
すごく仕事を選ばないと、上の条件(人間らしい勤務時間+正社員)が満たされないのです。
が、きっとめぐり会えると思いますよ。また違う分野で仕事をゆっくり探してみてください!
以前、私の妻も「うつ病」でパキシルを服用してるお話をしたと思いますが、薬を減らしたい!薬を飲まなくても生活できるようになりたい!と考えているようです。
薬漬けの生活に時々嫌気がさすようでして、そうした気持ちも解るのですが、薬を飲んでいれば明るく生活できるので、私としては一生つき合っていけば、いいじゃないかと話すのですが、理屈では解っていても気分的にイヤなようです。
私も、食道と胃の接合部分の奇形で、胃酸が食道に侵入しやすい為に、強い胸焼けや胃けいれん症状が頻繁に出ますので、胃酸を抑えるタケプロンという薬を毎日飲む生活ですから、お互いに一生薬漬けでも、それで元気ならいいじゃないかと話すのですが、彼女は納得できないようです。
7月頃、医師に相談して薬を1錠減らしてもらったのですが、その後、毎晩のように悪夢を見るようになりまして、ある日、私に対しても、些細な事で、ののしるような感情むき出し状態になり、泣きじゃくるので、台所で立ったまま泣き止むまで抱きしめておりました。
ひとしきり泣いておりましたら、急に素に戻り「ごめんなさい」と、ひとこと言い、翌日から薬を戻しました。
かつてのキャリアウーマンであった自分の事は忘れた方が良いと思います。
仕事をテキパキとこなしている自分に喜びを得ていたのでしょうが、その頃のなつさんが、果たして本当に幸せであったのかは何を大事に思うかで違うと思います。
今は、自分自身の安らぎや、ご主人との楽しい生活を求めることを優先される事が幸せにつながるのではないかと、僭越ながら思いました。
薬を飲む事を素直に受け入れて、決して焦らないようにね!
いまのなつさんの思い。ものすごく解る。
まさに私も急降下中だから。
急ぐ気持ちはなかったけれど知らず知らず焦っていたのかな。
また時をまとうと思います。
ゆっくり亀の歩みですよね。
以前、お話ししたと思いますが、我が妻もパキシル飲んでます。7月に薬を減らしたいという希望から医師の承諾の下、1錠減らしたのですが、毎晩悪夢を見るようになり、私へも泣いて怒ったりするので泣き止むまで抱きしめておりましたら、翌日から薬の量を元に戻しました。
私も、子供の頃から、月一で胃けいれんを起こす持病があり、10年前程に食堂に胃酸が侵入しやすい体質と判り、胃酸を減らす薬を飲む身ですので、お互いに一生、薬とはつき合っていかなければいけない体だねと妻には話しています。
薬を減らしたい気持ちは解りますが、薬と上手に、つき合っていく気持ちになる事も、ひとつの方法だと思います。
グウタラ生きる事を覚えてください。
そしてキャリアを捨ててゼロから出発してください。
結構何とかなるかもしれませんよ。
新しい職業で新しい自分を発見して、
楽しくなるかもしれませんよ。
光り輝く過去は捨て去ること。
とてもつらいことかもしれませんが、
生まれ変わってください。
なんてえらそうに言ってますが、
これは自分に向けた言葉でもあります。
フリーの専門職として小さな事務所を開き、
仕事が途切れなく入ってくるようになった矢先、
病気で余儀無く引退。悔しかったです。
でも今は無理せず夫との仲のいい生活が第一と
考え始めています。
自分の幸せ、精神の安定がとても大事。
お気楽に暮らす事を覚えるのが
今のなつさんには必要よ。
私も今「理由のわからない大波」に飲み込まれてます。
なつさんとはちょっと違いますが、体調が良くなったので「そろそろ仕事を始めよう!もしかしたら子供を持つことも夢じゃないかも!」と、調子に乗ってたら・・・
やはり変化に対する気持ちは、波を起こすのかも知れませんね。
でも、なつさんは1年数ヶ月働けてたんです!元気があったんです。
じっくり休んでください。
次は2年働くを目標に!!
そうです。私も自分に言い聞かせながらコレを書いています。
「寄り添いながら」の精神を教えてくれたなつさんを私はとても好きです。
思うように行かない人生。悔しい事の多い人生。
生きていくにはこれからも「選ぶ事」がたくさんあるんでしょうね。
少しづつ強くなって、どしっと構えて居られるようになりましょう!
大丈夫です。
大丈夫なんです。
味方はいます。
今回のことは縁がなかったんですよ。きっと・・
今の状況はこれから先にきっと役立つためにあるんでしょう。あせらず急がず、なつさんのペースで一歩一歩進みましょう